特定疾患(難病)関係
 (1)  特定疾患医療受給者証所持者数
 平成17年度末現在の特定疾患医療受給者証所持者数(表7の注)は565,848人で、「男」232,083人(41.0%)、「女」333,765人(59.0%)となっている。また、人口10万対でみると442.9となっており、疾患別では「(12)潰瘍性大腸炎」が66.9と最も高く、次いで「(20)パーキンソン病関連疾患」63.7となっている。(表7)

表7   特定疾患医療受給者証の所持者数

平成17年度末現在
  特定疾患医療受給者証所持者数 特定疾患
医療受給者証
所持者数
(人口10万対)
総数
総数
(%)
565 848 232 083 333 765 442.9
(100.0) (41.0) (59.0)  
(01) ベーチェット病 16 627 7 146 9 481 13.0
(02) 多発性硬化症 11 451 3 407 8 044 9.0
(03) 重症筋無力症 14 337 4 852 9 485 11.2
(04) 全身性エリテマトーデス 53 409 5 537 47 872 41.8
(05) スモン 1 996 470 1 526 1.6
(06) 再生不良性貧血 8 997 3 648 5 349 7.0
(07) サルコイドーシス 17 900 5 027 12 873 14.0
(08) 筋萎縮性側索硬化症 7 302 4 236 3 066 5.7
(09) 強皮症、皮膚筋炎及び多発性筋炎 34 592 6 280 28 312 27.1
(10) 特発性血小板減少性紫斑病 23 971 7 214 16 757 18.8
(11) 結節性動脈周囲炎 4 653 1 970 2 683 3.6
(12) 潰瘍性大腸炎 85 453 45 037 40 416 66.9
(13) 大動脈炎症候群 5 269 448 4 821 4.1
(14) ビュルガー病 8 371 7 334 1 037 6.6
(15) 天疱瘡 3 695 1 469 2 226 2.9
(16) 脊髄小脳変性症 19 085 9 378 9 707 14.9
(17) クローン病 24 396 16 994 7 402 19.1
(18) 難治性の肝炎のうちの劇症肝炎 263 149 114 0.2
(19) 悪性関節リウマチ 5 345 1 457 3 888 4.2
(20) パーキンソン病関連疾患(進行性核上性麻痺、
大脳皮質基底核変性症、パーキンソン病)
81 351 32 861 48 490 63.7
(21) アミロイドーシス 1 078 501 577 0.8
(22) 後縦靭帯骨化症 23 393 15 470 7 923 18.3
(23) ハンチントン病 688 318 370 0.5
(24) モヤモヤ病(ウィリス動脈輪閉塞症) 10 812 3 651 7 161 8.5
(25) ウェゲナー肉芽腫症 1 190 546 644 0.9
(26) 特発性拡張型(うっ血型)心筋症 18 771 13 971 4 800 14.7
(27) 多系統萎縮症(線条体黒質変性症、オリーブ橋
小脳萎縮症、シャイ・ドレーガー症候群)
9 309 4 794 4 515 7.3
(28) 表皮水疱症(接合部型及び栄養障害型) 323 141 182 0.3
(29) 膿疱性乾癬 1 468 752 716 1.1
(30) 広範脊柱管狭窄症 2 758 1 896 862 2.2
(31) 原発性胆汁性肝硬変 14 014 1 640 12 374 11.0
(32) 重症急性膵炎 1 094 745 349 0.9
(33) 特発性大腿骨頭壊死症 11 166 6 620 4 546 8.7
(34) 混合性結合組織病 7 508 592 6 916 5.9
(35) 原発性免疫不全症候群 1 067 704 363 0.8
(36) 特発性間質性肺炎 4 396 2 815 1 581 3.4
(37) 網膜色素変性症 23 404 9 893 13 511 18.3
(38) プリオン病 321 116 205 0.3
(39) 原発性肺高血圧症 853 257 596 0.7
(40) 神経線維腫症 2 123 950 1 173 1.7
(41) 亜急性硬化性全脳炎 97 49 48 0.1
(42) バッド・キアリ(Budd-Chiari)症候群 234 127 107 0.2
(43) 特発性慢性肺血栓塞栓症(肺高血圧型) 711 195 516 0.6
(44) ライソゾーム病(ファブリー〔Fabry〕病含む。) 459 283 176 0.4
(45) 副腎白質ジストロフィー 148 143 5 0.1
注:  特定疾患医療受給者証は、特定疾患治療研究事業の対象者(軽快者を除く。)として認定された者に交付される。

 (2)  特定疾患登録者証所持者数
 平成17年度末現在の特定疾患登録者証所持者数(表8の注)は26,911人で、「男」9,649人(35.9%)、「女」17,262人(64.1%)となっている。また、人口10万対でみると21.1となっており、疾患別では「(07)特発性血小板減少性紫斑病」が5.0と最も高く、次いで「(05)サルコイドーシス」4.0となっている。(表8)

表8   特定疾患登録者証の所持者数

平成17年度末現在
  特定疾患登録者証所持者数 特定疾患
登録者証
所持者数
(人口10万対)
総数
総数
(%)
26 911 9 649 17 262 21.1
(100.0) (35.9) (64.1)  
(01) ベーチェット病 1 146 379 767 0.9
(02) 重症筋無力症 877 239 638 0.7
(03) 全身性エリテマトーデス 1 858 151 1 707 1.5
(04) 再生不良性貧血 1 825 748 1 077 1.4
(05) サルコイドーシス 5 158 1 653 3 505 4.0
(06) 強皮症、皮膚筋炎及び多発性筋炎 772 170 602 0.6
(07) 特発性血小板減少性紫斑病 6 422 1 883 4 539 5.0
(08) 結節性動脈周囲炎 147 61 86 0.1
(09) 潰瘍性大腸炎 4 492 2 077 2 415 3.5
(10) 大動脈炎症候群 328 65 263 0.3
(11) ビュルガー病 349 303 46 0.3
(12) 天疱瘡 199 87 112 0.2
(13) クローン病 891 540 351 0.7
(14) 悪性関節リウマチ 67 13 54 0.1
(15) ウェゲナー肉芽腫症 64 27 37 0.1
(16) 膿疱性乾癬 28 7 21 0.0
(17) 特発性大腿骨頭壊死症 2 058 1 212 846 1.6
(18) 混合性結合組織病 211 20 191 0.2
(19) バッド・キアリ(Budd-Chiari)症候群 19 14 5 0.0
注:  特定疾患登録者証は、特定疾患治療研究事業の対象者で、軽快者として認定された者に交付される。

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