厚生労働省


第3回 年金記録回復委員会(H21.11.12)議事要旨

1 日時

平成21年11月12日(木)18時〜20時30分

2 場所

厚生労働省省議室

3 出席者

(委員) 磯村委員長、稲毛委員、岩瀬委員、梅村委員、金田委員、駒村委員、斎藤委員、廣瀬委員、三木委員
(日本年金機構) 紀陸理事長予定者、喜入理事予定者
(厚労省) 長妻厚生労働大臣、大谷大臣官房長、榮畑年金局長、渡邉社会保険庁長官、二川大臣官房審議官(年金担当)、薄井社会保険庁総務部長、石井社会保険庁運営部長、中野社会保険業務センター所長ほか

4 議事要旨

(1) 作業部会の検討状況について

○ 第2回回復委員会(10月30日(金))以降に開催された回復基準作業部会、進捗監理作業部会の検討状況について、委員長及び社会保険庁から説明があった。

○ 回復基準作業部会における、(1)名寄せ特別便の送付者への対応と記録訂正の方法について、(2)標準報酬遡及訂正事案6.9万件に係る従業員であったケースの救済方法について、(3)名古屋市における受給者の名寄せ特別便送付者への対応及び市町村に対する年金記録調査に係る協力要請について、等に関する議論があった。

○ なお、上記(1)につき、大臣及び委員から、電話録音の状況につき、その有無と、録音の場合の事前案内の方法等を調べ、遺漏なきように対処すべきである、との指示と意見があった。

○ 進捗監理作業部会における、(1)紙台帳とコンピュータ記録の突合せの優先順位の検討について、(2)「画像データ検索システム」稼働に係るスケジュールについて、(3)年金通帳について、等に関する議論があった。

○ 委員から、2つの作業部会が年金記録回復に向け、それぞれ何を担当しているのか、いつまでに何を終わらせるのかなど整理すべき、との発言があった。

○ 委員から、本委員会で未審議の内容に関する対外公表については、本席参加者の慎重な配慮が必要、との意見があった。

(2) 無年金者の実態把握のための調査と今後の対応について

○ 社会保険庁から11月11日(水)付の記者発表資料に基づき説明があり、委員から、ハローワークと連携した厚生年金の高齢任意加入制度の周知等対応策を検討すべき、との発言があった。

(3) 社会保険事務所長からのヒアリングの実施について

○ 次回委員会(11月18日(水))において行うこととなった。

(4) その他

○ 社会保険庁及び総務省から、第2回回復委員会で委員から要請のあった(1)年金に係る各種会議等について、(2)年金記録確認中央第三者委員会の事案の制度別・類型別分析について、説明があり、それらに関する議論があった。


以上


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