平成20年度中国残留日本人孤児公開名簿及び写真

（名簿は、「名簿番号」、「名前」、「性別」、「肉親と別れたところ」、「終戦時の推定年齢」、「家族構成」、「避難及び離別の状況等」、「身体的特徴」、「血液型」、「現住市」の順に記載してありますが、不明なものについては記載してありません）

１　康(コウ)　玉芹(ギョクキン)　　女　方正(ホウセイ)県　　　４～５歳


（現在）	（少女期）

母・弟

終戦後、三江(サンコウ)省方正県で、オンドルの上で亡くなっている母の傍にいる時、養父「康宝(コウホウ)」に引き取られた。

Ｂ型

黒竜江省友誼県

２　秦(シン) 　永珍(エイチン)　女　　依蘭(イラン)県　　１０歳


（現在）	（壮年期）

父・母・妹・弟

８歳の頃渡満。家の前には、木の札に黒い文字で「高橋」。終戦後、東安(トウアン)省宝清(ホウセイ)県から避難途中、黄色の服と帽子を身に着けた７～８人の人に銃で撃たれ、父母妹弟他多くの人が死亡。本人も背中に弾を受けていたが大人に着いて行き、依蘭県の難民収容所となっていた小学校で、養父「秦栄(シンエイ)」に引き取られた。背中の左側に銃創痕と傷跡。

Ａ型

黒竜江省尚志市

３　李(リ)　義華(ギカ)　男　新京市(シンキョウ) ２ヶ月位


（現在）	（少年期）

父・母

父母は開拓団で働き、新京市南関(ナンカン)区七馬路(シチバロ)に住んでいた。終戦後、二馬路(ニバロ)長春街の長白山理髪店の主人「劉凱南(リュウガイナン)」夫妻を介し、鉄道病院で養母「趙英(チョウエイ)」に引き取られた。左耳たぶの下が欠けている。

Ｏ型

吉林省長春市