ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 雇用・労働 > 労使関係 > 労働経済統計資料 > 平成23年8月 月例労働経済報告 > 8月の主要変更点(概観部分)

8月の主要変更点(概観部分)

一般経済の動向

7月  月例 8月  月例

 景気は、東日本大震災の影響により依然として厳しい状況にあるなかで、このところ上向きの動きがみられる

  • 生産は、東日本大震災の影響により減少していたが、上向きの動きがみられる。輸出は、上向きの動きがみられる。
  • 企業収益は、増勢が鈍化している。設備投資は、下げ止まりつつある。
  • 企業の業況判断は、東日本大震災の影響による厳しさが残るなど、慎重さがみられる。
  • 雇用情勢は、東日本大震災の影響により、このところ持ち直しの動きに足踏みがみられ、依然として厳しい。
  • 個人消費は、下げ止まっている
  • 物価の動向を総合してみると、緩やかなデフレ状況にある。

 先行きについては、サプライチェーン立て直しが進み、生産活動が回復していくのに伴い、海外経済の緩やかな回復や各種の政策効果などを背景に、景気が持ち直していくことが期待される。ただし、電力供給の制約や原子力災害及び原油高の影響に加え、海外経済の回復がさらに緩やかになること等により、景気が下振れするリスクが存在する。また、デフレの影響や、雇用情勢の悪化懸念が依然残っていることにも注意が必要である。

 景気は、東日本大震災の影響により依然として厳しい状況にあるものの、持ち直している

  • 生産は、サプライチェーンの立て直しにより、持ち直している。輸出は、持ち直しの動きがみられる。
  • 企業収益は、増勢が鈍化している。設備投資は、下げ止まりつつある。
  • 企業の業況判断は、東日本大震災の影響による厳しさが残るなど、慎重さがみられる。
  • 雇用情勢は、東日本大震災の影響により、このところ持ち直しの動きに足踏みがみられ、依然として厳しい。
  • 個人消費は、持ち直しの動きがみられる
  • 物価の動向を総合してみると、緩やかなデフレ状況にある。

 先行きについては、サプライチェーン立て直し、海外経済の緩やかな回復や各種の政策効果などを背景に、景気の持ち直し傾向が続くことが期待される。ただし、電力供給の制約や原子力災害の影響、海外景気の下振れ懸念に加え、為替レート・株価の変動等によっては、景気が下振れするリスクが存在する。また、デフレの影響や、雇用情勢の悪化懸念が依然残っていることにも注意が必要である。

個別項目の判断

  7月  月例 8月  月例
個人消費 下げ止まっている 持ち直しの動きがみられる
住宅建設 東日本大震災の影響もあり、弱い動きがみられる 下げ止まっている
輸出 上向きの動きがみられる。 持ち直しの動きがみられる。
生産 東日本大震災の影響により減少していたが、上向きの動きがみられる サプライチェーンの立て直しにより、持ち直している

(注)下線部は、先月から変更した部分。

ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 雇用・労働 > 労使関係 > 労働経済統計資料 > 平成23年8月 月例労働経済報告 > 8月の主要変更点(概観部分)

ページの先頭へ戻る