2 基本健康診査
(1)基本健康診査の実施状況
平成19年度の基本健康診査の受診者は約1344万人で、受診率は42.6%となっている(表2、図1)。
表2 基本健康診査の実施状況
注:1) 「基本健康診査受診者数」については、「III用語の解説」参照。 :2) 受診率=(受診者数/対象者数)×100 |
図1 基本健康診査受診率の年次推移
(2)基本健康診査における性・年齢階級別実施状況
基本健康診査における受診者は「男」約470万3千人、「女」約873万6千人となっている(表3)。
性・年齢階級別に指導区分「要医療」の構成割合をみると、「男」では「50〜59歳」から、「女」では「65〜69歳」から5割を超えており、「男」では「70〜74歳」から、「女」では「75歳以上」で6割を超えている(図2)。
表3 性・年齢階級別にみた基本健康診査における受診者の状況
(単位:人) | 平成19(2007)年度 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
図2 性・年齢階級別にみた基本健康診査における指導区分別構成割合
平成19(2007)年度 |
(3)基本健康診査における喫煙状況
平成19年度の基本健康診査受診者の喫煙率は、「男」27.7%、「女」6.0%となっている。
喫煙率を性・年齢階級別でみると、「男」「女」とも年齢が高くなるに従い低くなっているが、「男」の「20本未満」はほぼ横ばいとなっている。(図3)
喫煙率を都道府県別でみると、「男」は「山梨」「石川」「山形」で高く、「広島」「山口」「島根」で低くなっている。一方、「女」は「北海道」「大阪」「東京」で高く、「鹿児島」「島根」「広島」で低くなっている。(図4)
注:喫煙率=(吸っている者数/基本健康診査受診者数)×100
図3 性・年齢階級別にみた基本健康診査における受診者の喫煙率
平成19(2007)年度 |
図4 性・都道府県別にみた基本健康診査における受診者の喫煙率
平成19(2007)年度 |