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日中食品安全推進イニシアチブ第六回実務者レベル協議及び現地調査の結果について

1.日中食品安全推進イニシアチブ第六回実務者レベル協議の開催等

 2013年9月23〜27日に第六回実務者レベル協議及び現地調査を行いました。

2.開催日程等

  • 2013年9月23日:実務者レベル協議(福建省)
  • 2013年9月24日〜27日:現地調査(福建省・山東省)

3.概要等

(1)実務者レベル協議では、主に双方の関心事項について意見交換を行いました。

 日本側関心事項である、落花生のアフラトキシン、二枚貝の残留農薬及び貝毒、並びに、アスパラガス、ウーロン茶、えだまめ、にんじん及びごまの残留農薬について、日本側は中国側の対応を聴取し、引き続き対策を要求しました。これに対し、中国側は、ウーロン茶のフィプロニルについて、引き続き管理を徹底するとともに、基準値見直しを要請するとしました。
 中国側関心事項である中国産冷凍及び冷凍調理ほうれんそうの輸入検査緩和について、今後とも引き続き協力と情報交換を継続していくこととしました。また、中国側は対日輸出中国産食品に関する検査命令の解除要件を緩和するよう要請し、日本側は解除要件の考え方について説明しました。

 また、対中国輸出水産食品の証明書発行について、日本側は中国側の要請どおり、権限を有する行政機関で証明書を発行することとする旨の説明を行い、中国側に対し、今後、中国側で行われる証明書発行機関の登録業務等の円滑な実施について協力を要請しました。

 さらに、日本側は中国側に対し、東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質汚染に係る最新データを提供するとともに、中国側での輸入規制の見直しを要請しました。

 今後とも、日中両国で輸入される食品等の安全分野における交流及び協力を更に推進することで一致しました。

(2)対日輸出ウーロン茶及び落花生関連施設に対し現地調査を実施しました。

 施設側より会社概要、施設における衛生管理体制について説明を受けるとともに、農場及び製造ラインの調査を実施し、中国側での衛生管理手法等に関して協議を行いました。

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