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日中食品安全推進イニシアチブ第五回実務者レベル協議の結果について

1.日中食品安全推進イニシアチブ第五回実務者レベル協議の開催

 2013年6月18日に第五回実務者レベル協議を行いました。

2.開催日程等

  •  2013年6月18日:実務者レベル協議(東京)

3.概要等

 実務者レベル協議では、主に双方の関心事項について意見交換を行いました。

 日本側関心事項である、落花生のアフラトキシン、二枚貝の残留農薬及び貝毒、並びに、アスパラガス、ウーロン茶、にんじん及びごまの残留農薬について、日本側は中国側の対応を聴取し、引き続き対策を要求しました。これに対し、中国側は、ウーロン茶のフィプロニル及びアスパラガスのアメトリンについて、引き続き管理を徹底するとともに、基準値の見直し要請を検討するとしました。
 中国側関心事項である中国産冷凍及び冷凍調理ホウレンソウの輸入検査緩和について、今後とも引き続き協力を継続していくこととしました。また、中国側は対日輸出中国産食品に関する検査命令の解除要件を緩和するよう要請し、日本側は解除要件の考え方について説明しました。

 また、中国側から中国の法令に基づき、対中国輸出水産食品の衛生証明書発行機関を登録検査機関から権限を有する行政機関に変更するよう要請があり、日本側からは体制整備等について中国側に提示することとしました。

 さらに、中国側から、東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質汚染に係る情報の提供を引き続き行うよう要請があり、日本側からは最新のデータに基づく中国側での輸入規制の見直しを要請しました。

 今後とも、日中両国で輸入される食品等の安全分野における交流及び協力を更に推進することで一致しました。

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