| 2. | たばこ対策に役立つ出版物やホームページ |
| ■ | 出版物 |
喫煙と健康問題に関する検討会が作成した報告書。本書では能動喫煙、受動喫煙の健康影響、たばこの依存性、禁煙による健康リスクの低下、たばこ対策の介入事例と効果などについて、科学的根拠に基づいて解説されています。
（２）「禁煙ガイドライン」（Circulation Journal. Vol69. Suppl. IV, 2005）
このガイドラインは、禁煙に積極的に取り組んでいる９学会（日本口腔衛生学会、日本口腔外科学会、日本公衆衛生学会、日本呼吸器学会、日本産婦人科学会、日本循環器学会、日本小児科学会、日本心臓病学会、日本肺癌学会）が合同で作成したものです。禁煙治療に関するエビデンスや方法論の解説のほか、禁煙を推進するための社会制度および政策についての提言などが述べられています。
（３）「禁煙治療のための標準手順書」
この手順書は、2006年4月から保険適用となった医療の場での禁煙治療の標準的な治療手順を取りまとめたものです。厚生労働省の研究班が原案を作成し、日本循環器学会、日本肺癌学会、日本癌学会が承認、公表しています。内容には、12週間にわたって計5回実施される禁煙治療の内容やポイントが記載されているほか、現場で役立つ帳票類の標準案などが示されています。日本循環器学会（http://www.j-circ.or.jp/）、日本肺癌学会（http://www.haigan.gr.jp/osirase.html）、日本癌学会（http://www.jca.gr.jp/）の各学会のホームページで閲覧ならびにダウンロードが可能です。
（４）「喫煙者個別健康教育マニュアル」
平成12年度から始まった厚生労働省の喫煙者個別健康教育事業のための指導者用テキストとして、厚生省老人保健福祉局老人保健課が発行したものです。地域や職域で個別禁煙サポートを実践するための理論や方法をはじめ、地域や職域での実践事例などが掲載されています。
（５）WHO「Policy Recommendations for Smoking Cessation and Treatment of Tobacco Dependence」
WHOの”Tobacco Free Initiative”（「たばこのない世界構想」）の一環として2002年6月にロシア連邦のモスクワで開催された会議を受けて、WHOが世界各国にむけて作成した禁煙治療のための政策提言書です。本書では、禁煙治療に関する包括的戦略や禁煙方法、政策提言などが科学的根拠に基づいて示されています。厚生労働省のホームページで閲覧ならびにダウンロードが可能です。
| ■ | ホームページ |
（https://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/main.html）
（２）健康日本２１ホームページ−21世紀における国民健康づくり運動−
（https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/top.html）
（３）たばこと健康問題NGO協議会
（http://www.jatahq.org/tobacco_ngo/tobacco-ngo.htm）
（４）国立がんセンター（WHO「喫煙と健康」指定協力センター）
（http://www.ncc.go.jp/jp/）
（５）（財）健康・体力づくり事業財団（健康ネット）
（http://www.health-net.or.jp/tobacco/front.html）
（６）（財）健康・体力づくり事業財団（健康日本２１）
（http://www.kenkounippon21.gr.jp/）
（７）WHO本部
（http://www.who.int/en/）
（８）WHOのたばこ対策部門
（http://www.who.int/tobacco/en/）
（９）ニコチン・たばこ研究学会(SRNT)とWHOヨーロッパ地域事務所の共同運営によるホームページ
（http://www.treatobacco.net）
（10）WHOヨーロッパ連携プロジェクト
（http://www.who.dk/tobaccofree）
