厚生労働省


第2回 年金記録回復委員会(H21.10.30)議事要旨

1 日時

平成21年10月30日(金)16時30分〜18時20分

2 場所

厚生労働省省議室

3 出席者

  (委 員) 磯村委員長、稲毛委員、岩瀬委員、梅村委員、金田委員、駒村委員、斎藤委員、廣瀬委員、三木委員
  (厚労省)長妻厚生労働大臣(途中入退室)、山井大臣政務官(途中入退室)、大谷大臣官房長、渡邉社会保険庁長官、二川大臣官房審議官(年金担当)、薄井社会保険庁総務部長、石井社会保険庁運営部長、中野社会保険業務センター所長ほか

4 議事要旨

(1) 年金記録回復委員会における当面の審議事項等について

○ 誤りの可能性の高い年金記録についての証拠収集等の簡略化・簡易な手続きによる訂正方法についても、審議事項に加えることとなった。

(2) 作業部会の立ち上げについて

○ 当面の審議事項のうち実務的な検討が必要なものについて、年金記録回復委員会における審議材料を作成するため、以下の形での作業部会設置につき、了承された。

(ア)回復基準作業部会

当面の検討対象事項:年金記録回復に向けた救済のあり方

メンバー:磯村委員長、稲毛委員、梅村委員、廣瀬委員

(イ)進捗監理作業部会

当面の検討対象事項:「画像データ検索システム」の進捗監理・活用方策、現場作業の進捗監理など

メンバー:磯村委員長、岩瀬委員、三木委員(日本年金機構システム部門担当理事予定者に本作業部会に参加願うことを打診中。)

(ウ)メンバー以外の委員等の作業部会へのオブザーバー参加も可

○ 委員より、委員会と両作業部会との間で資料・情報の共有を図るべきとの提案がなされ、了承された。

(3)第1回年金記録回復委員会での指摘事項等について

○ 社会保険庁から提出資料の概要説明があった。

○ 大臣から以下の発言があった。

・ 5,000万件の未統合記録のうち「その他一定の解明がなされた記録(死亡・脱退手当金受領等)」に係るサンプル調査に関して行っている先行調査について、調査の進め方等の指示。

・ 再裁定の件数等年金記録問題への対応状況の定期的報告の検討指示。

・ 「画像データ検索システム」について、システム稼働を早める方策及び同システムを用いた照合の進め方についての検討指示。

・ 名古屋市の電話・訪問調査の実施状況の照会及び多くの自治体に協力してもらう方策の検討指示。

(4) 社会保険事務所長からのヒアリングの実施について

○ 記録回復作業や日本年金機構発足時の現場での懸念事項などをいくつかの社会保険事務所長からヒアリングすべきとの提案がなされ、了承された。また、ヒアリングへの出席者は、率直な意見を引き出すため、委員主体とすることとなった。

(5) その他

○ 委員から、各種調査・取組報告が年金記録回復に向けた最終的なゴールに対し、どのような位置づけにあるものなのか、マネジメントできるよう整理すべき、などの発言があった。


以上


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