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7.老後の生活設計



 老後の生活設計についての主要回答をみると、「公的年金」が45.0%で最も高く、次いで「自分で働く」が16.6%、「特に考えていない」が13.0%となっている。
 保険料納付状況別にみると、納付者は「公的年金」が55.0%で半数を超えているのに対し、未納者、免除者で「公的年金」は、それぞれ18.6%、29.7%と納付者に比べ低く、代わって「自分で働く」の割合が高く、それぞれ23.3%、22.6%となっている。また、未納者の「個人年金」の割合は8.4%で、納付者、免除者に比べて高い。さらに、老後の生活設計について「特に考えていない」は納付者が9.2%と1割を下回っているのに対し、未納者、免除者においてはそれぞれ22.6%、19.0%となっている。


保険料納付状況別老後の生活設計(主要回答)

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保険料納付状況別老後の生活設計(主要回答)の表


 老後の生活設計についての複数回答をみると、「公的年金」が55.4%で最も高く、次いで「自分で働く」が28.9%、「特に考えていない」が20.4%となっている。
 保険料納付状況別にみると、「公的年金」は納付者で67.3%と7割近く、未納者は24.0%となっている。
なお、免除者では「公的年金」は37.3%となっており、納付者と比べては低いものの、4割に近い割合となっている。


保険料納付状況別老後の生活設計(複数回答)

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保険料納付状況別老後の生活設計(複数回答)の表


 年齢階級別にみると、「公的年金」は、年齢が高くなるにつれ高くなる傾向にあり、55〜59歳においては主要回答で65.3%、複数回答で74.5%となっている。一方、「特に考えていない」は、年齢が高くなるにつれ低くなる傾向にある。
 また、「個人年金」、「貯蓄の取り崩し」及び「自分で働く」は、30歳台を山として年齢が高くなるにつれ低減する傾向にある。


年齢階級別老後の生活設計(主要回答・総数)

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年齢階級別老後の生活設計(主要回答・総数)の表


年齢階級別老後の生活設計(複数回答・総数)

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年齢階級別老後の生活設計(複数回答・総数)の表


年齢階級別老後の生活設計(主要回答・未納者)

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年齢階級別老後の生活設計(主要回答・未納者)の表


年齢階級別老後の生活設計(主要回答・未納者)

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年齢階級別老後の生活設計(主要回答・未納者)の表

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