賃金階級別の労働者の分布をみると、年齢計では、男は２０万円台未満が１３．３％（前年１２．１％ ）、２０万円台が３５．９％（ 同 ３５．６％）、３０万円台が２５．２％（ 同２５．８％）、４０万円台が１３．３％（ 同 １３．８％）となっている。
女は、 ２０万円未満が４７．１％（ 前年４７．９％ ）、２０万円台が３８．９％（ 同３８．６％）となっている（第１０表）。
学歴別に賃金の散らばりをみると、 男女とも学歴が高くなるほど賃金の散らばりは大きくなっている（第１１図、付表６）。
| （注）１） | 分位数とは、分布の形を示す値である。具体的には、全労働者を賃金の低い者から高い者へと一列に並べて、全労働者の所定の何等分目かに位置する者の値である。図示すれば下図のとおりである。 | ||||
| ○ 第１・十分位数 …… 十等分し、低い方から最初の節の者の賃金 |  | ||||
| ○ 第１・四分位数 …… 四等分し、低い方から最初の節の者の賃金 |  | ||||
| ○ 中位数 …… 二等分した節の者の賃金 |  | ||||
| ○ 第３・四分位数……四等分し、高い方から最初の節の者の賃金 |  | ||||
| ○ 第９・十分位数……十等分し、高い方から最初の節の者の賃金 |  | ||||
| ２） | 分散係数とは、次の算式により計算された数値をいう。その値が小さいほど分布の広がりの程度が小さいことを示す。 | ||||
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