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高校生の飲酒実態と学校における取り組みについて

平成18年11月22日
平成18年度たばこ・アルコール対策担当者講習会


高校生の飲酒実態と
学校における取り組みについて


神奈川県立大和西高等学校
養護教諭 阿部真理子



学校の概要

位置   神奈川県大和市北部
創立 昭和61年 創立21年目
生徒数 18クラス
環境 小学校・中学校に隣接し
木々に囲まれた自然豊かな環境

写真



高校生の飲酒実態


神奈川県立大和西高等学校
平成16年度〜18年度
1学年飲酒実態調査より



本調査は毎年6月上旬にアルコール教育前調査として実施

回答者数
  平成16年度 平成17年度 平成18年度
102 119 90
126 118 146



飲酒経験の有無
  16年度 17年度 18年度
飲酒経験無 43.2 36.7 40.4
飲酒経験有現在飲酒無 34.7 38.8 37.3
現在飲酒有年1〜2回 11.4 11.4 7.0
現在飲酒有月1〜2回 4.7 10.5 10.1
現在飲酒有週1回 2.5 1.7 1.8
現在飲酒有週2回以上 3.0 0.8 1.8
現在飲酒有ほぼ毎日 0.4 0.0 1.8



飲酒経験の有無のグラフ

飲酒経験のある生徒の現在の飲酒状況のグラフ



現在飲酒ありの飲酒状況

平成16年度51人・平成17年度58人・平成18年度52人
現在飲酒ありの飲酒状況のグラフ



飲酒経験者の初飲酒理由

飲酒経験者の初飲酒理由のグラフ



初めて飲んだお酒

初めて飲んだお酒のグラフ



初飲酒の時期

初飲酒の時期のグラフ



現在飲酒している生徒の実態

飲酒の理由
飲酒の理由のグラフ



飲酒の機会

飲酒の機会のグラフ



飲酒相手

飲酒相手のグラフ



飲酒後の状態

飲酒後の状態のグラフ



自分の飲酒に対してどう思っているか

自分の飲酒に対してどう思っているかのグラフ



酔って意識がなくなった経験の有無

酔って意識がなくなった経験の有無のグラフ



タバコとお酒

タバコ・お酒どちらが身近?のグラフ

  16年度 17年度 18年度
喫煙経験なし 88.2 86.9 86.9
喫煙経験あり
現在なし
10.1 12.7 12.3
現在喫煙 1.8 0.4 0.8



お酒の入手先

お酒の入手先のグラフ



飲酒を勧められた経験とその時の対応

飲酒を勧められた経験とその時の対応のグラフ



アルコールに関しての知識は?

正答率が8割以上
アルコール度数の低いお酒ならどんなに飲んでも平気

日本人にはお酒に弱い人も強い人もいる

未成年の飲酒は脳に影響がある

女性が妊娠中にお酒を飲んでも胎児に影響はない

正答率が2割以下
飲んでもいつごろ酔いが醒めるか計算できる

あやふや?
お酒に「弱い」「強いは飲んで見なければわからない



高校生の飲酒に対する考え

質問項目 16年度
N=228
17年度
N=237
18年度
N=236
法律で禁じられているからよくない 42.6 44.3 47.9
健康上害があるからよくない 55.3 49.1 57.2
家族と一緒ならかまわない 13.1 12.3 9.7
高校生でも自分でコントロールできるならかまわない 18.1 24.6 13.1
打ち上げ・コンパなどでの付き合いは仕方ない 11.8 12.7 9.3
周囲に迷惑をかけたりコントロールできなくなるのでやめた方がよい 35.0 36.8 37.3
20才過ぎるまで待った方がよい 45.6 42.1 43.6



大和西高校の薬物教育

目的  
  薬物が身体に及ぼす影響について理解を深め、薬物乱用防止への的確な意思決定と行動ができる能力を培う



1年生
アルコール
 及び タバコ
2年生
薬物乱用



1年アルコール教育の取り組み方法

科目「保健」での学習を基礎にして、保健委員及び専門家による講義を行う。

1年アルコール教育の取り組み方法の図



1年生保健委員による取り組み

アルコール教育講座に向けての事前学習を行います。



保健委員会は
自分達の健康問題として
薬物乱用に取り組みます




私達は薬物乱用の入門薬の
アルコールについて取り組みました


4・5月
アルコールについて調べ学習

6月
久里浜アルコール症センターで研修
L.HRでの事前学習

10月
文化祭での発表



久里浜アルコール症センターでの研修

写真



久里浜アルコール症センターでの研修中の様子ですの写真



久里浜アルコール症センターでの研修中の様子ですの写真



久里浜アルコール症センターでの研修中の様子ですの写真



保健委員が行う事前学習

各クラスごとにロングホームルームの時間を使って行います。



写真



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アルコール教育後の感想

アルコールは「薬物」というイメージが少なく、つい飲みすぎてしまいがちなんだと思う。その場の雰囲気に流されたり、人に勧められることが多い。タバコと違ってあまり害がないイメージが強い。でも飲みすぎてしまうとアルコール依存症になる可能性があるので十分気をつける必要がある。
一番大切なのはアルコールに対する十分な知識と自分の体質を知ることだと思う。



ご静聴ありがとうございました。

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