9月の主要変更点(概観部分)
一般経済の動向
8月 月例 | 9月 月例 |
景気は、厳しい状況にあるものの、このところ持ち直しの動きがみられる。 ・ 輸出、生産は、持ち直している。 ・ 企業収益は、極めて大幅に減少している。設備投資は、大幅に減少している。 ・ 雇用情勢は、急速に悪化しており、厳しい状況にある。 ・ 個人消費は、このところ持ち直しの動きがみられる。 先行きについては、当面、雇用情勢が悪化するなかで、厳しい状況が続くとみられるものの、在庫調整の一巡や経済対策の効果に加え、対外経済環境の改善により、景気は持ち直しに向かうことが期待される。一方、生産活動が極めて低い水準にあることなどから、雇用情勢の一層の悪化が懸念される。加えて、世界的な金融危機の影響や世界景気の下振れ懸念など、景気を下押しするリスクが存在することに留意する必要がある。 |
景気は、失業率が過去最高水準となるなど厳しい状況にあるものの、このところ持ち直しの動きがみられる。 ・ 輸出、生産は、持ち直している。 ・ 企業収益は、大幅な減少が続いているが、そのテンポは緩やかになっている。設備投資は、減少している。 ・ 雇用情勢は、一段と厳しさを増している。 ・ 個人消費は、このところ持ち直しの動きがみられる。 先行きについては、当面、雇用情勢が悪化するなかで、厳しい状況が続くとみられるものの、在庫調整の一巡や経済対策の効果に加え、対外経済環境の改善により、景気は持ち直しに向かうことが期待される。一方、生産活動が極めて低い水準にあることなどから、雇用情勢の一層の悪化が懸念される。加えて、世界的な金融危機の影響や世界景気の下振れ懸念など、景気を下押しするリスクが存在することに留意する必要がある。 |
個別項目の判断
8月月例 | 9月月例 | |
設備投資 | 大幅に減少している。 | 減少している。 |
住宅建設 | 減少している。 | 緩やかに減少している。 |
貿易・サービス収支 | 貿易・サービス収支は、黒字へと転じた。 | 貿易・サービス収支の黒字は、増加している。 |
企業収益 | 極めて大幅に減少している。 | 大幅な減少が続いているが、そのテンポは緩やかになっている。 |
雇用情勢 | 急速に悪化しており、厳しい状況にある。 | 一段と厳しさを増している。 |
国内企業物価 | 緩やかに下落している。 | 横ばいとなっている。 |
(注)下線部は先月から変更した部分。