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11月の主要変更点(概観部分)

一般経済の動向

10月  月例 11月  月例

 景気は、東日本大震災の影響により依然として厳しい状況にあるなかで、引き続き持ち直しているものの、そのテンポは緩やかになっている

  • 生産は、持ち直しているものの、そのテンポは緩やかになっている。輸出は、横ばいとなっている。
  • 企業収益は、減少している。設備投資は、下げ止まりつつある。
  • 企業の業況判断は、改善している。ただし、中小企業においては先行きに慎重な見方となっている。
  • 雇用情勢は、持ち直しの動きもみられるものの、東日本大震災の影響もあり依然として厳しい。
  • 個人消費は、おおむね横ばいとなっている。
  • 物価の動向を総合してみると、緩やかなデフレ状況にある。

 先行きについては、サプライチェーンの立て直しや各種の政策効果などを背景に、景気の持ち直し傾向が続くことが期待される。ただし、電力供給の制約や原子力災害の影響に加え、回復力の弱まっている海外景気下振れた場合や為替レート・株価の変動等によっては、景気が下振れするリスクが存在する。また、デフレの影響や、雇用情勢の悪化懸念が依然残っていることにも注意が必要である。

 景気は、東日本大震災の影響により依然として厳しい状況にあるなかで、緩やかに持ち直している。

  • 生産は、緩やかに持ち直している。輸出は、横ばいとなっている。
  • 企業収益は、減少している。設備投資は、下げ止まりつつあるものの、このところ弱い動きもみられる
  • 企業の業況判断は、改善している。ただし、中小企業においては先行きに慎重な見方となっている。
  • 雇用情勢は、持ち直しの動きもみられるものの、東日本大震災の影響もあり依然として厳しい。
  • 個人消費は、おおむね横ばいとなっている。
  • 物価の動向を総合してみると、緩やかなデフレ状況にある。

 先行きについては、サプライチェーンの立て直しや各種の政策効果などを背景に、景気の持ち直し傾向が続くことが期待される。ただし、電力供給の制約や原子力災害の影響に加え、欧州の政府債務危機などを背景とした海外景気下振れや為替レート・株価の変動、タイの洪水の影響等によっては、景気が下振れするリスクが存在する。また、デフレの影響や、雇用情勢の悪化懸念が依然残っていることにも注意が必要である。

個別項目の判断

  10月  月例 11月  月例
設備投資 下げ止まりつつある。 下げ止まりつつあるものの、このところ弱い動きもみられる
公共投資 このところ底堅い動きとなっている。 平成23年度補正予算の効果もあり、このところ底堅い動きとなっている。
生産 持ち直しているものの、そのテンポは緩やかになっている 緩やかに持ち直している。
倒産件数 おおむね横ばいとなっている 緩やかに減少している
国内企業物価 横ばいとなっている 緩やかに下落している
消費者物価 前月比では横ばいとなっているが、前年比では下落が続いている 緩やかに下落している

(注)下線部は、先月から変更した部分。

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