(参考1−(4))

不妊治療の患者数・治療の種類等について


1. 不妊治療の患者数

  (1)  不妊治療患者数(全体) 466,900人(推計)

  (2)  人工授精 66,000人(推計)

 ※  (1)(2)は、平成14年度厚生労働科学研究費補助金厚生労働科学特別研究「生殖補助医療技術に対する国民の意識に関する研究」(主任研究者:山縣然太朗)において推計された調査時点における患者数。

 
(3)  体外受精 48,944人(実数)

(4)  顕微授精 29,582人(実数)

 ※  (3)(4)は、平成16年の1年間に治療が実施され、
日本産科婦人科学会に登録施設から報告された
実数

2. 不妊治療の種類

 (1) 一般的な不妊治療(保険適用)




排卵誘発剤などの薬物療法
卵管疎通障害に対する卵管通気法、卵管形成術
精管機能障害に対する精管形成術

 (2) 生殖補助医療(保険適用外)
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(1)  人工授精  (1回あたり平均治療費  1万円)
(2)  体外受精  (1回あたり平均治療費  30万円
(3)  顕微授精  (1回あたり平均治療費  40万円




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└→   特定不妊治療費助成事業(平成16年度創設)

体外受精、顕微授精の経済的負担の軽減を図るため支給。
 給付額 1年度あたり10万円。
 給付期間 通算5年(平成18年度改正:従前は通算2年)
 所得制限 650万円(夫婦合算の所得ベース。税込みでは約945万円)
 実施主体 都道府県、指定都市、中核市
(全都道府県・指定都市・中核市において既に開始済み)
 補助率 1/2(負担割合:国1/2、都道府県・指定都市・中核市1/2)

  平成16年度支給実績 17,657人

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