2月の主要変更点(概観部分)

一般経済の動向

1月  月例 2月  月例

景気は、一部に弱さがみられるものの、回復している。

・ 企業収益は、改善に足踏みがみられる。設備投資は、緩やかに増加している。

・ 雇用情勢は、厳しさが残るなかで、このところ改善に足踏みがみられる。

・ 個人消費は、おおむね横ばいとなっている。

・ 住宅建設は、持ち直しの動きがみられるものの、依然として低い水準にある。

・ 輸出は、増加している。生産は、緩やかに増加している。

先行きについては、企業部門が底堅く推移し、景気回復が続くと期待される。一方、サブプライム住宅ローン問題を背景とするアメリカ経済の下振れリスクや金融資本市場の変動、原油価格の動向が内外経済に与える影響等には留意する必要がある。

景気は、このところ回復が緩やかになっている。

・ 企業収益は、改善に足踏みがみられる。設備投資は、緩やかに増加している。

・ 雇用情勢は、厳しさが残るなかで、改善に足踏みがみられる。

・ 個人消費は、おおむね横ばいとなっている。

・ 住宅建設は、持ち直しの動きがみられるものの、依然として低い水準にある。

・ 輸出は、緩やかに増加している。生産は、増勢が鈍化している。

先行きについては、設備投資や輸出が増加基調で推移し、緩やかな景気回復が続くと期待される。ただし、サブプライム住宅ローン問題を背景とするアメリカ経済の減速や金融資本市場の変動、原油価格の動向等から、景気の下振れリスクが高まっていることに留意する必要がある。


個別項目の判断

  1月月例 2月月例
輸出 増加している。 緩やかに増加している。
貿易・サービス収支の黒字 増加している。 減少している。
生産 緩やかに増加している。 増勢が鈍化している。
雇用情勢 厳しさが残るなかで、このところ改善に足踏みがみられる。 厳しさが残るなかで、改善に足踏みがみられる。
消費者物価 このところ石油製品を中心に上昇しているが、基調としては横ばいとなっている。 このところ石油製品を中心に上昇しているが、基調としてはわずかな上昇にとどまっている。

(注)下線部は先月から変更した部分。


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