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平成16年度の国民年金の加入・納付状況(4.現年度分納付率の変化に係る分析)
4.現年度分納付率の変化に係る分析
●(1) 被保険者属性別の現年度分納付率の変化
平成15年度からの納付率(現年度分)の変化を被保険者属性別にみると次のとおり。
<前年度から引き続き納付対象者となっている者>
○ |
納付対象月数が約7割(約1億5千万月)を占める「この2年間引き続き納付対象となっている者」については、平成15年度の66.7%から、16年度には66.6%とほぼ横ばいとなっている。 |
○ |
「平成16年度中に60歳に到達した者」、「この2年間に1回以上資格喪失、再取得した者等」については、納付率はそれぞれ上昇している。 |
<平成16年度に新たに納付対象となった者>
○ |
「平成15年度の申請全額免除者であったが平成16年度には納付対象となった者」については、33.5%と低調となっている。 |
○ |
「平成16年度に20歳に到達し手帳送付により適用された者」の納付率は27.7%と特に低調となっている。 |
|
●(2) 現年度分納付率低下の要因別影響度
平成15年度から16年度の納付率(現年度分)の変化(0.2ポイント上昇)について、各属性の被保険者が与えた影響をみると、次のとおりとなっている。
【納付率を上昇させる方向に影響した要因】
○ |
「平成15年度の納付対象者のうち、免除等の理由により、16年度は納付対象者ではなくなった者」による影響
・・・ +1.2ポイント |
○ |
「この2年間に1回以上資格喪失、再取得した者等」の納付率が上昇したことによる影響
・・・ +0.7ポイント |
【納付率を低下させる方向に影響した要因】
○ |
「平成15年度に免除者、学生納付特例者のうち、16年度に納付対象者となった者」の納付率が低いことによる影響
・・・ △0.6ポイント |
○ |
「平成16年度に新規資格取得した者」の納付率が低いことによる影響
・・・ △0.4ポイント |
○ |
納付率の高い者が資格喪失したことによる影響
・15年度中に60歳に到達した者 ・・・△0.4ポイント
・16年度中に60歳に到達した者 ・・・ △0.3ポイント |
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平成15年度から平成16年度にかけての納付率変化(+0.2ポイント)の属性別影響度
|
影響度(%) |
総数 |
0.2 |
15年度のみ納付対象月がある者 |
1.0 |
|
15年度中に60歳に到達した者 |
△0.4 |
その他の資格喪失者(2号への移行等) |
0.1 |
免除等の理由により、納付対象者ではなくなった者 |
1.2 |
15,16年度とも納付対象月がある者 |
0.3 |
|
この2年間引き続き納付対象となっている者 |
△0.1 |
16年度中に60歳に到達した者 |
△0.3 |
その他(この2年間に1回以上資格喪失、再取得した者等) |
0.7 |
15度免除者、学生納付特例者のうち16度に納付対象となった者 |
△0.6 |
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15年度末に申請(全額)免除者 |
△0.3 |
15年度末の学生納付特例者等 |
△0.3 |
新規資格取得者 |
△0.4 |
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第2号から第1号被保険者となった者 |
△0.3 |
20歳到達(手帳送付により適用) |
△0.4 |
上記以外の新規資格取得者(3号から1号となった者等) |
0.3 |
注 端数処理の関係上、内訳の合計と一致しない場合がある。
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