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酸素欠乏症等災害の発生原因(平成5年〜14年)(表1−2、図4)
 平成5年から14年までの10年間における酸素欠乏症等の発生件数181件の発生原因を見ると、測定未実施が一因となっているものが117件(65%)、換気未実施が一因となっているものが106件(59%)で割合が高い。また、空気呼吸器等未使用が発生原因の一つとして挙げられたものは74件(41%)であり、これは二次災害の発生原因ともなっている。これら3つの発生原因が重なって災害が起こっている場合が多い。3つの発生原因のうち、いずれか2つが重なっているものは76件(42%)であり、3つ全てが重なっているものは34件(19%)であった。

表1-2 酸素欠乏症等発生状況(平成5年〜14年)

図4 酸素欠乏症の発生原因別発生件数(平成5年〜14年)


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