厚生労働省

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第3回 縦断調査の充実に関する検討会 議事要旨(未定稿)

1 日時

平成21年5月19日(火)10:00〜11:15

2 場所

合同庁舎第5号館21階11号室(厚生労働省統計情報部会議室)

3 出席者

廣松委員(座長)、阿藤委員、今田委員、柏女委員、津谷委員、
事務局(高原統計情報部長、内野企画課長、篠原社会統計課長、山口縦断調査室長 他)

4 議事要旨

(資料1)

・ 「2 調査客体の抽出方法」は「5 新たな標本追加等の是非」にかかる内容である。

(資料2)

1 現在のコーホートの評価と調査客体の追加方法

・ 「(2)引き続き調査を行う理由」は重複などがあるので整理した方がよい。

2 新たなコーホートの立ち上げの必要性

・ 同じ質問項目は、出来る限り同じ質問のしかたをする。

(資料3)

I 21世紀出生児縦断調査

1 現行調査(コーホート(A))の評価

(1) 調査目的

・ 「少子化対策等の調査」は「少子化対策等の効果をみる調査」とすべき。

・ 「少子化対策から子どもの成長に調査主体を移行することについて」は、子どもの成長も少子化対策であることから、「妊娠、出産から子どもの成長に目的を移行すること」についての方がよい。

(2) 調査内容と手法

・ 「高い回収率」については、今後の動向をみる必要があることから、「高い」と明記すべきではない。

・ データの二次利用について国立社会保障・人口問題研究所の金子部長からプロジェクトの現状や見通しを伺いたい。

2 今後の方向

(1) 新たなコーホート(B)の追加

[1]  (B)の必要性

・ (A)と(B)を比較する調査項目としては、意識の項目は同じ設問とすべきだが、制度の項目は新しい制度に沿った設問にすべき。

・ 「評価」という記述が数か所あるが、内容を明確にすべき。

[2]  (B)の設定

・ 「(B)を追加する時期」については2010年と2013年の両案があり、一時預かりや保育所拡充などの制度面からは2013年も妥当と思われるが、流動的要素もあるので断言はできない。また人員、予算面の負担を考慮する必要があり、2010年実施ならば予算面の対応は早急にしなければならない。

・ 「調査規模」は、統計的な安定性、有意性の検証、生き方の多様化の分析、脱落の増大のため大きければ大きいほどよい。

(2) 調査客体の追加

・ 内容から、Aの記述の位置に移す。

II 21世紀成年者縦断調査

・ 本質的な問題は脱落であるので、今後どうしていくか検討を続けるべき。

(その他)

・ 21世紀出生児縦断調査は、可能であれば何らかの形で文科省との提携をする旨の記述を中間取りまとめの中に入れてほしい。

・ 次回は今回の意見を踏まえた上で事務局が骨格案に肉付けしたものを中間とりまとめ案として出していく。

(以上)

【照会先】

厚生労働省大臣官房統計情報部

社会統計課縦断調査室  松岡、佐藤

電話(代表)03-5253-1111 (内線)7474



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