平成１６年度感染症報告事例のまとめ（前回報告分以降）について

１ 　平成１６年９月１日報告分以降、報告（新規及び追加）があった感染症報告（疑い事例を含む。供血者からの情報により開始した遡及調査によるものを除く。）は、輸血用血液製剤８８件、血漿分画製剤７件である。輸血用血液製剤の内訳は、
（１） Ｂ型肝炎報告事例 　： ４５
（２） Ｃ型肝炎報告事例 　： ２６
（３） ＨＩＶ感染報告例 　： ０
（４） その他の感染症報告例 　： １７
２ 　Ｂ型肝炎報告事例
（１） 輸血前後に感染症検査でHBs抗原（又はHBV-DNA）が陽転した事例は３９例（うち、輸血後NATで陰性又は輸血前後で陽性は２例及び輸血後NAT検体なし２例）。
（２） 血液製剤を提供した献血者の保管検体の個別ＮＡＴ陽性の事例は５例ある。
（３） 輸血後に死亡（原疾患による死亡を除く）したとの報告を受けた事例は２例（劇症化例含む。）である。
３ 　Ｃ型肝炎報告事例
（１） 輸血前後に抗体検査（又はHCV-RNA）で陽転した事例は２５例（うち、輸血後NATで陰性又は輸血前後で陽性は１０例及び検体なし１例）。
（２） 使用した血液製剤を提供した献血者の保管検体の個別ＮＡＴ陽性事例は０例。
（３） 輸血後に死亡したとの報告を受けた事例は１例。
４ 　ＨＩＶ感染報告事例
　ＨＩＶ感染報告事例は０例である。
５ 　その他感染症報告事例
（１） 細菌等感染報告事例において、血液製剤を提供した献血者の保管検体の無菌試験陽性事例は０例である。
（２） Ｅ型肝炎感染事例は２例である。別紙
（３） パルボウイルス感染及びヘルペスウイルス感染事例については、献血者の保管献体のＮＡＴは陰性である。
（４） 輸血後に死亡（原疾患による死亡を除く）したとの報告を受けた事例は０例である。
６ 　血漿分画製剤での報告事例
（１） 　前回報告の３例のうち、タココンブ、人血清アルブミンの２例は、調査の結果、タココンブについては、投与患者においてＨＣＶ陰性、人血清アルブミンについては、原料血漿及び製品ロットのNAT再検査結果について調査中である。なお、タココンブは、他の血漿分画製剤との併用、人血清アルブミンは他の分画製剤及び輸血用製剤併用例であり、他の分画製剤及び輸血用血液製剤側からも感染症報告も提出されている。
　また、前回報告３例のうち１例のpH4処理免疫グロブリンは、投与との関係なしとして報告が主治医により取り下げられた。
（２） 　新規５例については、うち２例が上記タココンブと同一症例の併用例、１例が上記人血清アルブミンと同一の患者の症例であった。残り２例については、１例は調査中、もう１例は原料血漿及び製品のＮＡＴ陰性、ウイルスクリアランスも確認している。

（別表） 　・ 輸血による感染報告事例（疑い例を含む）
　・ 国内血漿分画製剤による感染報告事例（疑い例を含む）


国内輸血例
平成１３年１月１３日現在

輸血によるHＣV感染報告例（疑い例を含む。）

日赤番号 登録番号 FAX受付日 報告受領日 一般名 患者性別 年代 原疾患 感染症名 投与年月 投与前検査(年月) 投与後検査(年月) 受血者
個別NAT		 献血者個別NAT 併用血液製剤等 備考 使用単位数 供血者
再献血※		 同一供血者製剤確保※ 同一供血者製剤使用※
3-04198 A-04000181 2004/9/7 2004/9/13 人赤血球濃厚液
（放射線照射）
人血小板濃厚液
（放射線照射）		 男 70 血液腫瘍、消化器腫瘍 Ｂ型肝炎 04/06-07 HBsAg(-) HBsAg(+)
HBeAg(+)
HBcAb(+)
HBsAb(-)
HBeAb(-)(1)
HBsAg(+)
HBsAb(+)
HBcAb(+)(2)		 陽性 陰性 　 　 ６単位　１５単位 0/5 ５本の原料血漿を製造、全て確保済み。 　
3-04203 A-04000192 2004/9/10 2004/9/24 人赤血球濃厚液
人血小板濃厚液		 女 30 血液腫瘍、生殖器疾患 B型肝炎 04/06 HBsAg(-) HBsAg(+)(1)
HBsAg(+)
HBsAb(-)
HBcAb(+)		 陽性 陰性 　 　 ４単位
４０単位		 0/6 ７本の原料血漿、１本の新鮮凍結血漿を製造、確保済み。 　
3-04206 A-04000195 2004/9/10 2004/9/24 人赤血球濃厚液
人赤血球濃厚液（放射線照射）
人血小板濃厚液（放射線照射）		 男 20 血液腫瘍 B型肝炎 03/12-04/07 HBsAg(-)
HBsAb(-)		 HBsAg(-)
HBsAb(+)(1)
HBsAg(+)
HBsAb(-)(2)		 陽性 陽性(1)
陰性(34)		 　 陽性となった輸血用血液と同一採血番号の原料血漿１本は確保済み、新鮮凍結血漿１本は医療機関で使用済み。新鮮凍結血漿の輸血を受けた患者は原疾患（肝硬変及び肝癌）で死亡(2/18)。
医療機関報告あり72493		 ８単位
１６単位２１０単位		 20/35 ３３本の原料血漿、７本の新鮮凍結血漿を製造、原料血漿は３２本確保済み。 原料血漿の１本は使用済み、新鮮凍結血漿は全て医療機関で使用済み。
3-04207 A-04000196 2004/9/13 2004/9/24 人血小板濃厚液（放射線照射） 女 80 消化器疾患 Ｂ型肝炎
C型肝炎		 04/08 HBsAg(-)
HCV-Ab(-)		 HBsAg(+)
HCV-Ab(+)		 検体なし 陰性 　 Ｃ型肝炎抗体も陽転 ４０単位 0/4 ４本の原料血漿を製造、全て確保済み。 　
3-04208 A-04000197 2004/9/14 2004/9/24 人赤血球濃厚液
新鮮凍結人血漿		 男 50 消化器悪性腫瘍 Ｂ型肝炎 98/08 HBsAg(-) HBsAg(+)(1)
HBsAg(+)
HBeAg(+)
HBeAb(-)(2)		 陽性 陰性 　 　 １４単位
１４単位		 13/14 　 ８本の原料血漿、９本の新鮮凍結血漿、７本の赤血球MAPを製造、原料血漿は全て使用済み、FFFP及び赤血球は医療機関へ供給済み。
3-04210 A-04000206 2004/9/17 2004/9/29 人血小板濃厚液（放射線照射）　人赤血球濃厚液（放射線照射）　 男 40 血液腫瘍 B型肝炎 03/11-03/12 HBsAg(-) HBsAg(+) 輸血前不明
輸血後陽性		 陰性 　 　 ８０単位
４単位		 5/10 　 １０本の原料血漿、１本の新鮮凍結血漿を製造。原料血漿は全て使用済み、新鮮凍結血漿は医療機関へ供給済み。
3-04211 A-04000207 2004/9/17 2004/9/29 白血球除去人赤血球浮遊液
人赤血球濃厚液（放射線照射）
人血小板濃厚液（放射線照射）		 男 70 血液腫瘍 B型肝炎 03/02-05 HBsAg(-) HBsAg(+)
HBsAb(-)
HBeAg(+)
HBeAb(-)
HBcAb(-)		 陽性（輸血後） 陰性 　 　 ２単位
４単位
１００単位		 9/13 　 １３本の原料血漿を製造、全て使用済み。
3-04216 A-04000214 2004/9/27 2004/10/12 人赤血球濃厚液
人赤血球濃厚液（放射線照射）
新鮮凍結人血漿
人血小板濃厚液（放射線照射）		 男 <10 血液腫瘍 Ｂ型肝炎 04/03-04/09 HBsAg(-) HBsAg(+)
HBsAb(-)
HBeAg(+)
HBeAb(-)
HBcAb(-)		 陽性（輸血後） 陰性 ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン 　 １０単位
４単位
４４単位
３９５単位		 30/71 ６６本の原料血漿、１０本の新鮮凍結血漿、２２本の赤血球MAPを製造。６１本の原料血漿、５本の新鮮凍結血漿を確保済み。 ５本の原料血漿は使用済み、５本の新鮮凍結血漿、赤血球MAPは全て医療機関へ供給済み。
3-04217 A-04000215 2004/9/27 2004/10/12 人赤血球濃厚液
人赤血球濃厚液（放射線照射）
人血小板濃厚液（放射線照射）		 女 50 血液疾患 B型肝炎 04/02-08 HBsAg(-)
HBsAb(+)
HBcAb(+)		 HBsAg(-)
HBsAb(+)
HBcAb(+)		 投与後２度目の検査で陽性化
HBV-DNA(-)(04/06)
HBV-DNA(+)(04/08)		 陰性 　 　 ４単位
３４単位
３６０単位		 26/55 ５９本の原料血漿、５本の新鮮凍結血漿を製造。原料血漿４６本は確保。。 １３本の原料血漿は使用済み。新鮮凍結血漿は全て医療機関へ供給済み。
3-04220 A-04000217 2004/9/29 2004/10/12 人血小板濃厚液 女 60 C型肝炎、
肝硬変		 B型肝炎 04/05 HBsAg(-)(1)
HBsAg(-)(2)		 HBsAg(+) 陰性（投与前、投与後） 陰性 　 　 ２０単位 1/2 ２本の原料血漿を製造、全て確保済み。 　
3-04221 A-04000218 2004/10/6 2004/10/20 人赤血球濃厚液
人赤血球濃厚液（放射線照射）　新鮮凍結血漿		 男 50 血液腫瘍 Ｂ型肝炎 04/04-10 HBsAg(-)
HBsAb(-)
HBeAg(-)
HBcAb(-)		 HBeAb(-)
HBsAg(+)
HBsAb(-)
HBcAb(+)
HBeAg(+)		 陽性（投与前は陰性） 陰性 　 　 ２単位
２３単位　１８単位		 7/22 ２１本の原料血漿１２本の新鮮凍結血漿、９本の赤血球MAPを製造。原料血漿は１２本確保済み、新鮮凍結血漿は２本確保済み。 ９本の原料血漿は使用済み、10本の新鮮凍結血漿、赤血球MAPは全て医療機関に供給済み。
3-04225 A-04000222 2004/10/8 2004/10/20 人血小板濃厚液
洗浄人赤血球浮遊液
人赤血球濃厚液		 男 50 血液腫瘍 B型肝炎 03/10-04/02 HBsAg(-) HBsAg(-)
HBsAb(+)
HBeAg(-)
HBeAb(-)(1)
HBsAg(+)
HBsAb(-)
HBeAg(-)
HBeAg(+)(2)		 陽性 陽性(1)
陰性(32)		 　 ＰｒｅＳ／Ｓ領域を含むＰ領域の前半部の１５５０ｂｐの塩基配列を比較した結果３カ所を除き一致。献血者と患者のＨＢＶはともにＧｅｎｏｔｙｐｅＣで塩基配列からＳｕｂｔｙｐｅはadwと推定された。（別紙） １８０単位
１２単位
１８単位		 22/33 ３４本の原料血漿、１０本の新鮮凍結血漿を製造。原料血漿は１５本確保済み。 １９本の原料血漿は使用済み、１０本の新鮮凍結血漿は全て医療機関へ供給済み。
3-04228 A-04000224 2004/10/13 2004/10/27 新鮮凍結人血漿 男 70 消化器腫瘍 B型肝炎 04/03 HBsAg(-) HBsAg(+)
HBsAb(-)
HBcAb(+)		 陽性 陰性 　 受血者の後日の死亡に係る報告は１１月２６日。また、2003/５にも輸血歴があり、被疑薬として追加された。（別紙） １０単位
２６単位		 14/25
(2003/5)8/23		 ２１本の原料血漿、６本の新鮮凍結血漿、２２本の赤血球MAPを製造。（２００３／５）　１２本の原料血漿、１０本の新鮮凍結血漿、２３本の赤血球MAPを製造、原料血漿は２本確保済み。 ２１本の原料血漿は全て使用済み、新鮮凍結血漿、赤血球MAPは全て医療機関へ供給済み。（２００３／５）　原料血漿は１０本は使用済み、新鮮凍結血漿、赤血球MAPは全て医療機関へ供給済み。
3-04236 A-04000232 2004/10/20 2004/11/2 人血小板濃厚液（放射線照射） 男 60 血液腫瘍 B型肝炎 04/06-04/08 HBsAg(-) HBsAg(+)
HBｓAb(-)
HBｃAb(-)		 陽性（輸血後） 陰性 　 　 ３０単位 2/3 ３本の原料血漿を製造、確保済み。 　
3-04240 A-04000236 2004/11/1 2004/11/10 人赤血球濃厚液（放射線照射）
白血球除去人赤血球浮遊液（放射線照射）
人血小板濃厚液（放射線照射）		 女 30 血液腫瘍 B型肝炎 02/06-02/09 HBsAg(-) HBsAg(+)
HBｓAb(-)
HBｃAb(+)		 陰性（輸血前）
陽性（輸血後）		 陰性 　 　 ４０単位　１８単位２６５単位 46/55 　 ５５本の原料血漿、１１本の新鮮凍結血漿を製造。原料血漿は使用済み新鮮凍結血漿は全て医療機関へ供給済み。
3-04241 A-04000237 2004/11/1 2004/11/16 人血小板濃厚液（放射線照射）
人赤血球濃厚液		 男 50 血液疾患 B型肝炎 02/12 HBsAg(-) HBsAg(+)
HBｓAb(+)
HBｃAb(+)		 陽性（輸血後） 陰性 　 　 ４０単位
４単位		 5/6 　 ６本の原料血漿を製造、すべて使用済み。
3-04242 A-04000238 2004/11/2 2004/11/16 人血小板濃厚液（放射線照射） 男 60 多発性骨髄腫 B型肝炎 03/05 HBsAg(-) HBsAg(+)
HBsAb(-)
HBcAb(+)(1)
HBsAg(+)(2)		 陽性（輸血後） 陰性 　 　 ４０単位 4/4 　 ３本の原料血漿を製造、すべて使用済み。
3-04243 A-04000239 2004/11/4 2004/11/16 新鮮凍結人血漿
人赤血球濃厚液（放射線照射）		 男 60 消化器腫瘍 B型肝炎 04/03 HBsAg(-)
HBｓAb(-)
HBｃAb(-)		 HBsAg(+)
HBsAb(-)
HBcAb(+)
HBeAg(+)
HBeAb(-)		 陰性（輸血前）
陽性（輸血後）		 陰性 　 　 ４０単位
１０単位		 14/33 ２１本の原料血漿、１３本の新鮮凍結血漿、２６本の赤血球MAPを製造。原料血漿は７本確保済み。 原料血漿は１４本使用済み、新鮮凍結血漿及び赤血球MAPは全て医療機関に供給済み。
3-04244 A-04000240 2004/11/5 2004/11/16 人血小板濃厚液　人赤血球濃厚液 男 50 血液腫瘍 B型肝炎 03/10-04/06 HBsAg(-)（１）
HBsAb（-）
HBcAb（-）（２）		 HBsAg(+)
HBsAb(-)
HBcAb(+)
HCV-Ab(-)		 陰性（輸血前）
陽性（輸血後）		 陰性 乾燥スルホ化人免疫グロブリン 　 95単位
12単位		 12/16 16本の原料血漿、5本の新鮮凍結血漿を製造、原料血漿は１１本確保済み。 ５本の原料血漿は使用済み、新鮮凍結血漿全て医療機関に供給済み。
3-04246 A-04000241 2004/11/9 2004/11/22 人赤血球濃厚液（放射線照射） 女 40 骨折 B型肝炎 02/08 HBsAg(＋) HBsAg（+）（１）
HBsAg(-)
HBsAb(+)
HBcAb(+)（２）		 陰性（輸血後） 陰性 　 　 ２単位
 0/1 　 １本の原料血漿、１本の新鮮凍結血漿。原料血漿は全て使用済み、新鮮凍結血漿全て医療機関に供給済み。
3-04247 A-04000242 2004/11/9 2004/11/22 人血小板濃厚液（放射線照射）
人赤血球濃厚液（放射線照射）		 男 70 血液腫瘍 B型肝炎 03/5-03/6 HBsAg(-) HBsAg(+)
HBsAb(-)
HBcAb(+)		 陽性（輸血後） 陰性 ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン 　 70単位
2単位		 5/7 　 ７本の原料血漿、１本の新鮮凍結血漿を製造、原料血漿は全て使用済みで、新鮮凍結血漿は医療機関へ供給済み。
3-04250 A-04000246 2004/11/12 2004/11/26 人血小板濃厚液（放射線照射）　 男 70 血液腫瘍 B型肝炎 04/1 HBsAg(-) HBsAg(＋)
HBsAb(−)
HBeAg(＋)
HBeAb（−）
HBcAb(+)		 陽性（輸血後） 陰性 　 　 10単位 1/1 　 1本の原料血漿製造。原料血漿は使用済み。
3-04251 A-04000245 2004/11/12 2004/11/26 人赤血球濃厚液人血小板濃厚液 男 30 血液腫瘍 B型肝炎 03/9-04/9 HBsAg(-)HCV-Ab(-) HBsAg(+)
HCV-Ab(-)(1)
HBsAg(+)
HCV-Ab(-)
HBcAb(+)(2)		 陽性（輸血後） 陰性 ｐH4処理酸性人免疫グロブリン 　 90単位　７８０単位 76/121 １１９本の原料血漿、２７本の新鮮凍結血漿製造、原料血漿は７２本確保済みで、新鮮凍結血漿は９本確保済み。 原料血漿は４７本使用済み。新鮮凍結血漿は１８本医療機関へ供給済みで、１本は未使用。
3-04252 A-04000247 2004/11/16 2004/11/26 人赤血球濃厚液（放射線照射） 男 60 消化器癌 B型肝炎 04/8-9 HBsAg(-) HBsAg(−)
HBsAb(−)
HBcAb(−)(1)
HBsAg(+)
HBsAb(−)
HBcAb(＋)(2)		 陰性（輸血後04/09）
陽性（輸血後04/11）		 陰性 　 　 5単位　 0/3 ３本の原料血漿製造、原料血漿は全て確保済み。 　
3-04253 A-04000249 2004/11/17 2004/12/1 人赤血球濃厚液　人赤血球濃厚液（放射線照射）　 男 60 血液腫瘍、呼吸器疾患 B型肝炎 04/3-9 HBsAg(-) HBsAg(+) (1)
HBsAg(+)
HBsAb(−)
HBcAb(-)(2)		 陽性（輸血後） 陰性 　 　 ４単位２単位 0/3 ２本の原料血漿、３本の新鮮凍結血漿製造、原料、新鮮凍結血漿は全て確保済み。 　
3-04254 A-04000250 2004/11/18 2004/12/2 人赤血球濃厚液（放射線照射）　 女 60 女性器腫瘍 B型肝炎 04/6 HBsAg(−)HBsAb(−)HBcAb(−) HBsAg(＋)(1)
HBsAb(−)
HBcAb(−)(2)		 陰性（輸血前）
陽性（輸血後）		 陰性 　 　 4単位　 1/2 ２本の原料血漿、２本の新鮮凍結血漿製造、原料血漿は全て確保済み。 新鮮凍結血漿は全て医療機関へ供給済み。。
3-04255 A-04000251 2004/11/18 2004/12/2 人赤血球濃厚液（放射線照射） 男 80 血液腫瘍 B型肝炎 04/5 HBsAg(＋)
HBsAb(−)
HBcAb(−)		 HBsAg(−)
HBsAb(−)
HBcAb(＋)		 陰性（輸血前）
陽性（輸血後）(04/10)
陰性（輸血後）(04/11)		 陰性 　 　 2単位　 1/1 １本の原料血漿、１本の新鮮凍結血漿製造、原料血漿は確保済み。 新鮮凍結血漿は全て医療機関へ供給済み。。
3-04256 A-04000252 2004/11/18 2004/12/2 人赤血球濃厚液（放射線照射）　 男 80 消火器腫瘍、Ｃ型肝炎 B型肝炎 04/3 HCV-Ab(+)
HBsAg(-)		 HBsAg(＋)
HBsAb(−)
HBcAb-ＩｇＭ(+)
HBeAg(＋)
HBcAb(−)		 陽性（輸血後） 陰性 　 　 ４単位　 1/3 ３本の原料血漿、１本の新鮮凍結血漿製造。原料血漿は全て確保済み。 新鮮凍結血漿は医療機関へ供給済み。
3-04257 A-04000253 2004/11/18 2004/12/2 人赤血球濃厚液（放射線照射）　 男 40 消化器腫瘍、泌尿器疾患 B型肝炎 04/7 HBsAg(-)(1)
HBsAg(−)
HBsAb(−)
HBcAb(−)		 HBsAg(＋)(1)
HBsAg(＋)
HBsAb(−)
HBcAb(−)(2)		 陰性（輸血前）
陽性（輸血後）		 陰性 　 　 ８単位　 0/4 ４本の原料血漿、２本の新鮮凍結血漿製造、原料、新鮮凍結血漿は全て確保済み。 　
3-04260 A-04000256 2004/11/24 2004/12/7 人赤血球濃厚液人赤血球濃厚液（放射線照射）
人血小板濃厚液
人血小板濃厚液（放射線照射）		 男 60 血液腫瘍 B型肝炎 04/01-04/05 HBｓAg(-) HBｓAg(+)(1)
HBsAg(＋)
HBsAb(−)HBcAb（＋）(2)		 陽性（輸血後） 陰性（１４本）陽性（２本） 　 陽性となった当該輸血用血液２本はともに照射ＭＡＰ２単位で、それぞれ同一採番号の原料血漿、新鮮凍結血漿が一本ずつ製造されています。当該原料血液２本は中間原料として使用済みであり、当該新鮮凍結血漿２本は医療機関へ供給されており、使用済みです。 １０単位
１６単位
２０単位１０単位		 6/16 １５本の原料血漿、１２本の新鮮凍結血漿を製造、原料血漿は３本確保済み。 原料血漿は１２本は使用済み、新鮮凍結血漿は全て医療機関へ供給済み。
3-04263 A-04000258 2004/11/25 2004/12/9 人血小板濃厚液（放射線照射）　人赤血球濃厚液（放射線照射）新鮮凍結人血漿 男 30 血液腫瘍 B型肝炎 03/3-03/7 ＨＢｓAg（-） HBcAb(＋)(1)
HBsAg(−)
HBsAb(＋)(2)
HBeAg(＋)
HBeAb(＋)
HBcAb(＋)
HBcAb-ＩｇM(+）
HBsAg(−)
HBsAb(−)（3）		 陰性（輸血前）
陰性（輸血後）		 陰性 　 　 ２７０単位
３４単位
１４単位		 34/45 　 43本の原料血漿、2本の新鮮凍結血漿、2本の赤血球MAPを製造、原料血漿は全て使用済み、新鮮凍結血漿、赤血球MAPは全て供給済み。
3-04266 A-0400026１ 2004/11/30 2004/12/14 人血小板濃厚液（放射線照射）　人赤血球濃厚液（放射線照射） 男 40 血液腫瘍 B型肝炎 04/03-04/08 HBｓAg(-) HBsAg(−)
HBsAb(−)
HBcAb(−)(1)
HBeAg(＋)
HBsAb(−)
HBcAb(−)(2)		 陰性（輸血前）
陰性（輸血後）（04/06）
陰性（輸血後）（04/08）
陽性（04/11）		 陰性 　 　 ４０５単位　２８単位
 27/41 ４３本の原料血漿、３本の新鮮凍結血漿１本の濃厚血小板を製造、原料血漿は36本確保済み、濃厚血小板は確保済み。 原料血漿は7本使用済み、新鮮凍結血漿は全て医療機関へ供給済み。
3-04268 A-04000263 2004/11/30 2004/12/14 人赤血球濃厚液人赤血球濃厚液（放射線照射）　白血球除去人赤血球浮遊液白血球除去人赤血球浮遊液（放射線照射）　新鮮凍結血漿　人血小板濃厚液（放射線照射）　 女 50 血液腫瘍 B型肝炎 03/12-04/02 HBｓAg(-) HBｓAg(-)(1)
HBｓAg(＋)(2)
HBsAg（＋）
HBsAb（−）
HBcAb（−）（3）		 陽性（輸血後） 陰性 　 　 ６単位１２単位２単位６単位　３６単位４００単位
 43/71 ７１本の原料血漿、９本の新鮮凍結血漿、１８本の赤血球MAPを製造、原料血漿は３本確保済み。 原料血漿は６８本使用済み、新鮮凍結血漿及び赤血球MAPは全て医療機関へ供給済み。
3-04270 A-04000265 2004/12/3 2004/12/17 新鮮凍結血漿　人赤血球濃厚液（放射線照射）　 男 70 呼吸器疾患、消化器疾患 B型肝炎 04/5-7 HBｓAg(-) HBsAg(+)
HBsAb(+)
HBcAb(+)		 陽性（輸血後） 陰性 　 　 ３２単位　６単位 7/19 １５本の原料血漿、２本の人赤血球濃厚液　３本の白血球除去人赤血球、５本の新鮮凍結血漿を製造、原料血漿は３本確保済み、新鮮凍結血漿は３本確保済み。 原料血漿は１２本使用済み、人赤血球濃厚液　、白血球除去人赤血球は供給済み、新鮮凍結血漿は２本供給済み。
3-04275 A-04000269 2004/12/9 2004/12/22 人血小板濃厚液（放射線照射）　 男 30 血液腫瘍 B型肝炎 03/12 HBsAg(−)
HBsAb(−)		 HBsAg(−)
HBsAb(−)
HBcAb(−)(1)
HBsAg(−)
HBsAb(−)
HBcAb(−)(2)		 陽性（輸血後） 陰性 乾燥スルホ化人免疫グロブリン Ａ−０４０００２２２で供血者陽性であったため、追跡調査で判明した症例。今回の供血者はＡ−０４０００２２２の保管献体で献血者HBV-DNA陽性であった献血者と同一人物。また、Ａ−０４０００２２２の保管献体と今回の患者献体の塩基配列はほぼ一致。（別紙） 10単位 　 １本の原料血漿を製造。 原料血漿は使用済み。
3-04276 A-04000271 2004/12/15 2004/12/28 人血小板濃厚液（放射線照射） 男 70 血液疾患 B型肝炎 04/3 未検査 HBsAg(−)(1)
HBsAg(−)
HBsAb(＋)
HBcAb(＋)(2)		 陰性 陽性 　 供血者は「症例：１０月２０日報告Ａ−０４０００２２２でＢ型肝炎」において、保管献体の調査の結果、HBV-DNA陽性であった献血者と同一人物。（別紙） 10単位 　 １本の原料血漿を製造、原料血漿は確保済み。 　
3-04278 A-04000273 2004/12/15 2004/12/28 人赤血球濃厚液（放射線照射）　人血小板濃厚液（放射線照射）　 女 70 泌尿器腫瘍 B型肝炎 04/6-8 HBsAg(−)（１）
HBsAg（−）
HBsAb（−）
HBcAb（−）（２）		 HBsAg(＋)（１）
HBsAg（＋）
HBsAb（−）
HBcAb（−）（２）
HBsAg（＋）
HBsAb（−）
HBcAb（＋）（３）		 陰性（輸血前）
陽性（輸血後）（04/08）
陽性（輸血後）（04/12）		 陰性 　 　 １０単位　２０単位 1/7 ６本の原料血漿、３本の新鮮凍結血漿を製造、原料血漿は全て確保済み、新鮮凍結血漿は1本確保済み。 新鮮凍結血漿２本は医療機関へ供給済み。
3-04280 A-04000275 2004/12/17 2004/12/28 人赤血球濃厚液新鮮凍結血漿　 女 <10 消化器疾患 B型肝炎 03/9-03/11 HBsAg(−)
HBsAb(−)		 HBsAg(−)
HBsAb(＋)
HBcAb(−)		 陽性（輸血後）　陰性（その後） 陰性 人血清アルブミン 　 ６単位　１２単位
 ９／１４ ６本の原料血漿、１０本の新鮮凍結血漿１０本のMAPを製造。 原料血漿は全て使用済み。新鮮凍結血漿とMAPは全て医療機関へ供給済み。
3-04283 A-04000278 2004/12/21 2005/1/4 人血小板濃厚液 男 10 血液腫瘍 B型肝炎 03/10 HBsAg(−)HBsAb(−)HBcAb(−) HBsAg(−)
HBsAb(＋)
HBcAb(＋)
HBeAg(−)
HBeAb(±)		 陰性（輸血後） 陽性 　 供血者は「症例：１０月２０日報告Ａ−０４０００２２２でＢ型肝炎」において、保管献体の調査の結果、HBV-DNA陽性であった献血者と同一人物。（別紙） １０単位
 　 １本の原料血漿を製造。 原料血漿は全て使用済み。
3-04287 A-04000281 2004/12/27 2005/1/4 人血小板濃厚液（放射線照射）　人赤血球濃厚液（放射線照射） 女 50 血液腫瘍 B型肝炎 04/6-11 HBsAg(−)（１）
HBsAg(−)
HBsAb(−)
HBeAg(-)（２）　		 HBsAg(-)
HBsAb(−)(1)
HBsAg(-)
HBsAb(+)(2)
HBeAg(-)
HBeAb(±)
HBsAb(+)
HBcAb(+)(3)		 陰性（輸血後） 　 　 　 １５０単位　１０単位
 　 　 　
3-04289 A-04000284 2004/12/27 2005/1/7 人赤血球濃厚液（放射線照射） 女 50 血液腫瘍 B型肝炎 04/6-7 HBsAg(−)（１）
HBsAg(−)（２）
HBsAb(−)
HBeAg(-)		 HBsAg(＋)
HBsAb(−)(1)
HBsAg(-)
HBsAb(+)(2)
HBeAb(-)
HBeAb(±)
HBsAb(+)
HBcAb(+)(3)		 　 　 　 　 １８単位
 6/9 ９本の原料血漿、７本の新鮮凍結血漿を製造。 原料血漿は調査中、新鮮凍結血漿は全て医療機関へ供給済み。
3-04290 A-04000285 2004/12/28 2005/1/7 人血小板濃厚液（放射線照射）　人赤血球濃厚液（放射線照射） 女 60 血液腫瘍 B型肝炎 04/3-5 HBsAg(−) HBsAg(＋)
HBcAb(+)		 　 　 　 　 ４５単位　６単位
 5/7 ７本の原料血漿、１本の新鮮凍結血漿を製造。 原料血漿は調査中、新鮮凍結血漿は全て医療機関へ供給済み。
3-04291 A-04000286 2004/12/28 2005/1/7 人赤血球濃厚液（放射線照射） 男 70 泌尿器疾患 B型肝炎 04/7 HBsAg(−) HBsAg(−)(1)
HBsAg(＋)
HBsAb(−)
HBeAｇ(-)
HBeAb(＋)
HBcAb(+)(2)		 　 　 　 　 ３単位
 3/3 ３本の原料血漿を製造。 原料血漿は調査中。
3-04198 A-04000181 2004/9/7 2004/9/13 人赤血球濃厚液（放射線照射）
人血小板濃厚液（放射線照射）		 男 70 血液腫瘍、消化器腫瘍 Ｂ型肝炎 04/06-07 HBsAg(-) HBsAg(+)
HBeAg(+)
HBcAb(+)
HBsAb(-)
HBeAb(-)(1)
HBsAg(+)
HBsAb(+)
HBcAb(+)(2)		 陽性（輸血後） 陰性 　 　 ６単位　１５単位 0/5 ５本の原料血漿を製造、全て確保済み。 　
3-04207 A-04000196 2004/9/13 2004/9/24 人血小板濃厚液（放射線照射） 女 80 消化器疾患、敗血症 Ｂ型肝炎
C型肝炎		 04/08 HBsAg(-)
HCV-Ab(-)		 HBsAg(+)
HCV-Ab(+)		 検体なし 陰性 　 　 ４０単位 0/4 ４本の原料血漿を製造、全て確保済み。 　


輸血によるHＣV感染報告例（疑い例を含む。）

日赤番号 登録番号 FAX受付日 報告受領日 一般名 患者性別 年代 原疾患 感染症名 投与年月 投与前検査(年月) 投与後検査(年月) 受血者個別NAT 献血者個別NAT 併用血液製剤等 備考 使用単位数 供血者再献血※ 同一供血者製剤確保※ 同一供血者製剤使用※
3-04189 A-04000172 2004/9/1 2004/9/13 人赤血球濃厚液（放射線照射） 男 20 消化器疾患 C型肝炎 04/06 HCV-Ab(-) HCV-Ab(+) 陰性 陰性 　 　 ４単位 1/4 ４本の原料血漿を製造、全て確保済み。 　
3-04190 A-04000173 2004/9/1 2004/9/13 人赤血球濃厚液（放射線照射）人血清アルブミン（UNKOWNDRUG） 男 70 呼吸器腫瘍 C型肝炎 04/03-04/07 HCV-Ab(-) HCV-Ab(-)(1)
HCV-Ab(-)(2)
HCV-Ab(+)(3)		 陰性 陰性 　 　 １３単位
50ml		 0/7 ６本の原料血漿、６本の新鮮凍結血漿を製造、確保済み。 　
3-04193 A-04000176 2004/9/3 2004/9/13 人赤血球濃厚液 男 70 消化器腫瘍 C型肝炎 02/09 HCV-Ab(-) HCV-Ab(+) 検体なし 陰性 　 　 ６単位 2/3 　 ３本の原料血漿、２本の新鮮凍結血漿を製造、原料血漿は全て使用済み、FFPは全て医療機関へ供給済み。
3-04195 A-04000178 2004/9/7 2004/9/13 人赤血球濃厚液（放射線照射） 女 80 脳循環疾患 C型肝炎 02/05 HCV-Ab(-) HCV-Ab(+) 陰性 陰性 　 　 ４単位 1/2 　 ２本の原料血漿を製造し、使用済み。
3-04196 A-04000179 2004/9/7 2004/9/13 人赤血球濃厚液（放射線照射） 男 60 心疾患 C型肝炎 04/02 HCV-Ab(-) HCV-Ab(+) 陽性(2004/07) 陰性 　 　 ８単位 2/5 ５本の原料血漿を製造、全て確保済み。 　
3-04200 A-04000184 2004/9/9 2004/9/21 人赤血球濃厚液（放射線照射） 男 10 骨折 C型肝炎 03/02 HCV-Ab(-) HCV-Ab(+) 陽性 陰性 　 　 ６単位 1/4 　 ４本の原料血漿、２本の新鮮凍結血漿を製造、原料血漿は全て使用済み、FFPは全て医療機関へ供給済み。
3-04205 A-04000194 2004/9/10 2004/9/24 人赤血球濃厚液 男 90 消化器腫瘍 C型肝炎 04/08 HCV-Ab(-)
HCV-RNA(-)		 HCV-Ab(+)
HCV-RNA(+)		 陽性 陰性 　 三人のうち二人は再来適合。一人は呼び出し検査で陰性 ６単位 2/3 ２本の原料血漿、３本の新鮮凍結血漿を製造、確保済み。 　
3-04222 A-04000219 2004/10/6 2004/10/20 新鮮凍結人血漿 男 30 Ｂ型肝炎 C型肝炎 03/04 HBV-DNA(+)HCV-RNA（-）(1)
HBsAg(+)HCV-Ab(-)(2)		 HBsAg(+)HCV-Ab(+) HCV-RNA陽性（2004/9） 陰性 　 　 １２単位 5/6 ４本の原料血漿、２本の凍結人血漿、６本の赤血球MAPを製造。 原料血症は全て使用済み。新鮮凍結血漿及び赤血球MAPは全て医療機関へ提供済み。
3-04229 A-04000225 2004/10/13 2004/10/27 人赤血球濃厚液（放射線照射）人血小板濃厚液（放射線照射）硫酸イセパマイシン 女 90 呼吸器疾患 C型肝炎 04/08 HCV-Ab(+) HCV-Ab(+) 陰性 陰性 　 　 ２単位
１０単位２バイアル		 0/2 ２本の原料血漿、１本の新鮮凍結血漿を製造、全て確保済み。 　
3-04231 A-04000226 2004/10/13 2004/10/27 人赤血球濃厚液
新鮮凍結人血漿		 男 40 消化器疾患 C型肝炎 01/11 HCV-Ab(-) HCV-Ab(+) 陰性 陰性 　 　 ６単位
８単位		 4/7 　 ７本の原料血漿、４本の赤血球MAPを製造。原料血漿は全て使用済み。赤血球MAPは全て医療機関へ供給済み。
3-04234 A-04000230 2004/10/19 2004/11/2 人赤血球濃厚液（放射線照射） 女 40 代謝疾患、泌尿器疾患 C型肝炎 03/11-04/01 HCV-Ab(-) HCV-Ab(+) 陽性 陰性 　 　 １６単位 2/11 　 ９本の原料血漿、９本の新鮮凍結血漿を製造。原料血漿は全て使用済み、新鮮凍結血漿は全て医療機関に供給済み。
3-04237 A-04000233 2004/10/20 2004/11/2 人赤血球濃厚液 男 30 交通事故 C型肝炎 04/09 HCV-Ab(-) HCV-Ab(+) 陽性（輸血前）陽性（輸血後） 陰性 　 　 １３単位 0/7 ４本の原料血漿、６本の新鮮凍結血漿を製造、全て確保済み。 　
3-04239 A-04000235 2004/10/27 2004/11/10 人赤血球濃厚液（放射線照射） 女 80 呼吸器疾患 C型肝炎 04/08 HCV-Ab(-) HCV-Ab(+) 陰性 陰性 　 　 ４単位 0/2 ２本の原料血漿、１本の新鮮凍結血漿を製造。原料血漿と新鮮凍結血漿は全て確保済み。 　
3-04258 A-04000254 2004/11/19 2004/12/2 人赤血球濃厚液（放射線照射）人赤血球濃厚液 男 50 消化器腫瘍 Ｃ型肝炎 04/10 HBsAg(−)HBsAb(＋)HCV-Ab(−) HBsAg(−)HBcAb(＋)HCV-Ab（+） 陰性（輸血前）陽性（輸血後） 陰性 　 　 ４単位
６単位		 0/5 ５本の原料血漿、４本の新鮮凍結血漿製造、原料、新鮮凍結血漿は全て確保済み。 　
3-04259 A-04000255 2004/11/22 2004/12/2 新鮮凍結人血漿 男 60 泌尿器疾患 C型肝炎 04/06 HCV-Ab(-) HCV-Ab(-)(1)
HCV-Ab(+)(2)		 陰性（輸血前）陽性（輸血後） 陰性 　 　 ３０単位 5/6 同一採血番号の製剤なし 　
3-04264 A-04000259 2004/11/26 2004/12/9 人赤血球濃厚液 女 60 消化器疾患 C型肝炎 03/9 HCV-Ab(−) HCV-Ab(+) 陽性（輸血後） 陰性 　 　 ６単位
 0/3 ３本の原料血漿、２本の新鮮凍結血漿を製造。 原料血漿は全て使用済み。新鮮凍結血漿は全て医療機関へ供給済み。
3-04268 A-04000262 2004/11/30 2004/12/14 人血小板濃厚液（放射線照射） 男 50 血液腫瘍 C型肝炎 04/07 HCV-Ab(−) HCV-Ab(+) 陽性（輸血後） 陰性 　 　 １００単位
 5/7 ６本の原料血漿を製造、全て確保済み。 　
3-04272 A-04000267 2004/12/7 2004/12/17 人血小板濃厚液（放射線照射） 男 30 自己免疫性肝炎、Ｂ型肝炎キャリア C型肝炎 04/09 HCV-Ab(−) HCV-Ab(+) 陰性（輸血前）陽性（輸血後） 陰性 　 　 １０単位 1/1 １本の原料血漿を製造、確保済み。 　
3-04274 A-04000268 2004/12/9 2004/12/22 人赤血球濃厚液 女 60 呼吸器腫瘍 C型肝炎 04/06 HCV-Ab(−) HCV-Ab(+) 　 　 　 　 ４単位 3/3 ３本の原料血漿、１本の新鮮凍結血漿を製造、原料血漿は全て確保済み。 新鮮凍結血漿は供給済み。
3-04277 A-04000272 2004/12/15 2004/12/28 人赤血球濃厚液 女 90 骨折、貧血 C型肝炎 04/11 HCV-Ab(−) HCV-Ab(+) 陰性（輸血後） 陰性 　 　 ２単位 ０／１ １本の原料血漿を製造。 原料血漿は使用済み。
3-04284 A-04000282 2004/12/21 2005/1/4 人赤血球濃厚液（放射線照射） 男 60 消化器疾患 Ｃ型肝炎 04/5 未検査 HCV-Ab(-)（1）HCV-Ab（+）（2） 陰性（輸血後） 陰性 　 　 ６単位
 1/3 ３本の原料血漿、３本の新鮮凍結血漿を製造、原料血漿は全て確保済み。 新鮮凍結血漿は全て医療機関へ供給済み。
3-04285 A-04000279 2004/12/22 2005/1/4 人赤血球濃厚液（放射線照射） 男 70 呼吸器疾患 Ｃ型肝炎 04/8-9 HCV-Ab(−) HCV-Ab(＋) 陰性（輸血後） 陰性 　 　 ６単位
 0/3 ３本の原料血漿、１本の新鮮凍結血漿を製造、原料血漿、新鮮凍結血漿は全て確保済み。 　
3-04286 A-04000280 2004/12/22 2005/1/4 人赤血球濃厚液（放射線照射） 女 80 消化器腫瘍 Ｃ型肝炎 04/8 HCV-Ab(−) HCV-Ab(＋) 　 　 人血清アルブミン 　 ４単位
 　 ２本の原料血漿、１本の新鮮凍結血漿を製造。 　
3-04288 A-04000283 2004/12/27 2005/1/7 人赤血球濃厚液（放射線照射）新鮮凍結血漿　 男 50 呼吸器疾患 Ｃ型肝炎 04/7 HCV-Ab(−) HCV-Ab(＋) 陽性（輸血後） 　 　 　 ４単位　４単位
 1/4 ４本の原料血漿、２本の新鮮凍結血漿、２本のMAPを製造。 原料血漿は調査中、新鮮凍結血漿とＭＡＰは全て医療機関へ供給済み。
3-04292 A-04000287 2004/12/28 2005/1/7 人赤血球濃厚液（放射線照射） 女 60 消化器腫瘍 Ｃ型肝炎 03/8-9 HCV-Ab(−) HCV-RNA（+）（1）HCV-Ab(＋)（2） 陽性（輸血後） 　 　 　 ８単位 0/4 ４本の原料血漿、１本の新鮮凍結血漿を製造。 原料血漿は調査中、新鮮凍結血漿は医療機関へ供給済み。
3-04293 A-04000288 2004/12/28 2005/1/7 人赤血球濃厚液新鮮凍結血漿人血小板濃厚液（放射線照射） 女 60 若年性関節炎、サイトメガロウイルス腸炎 Ｃ型肝炎 04/6-8 HCV-Ab(−) HCV-RNA(＋) 陰性（輸血前）陽性（輸血後） 陰性 　 　 ２２単位１６単位２０単位
 5/21 19本の原料血漿、４本の新鮮凍結血漿、７本のMAPを製造、原料血漿は9本確保済み、新鮮凍結血漿は１本確保済み。 19本の原料血漿、４本の新鮮凍結血漿、７本のMAPを製造、原料血漿は10本使用済み、新鮮凍結血漿は医療機関へ３本供給済み、赤血球MAPは全て医療機関へ供給済み。


輸血によるHＥV感染報告例（疑い例を含む。）

日赤番号 登録番号 FAX受付日 報告受領日 一般名 患者性別 年代 原疾患 感染症名 投与年月 投与前検査(年月) 投与後検査(年月) 受血者個別NAT 献血者個別NAT 併用血液製剤等 備考 使用単位数 供血者再献血※ 同一供血者製剤確保※ 同一供血者製剤使用※
3-04227 A-04000223 2004/10/8 2004/10/20 人血小板濃厚液（放射線照射） 男 60 血液腫瘍 E型肝炎 04/09 HEV-RNA(-)(04/08) HEV-RNA(-)(04/09)
HEV-RNA(+)(04/10)
HEVAｂ−ＩｇG（＋）(04/10)		 陽性(04/10)陰性(04/12) 陽性 　 　 １０単位 　 １本の原料血漿、を製造、原料血漿は確保済み。 　
3-0427１ A-04000266 2004/12/3 2004/12/17 人赤血球濃厚液人血小板濃厚液 男 20 血液腫瘍 Ｅ型肝炎 99−00 　 　 陽性（輸血後） 　 　 別紙 　 　 　 　


輸血による細菌等感染報告例（疑い例を含む。）

日赤番号 登録番号 FAX受付日 報告受領日 一般名 患者性別 年代 原疾患 感染症名 投与年月 投与前検査(年月) 投与後検査(年月) 受血者個別NAT 献血者個別NAT 併用血液製剤等 備考 使用単位数 供血者再献血※ 同一供血者製剤確保※ 同一供血者製剤使用※
3-04192 A-04000175 2004/9/3 2004/9/13 人赤血球濃厚液（放射線照射） 男 60 血液腫瘍 細菌感染 04/08 　 　 抗血漿タンパク質抗体検査：陰性、血漿タンパク質欠損検査：欠損無し 無菌試験適合 　 　 ２単位 　 １本の原料血漿を製造、確保済み。 　
3-04191 A-04000174 2004/9/7 2004/9/13 人血小板濃厚液（放射線照射） 女 80 血液疾患 細菌感染 04/09 　 　 抗血漿タンパク質抗体検査：陰性、血漿タンパク質欠損検査：欠損無し 無菌試験適合 　 　 １０単位 　 １本の原料血漿を製造、確保済み。 　
3-04197 A-04000180 2004/9/7 2004/9/13 人血小板濃厚液（放射線照射） 男 30 血液腫瘍 細菌感染 04/09 　 　 抗血漿タンパク質抗体検査：陰性、血漿タンパク質欠損検査：欠損無し 無菌試験適合 骨髄移植 　 １０単位 　 １本の原料血漿を製造、全て確保済み。 　
3-04199 A-04000183 2004/9/8 2004/9/21 人赤血球濃厚液（放射線照射） 女 60 消化器腫瘍 細菌感染 04/09 　 　 抗血漿タンパク質抗体検査：陰性 無菌試験適合 　 敗血症性ショックによる死亡との主治医の報告。輸血後の患者血液からは菌は検出されていない。 ２単位 　 １本の原料血漿、１本の新鮮凍結血漿を製造、確保済み。 　
3-04215 A-04000211 2004/9/24 2004/9/29 人赤血球濃厚液（放射線照射） 男 70 婦人科腫瘍 細菌感染 04/09 　 セラチア菌検出 抗血漿タンパク質抗体検査：陰性、血漿タンパク質欠損検査：欠損無し 同一採血番号の血漿３本で無菌試験を実施、適合 　 　 ６単位 　 ３本の原料血漿、１本の新鮮凍結血漿を製造、全て確保済み。 　
3-04219 A-04000216 2004/9/27 2004/10/12 人赤血球濃厚液 女 40 消化器腫瘍、生殖器腫瘍 細菌感染 04/09 　 　 抗血漿タンパク質抗体検査：陰性、血漿タンパク質欠損検査：欠損無し 一本は当該輸血用血液製剤及び同一採血番号の血漿１本で無菌試験を実施、適合 　 　 ４単位 　 ２本の原料血漿、２本の新鮮凍結血漿を製造、全て確保済み。 　
3-04224 A-04000221 2004/10/8 2004/10/20 人血小板濃厚液（放射線照射） 女 60 血液腫瘍 細菌感染 04/10 　 　 抗血漿タンパク質抗体検査：陰性、血漿タンパク質欠損検査：欠損無し 無菌試験適合 　 　 １０単位 　 １本の原料血漿を製造、確保済み。 　
3-04232 A-04000227 2004/10/13 2004/10/27 人赤血球濃厚液（放射線照射） 男 70 呼吸器腫瘍 細菌感染 04/09 　 Candida glabrata 　 同一採血番号の血漿及び当該輸血用血液製剤（セグメント）で無菌試験を実施、適合 　 患者は平成１６年１０月２８日原疾患（肺ガン）で死亡。なお、担当医は輸血との関連性はなしとのこと。 　 　 １本の原料血漿を製造、確保済み。 　
3-04233 A-04000228 2004/10/14 2004/10/27 人赤血球濃厚液（放射線照射） 男 70 血液腫瘍 細菌感染 04/10 　 　 抗血漿タンパク質抗体検査：陰性、血漿タンパク質欠損検査：欠損無し 当該輸血用血液製剤で無菌試験を実施、適合 　 　 ２単位 　 １本の原料血漿、１本の新鮮凍結血漿を製造、全て確保済み。 　
3-04238 A-04000234 2004/10/27 2004/11/10 人赤血球濃厚液（放射線照射）新鮮凍結人血漿人赤血球濃厚液 男 80 循環器疾患 細菌感染 04/10 陰性 　 　 同一採血番号の血漿9本で無菌試験を実施、適合 ヘパリンナトリウム 　 ２単位
６単位
８単位		 　 ７本の原料血漿、６本の新鮮凍結血漿、３本の赤血球MAPを製造。原料血漿と新鮮凍結血漿は全て確保済み。 ３本の赤血球MAPは全て医療機関へ供給済み。
3-04248 A-04000243 2004/11/11 2004/11/22 人血小板濃厚液（放射線照射） 女 50 血液疾患 細菌感染 04/11 　 　 抗血漿タンパク質抗体検査：陰性、血漿タンパク質欠損検査：欠損無し 当該血小板製剤及び同一採血番号の血漿で無菌試験を実施、適合 ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン 　 20単位 　 2本の原料血漿えを製造。原料血漿は確保済み。 　
3-04261 A-04000257 2004/11/25 2004/12/9 人赤血球濃厚液 女 10 循環器疾患 菌血症 04/11 　 　 　 　 　 　 １単位 　 １本の原料血漿、を製造、原料血漿は確保済み。 　
3-04269 A-04000264 2004/12/1 2004/12/14 人赤血球濃厚液 男 70 血液腫瘍 細菌感染 04/11 　 　 抗血漿タンパク質抗体検査：陰性、血漿タンパク質欠損検査：欠損無し 当該製剤及び同一採血番号の血漿で無菌試験を実施、適合 　 　 ４単位 　 ２本の原料血漿を製造、全て確保済み。 　
3-04279 A-04000274 2004/12/16 2004/12/28 人赤血球濃厚液 男 60 消化器疾患 細菌感染 04/12 　 　 　 　 　 　 ２単位 　 　 　


輸血によるその他ウイルス感染報告例（疑い例を含む。）

日赤番号 登録番号 FAX受付日 報告受領日 一般名 患者性別 年代 原疾患 感染症名 投与年月 投与前検査(年月) 投与後検査(年月) 受血者個別NAT 献血者個別NAT 併用血液製剤等 備考 使用単位数 供血者再献血※ 同一供血者製剤確保※ 同一供血者製剤使用※
3-04194 A-04000177 2004/9/6 2004/9/13 人赤血球濃厚液（放射線照射）
人赤血球濃厚液
人血小板濃厚液（放射線照射）
白血球除去人赤血球浮遊液（放射線照射）		 女 50 血液腫瘍 パルボウイルス感染 03/07 検査値なし B19-Ab(IgM) (-)、
B19-Ab(IgG) (-)		 パルボウイルスB19-DNA陽性 陰性 血液幹細胞移植 　 ２単位
２単位
３０単位
２単位		 7/7 　 ７本の原料血漿を製造、全て使用済み。
3-04249 A-04000244 2004/11/12 2004/11/26 人赤血球濃厚液（放射線照射）　赤血球MAP　人血小板濃厚液（放射線照射）　人血小板濃厚液新鮮凍結人血漿 男 70 心疾患 ヘルペス肺炎 04/10 HSV−IgG(＋)
HSV−IgM(−)
HSV-DNA（-）		 HSV−IgG(＋)HSV−IgM
(−)HSV-DNA（-）		 陰性（輸血後） 陰性 　 　 12単位　10単位35単位　20単位
30単位		 　 17本の原料血漿、5本の新鮮凍結血漿製造。原料血漿は調査中。新鮮凍結血漿は確保済み。 　


　　国内血漿分画製剤による感染報告事例（疑い例を含む）
平成１６年12月28日現在

登録番号 FAX受付日 報告受領日 一般名 患者性別 年代 原疾患 感染症名（感染疑いを含む。） 投与年月 投与前検査(年月) 投与後検査(年月) 受血者個別NAT 原料血漿・製品ＮＡＴ検査（再検査・製造時検査の別） 併用血液製剤等 備考
A-04000024 2004/04/15 2004/8/19 人血清アルブミン 女 10 消化器疾患 C型肝炎 02/05 HCV-Ab(-)
 HCV-Ab(-)
(投与後第1回)
HCV-Ab(+)
(投与後第2回)		 　 同一ロット保存サンプルNAT陰性 　 MAP血を2002/08に使用。MAP使用時の患者NAT (+)
A-04000045 　 2004/05/07 乾燥抗破傷風人免疫グロブリン（併用：乾燥スルホ化人免疫グロブリン） 男 70 開放骨折他 C型肝炎 03/08 HCV-Ab(-) HCV-Ab(+) 陽性 陰性（原血漿、製品） A04000082と同一症例 ミニプールNAT及び製品NATすべて陰性。ウイルスクリアランス指数は９以上。医療機関を調査したが、感染経路は十分解明されていない。
A-04000082 2004/06/02 2004/06/11 乾燥スルホ化人免疫グロブリン（併用：乾燥抗破傷風人免疫グロブリン） 男 70 開放骨折他 C型肝炎 03/08 HCV-Ab(-) HCV-Ab(+) 陽性 陰性（原血漿、製品） A04000045と同一症例 ミニプールNAT及び製品NATすべて陰性。ウイルスクリアランス指数は９以上。医療機関を調査したが、感染経路は十分解明されていない。
A-04000182 2004/9/2 2004/9/16 タココンブ 男 60 呼吸器腫瘍 C型肝炎 04/07 HCV-Ab(-)
 HCV-Ab(+)
 2004/9HCV-RNA陰性
第三者機関の再検査において
HCV-Ab(-)		 原料血漿については、陰性 　
患者再検査陰性であり、感染はなかったと考えられる
A-04000186 2004/9/10 2004/9/22 人血清アルブミン（併用：人赤血球濃厚液）
（バクスター社製）		 男 60 心疾患 C型肝炎 04/02 HCV-Ab(-)　HCV-Ag(-)
 HCV-Ab(+)　HCV-Ag(-)
 陽性 調査中 日赤3-04196と同じ
他社のアルブミンも使用。
他社からも報告済み		 ウイルスクリアランス指数は９以上。
A-04000198 2004/9/15 2004/9/27 人血清アルブミン（併用：人赤血球濃厚液）
（アベンテイス・ファーマ社製）		 男 60 心疾患 C型肝炎 04/02 HCV-Ab(-)　HCV-Ag(-)
 HCV-Ab(+)　HCV-Ag(-)
 　 調査中 日赤3-04196と同じ
他社のアルブミンも使用。
他社からも報告済み		 ウイルスクリアランス指数は９以上。
A-04000213 2004/10/4 2004/10/5 フィブリノゲン加第１３因子 男 60 呼吸器腫瘍 Ｃ型肝炎 04/08 HCV(-) HCV(+) 2004/9HCV-RNA陰性
第三者機関の再検査において
HCV-Ab(-)		 　 A-04000182と同一症例。タココンブ使用。
患者再検査陰性であり、感染はなかったと考えられる。
　 2004/12/3 　 ポリエチレングリコール処理抗ＨＢｓ人免疫グロブリン 女 50 感染予防 Ｃ型肝炎 2003/12/12　2003/12−2004/02 　 HCV(-)(1)　
HCV(+)(2)		 　 当該ロット製品及び原料血漿のNAT再検査陰性 　 当該ロット製品及び血漿のNAT再検査陰性。ウイルスクリアランス指数は９以上。
A-04000270 2004/12/24 2004/12/24 フィブリノゲン加第１３因子　タココンブ 男 60 呼吸器腫瘍 Ｃ型肝炎 04/08 HCV(-) HCV(+)　(1)
HCV(-)(2)		 　 　 A-04000213と同一症例 再提出（患者再検査陰性であり、感染はなかったと考えられる）
　 2004/12/27 　 人血清アルブミン　フィブリノゲン加第１３因子 女 70 心疾患、消化器疾患 C型肝炎 02/10 HCV-Ab(-)
 HCV-Ab(±)
 　 調査中 　 調査中
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