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日中食品安全推進イニシアチブ第四回実務者レベル協議及び現地調査の結果について

1.日中食品安全推進イニシアチブ第四回実務者レベル協議の経緯

 2011年11月12日の第二回閣僚級会議にて策定された計画に基づき、2012年11月26、27日に第四回実務者レベル協議及び現地調査を行いました。

2.開催日程等

  •  (1) 2012年11月26日:実務者レベル協議(東京)
  •  (2) 2012年11月27日:現地調査(静岡)

3.概要等

 (1) 実務者レベル協議では、主に双方の関心事項について意見交換を行いました。

 日本側からは、落花生等のアフラトキシン、二枚貝の残留農薬及び麻痺性貝毒、アスパラガス及びネギの残留農薬、鶏肉の動物用医薬品及び本年度モニタリング検査にて違反になった事例について中国側の対応を聴取し、引き続き改善対策を要求するとともに、冷凍食品の微生物に関する違反事例情報や器具等の違反事例情報の中国側の政府機関及び関係企業との情報共有について再度確認しました。また、中国側関心事項について、中国産冷凍調理ほうれんそうの輸入自粛解除、冷凍ほうれんそうの輸出企業の追加について既に対応済みであること、中国産ヤマモモのモニタリング検査強化及び豚肉の検査命令が解除済みであることを日本側から説明しました。
 さらに、対中輸出水産物の証明書様式の改正の対応の確認、及び証明書発行機関の追加に関して中国側から引き続き検討中である旨の説明がありました。

 中国側からは、東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質汚染に係る最新情報の提供、中国産食品の検査命令対象品目及び検査強化品目に係る最新情報の提供の要請がありました。これに対し日本側よりそれぞれについて最新情報を提供しました。なお、対中輸出食品に関しては、日本産食品全般に対する規制の解除を検討するよう要請し、現在協議中の検査証明書の様式についても早急に結論を得るように要請しました。中国側からは引き続き検討する旨の説明がありました。

 また、本年5月に行われた分析技術交流研修の開催結果について、日本側から中国側に対し報告を求め、中国側より研修内容及び研修後の中国側の体制等について報告がありました。

 (2) A社(対中輸出水産食品製造施設:静岡県)に対し現地調査を実施しました。

 まず、施設側より会社概要、施設における衛生管理体制について説明がありました。その後、製造ラインの調査を実施し、点検終了後に、我が国における衛生管理体制及び工場における衛生管理手法について協議が行われ、特段の指摘なく終了しました。

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