III．血液製剤による副作用（輸血感染症を含む）対策

21.血液照射の実施状況（複数回答可）
　 照射血液を使わない 一部の患者用に照射する 照射するが未照射もある 全て照射 総施設数
施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％
a　　20-99床 27 2.4 11 1.0 132 11.6 966 84.7 1140
b　100-199床 4 0.7 2 0.4 65 12.2 465 87.1 534
c　200-299床 2 0.7 0 0.0 39 14.4 232 85.6 271
d　300-499床 4 1.0 0 0.0 52 13.3 345 88.2 391
e　500床以上 1 0.4 0 0.0 29 12.3 214 90.7 236
合計 38 1.5 13 0.5 317 12.3 2222 86.4 2572
血液照射は86.4％の施設が全ての血液について実施している．逆に実施していない施設が1.5%ある．

22.血液製剤による副作用（輸血感染症を含む）の報告体制（複数回答可能）
　 報告体制はない 病院内の報告体制 血液センターへの報告体制 厚生労働省への報告体制 総施設数
施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％
a　　20-99床 183 16.1 790 69.3 401 35.2 174 15.3 1140
b　100-199床 75 14.0 370 69.3 246 46.1 123 23.0 534
c　200-299床 24 8.9 194 71.6 162 59.8 89 32.8 271
d　300-499床 23 5.9 306 78.3 282 72.1 134 34.3 391
e　500床以上 3 1.3 209 88.6 210 89.0 109 46.2 236
合計 308 12.0 1869 72.7 1301 50.6 629 24.5 2572

22−（1）副作用の報告体制の有無と血液製剤使用量との関連
複数回答可能なので，体制は無いに○，かつ，その他全てに×なら「1ない」群，
　体制は無いが×，かつ，その他のいずれかまたは複数に○なら「2あり」群とする

　22−（1）−ア　MAP（千床当たりの使用量と，各病院の千床当たり使用量の平均，標準偏差）
　 副作用報告体制 施設数 M・A・P総使用量 千床当M・A・P総使用量
計(単位） 全件/全床x千 平均(単位） SD
a　　20-99床 ない 175 30610 3337.0 3370.6 3177.2
ある 877 169133 3620.5 3645.9 5264.9
b　100-199床 ない 72 40826 4118.0 4014.5 2832.5
ある 426 254725 4241.5 4237.8 3693.6
c　200-299床 ない 23 29573 5381.8 5393.4 3868.2
ある 234 273686 4804.9 4831.2 3425.5
d　300-499床 ない 23 40586 4956.2 4840.5 2530.7
ある 360 854869 6441.0 6382.1 3966.2
e　500床以上 ない 2 8659 5557.8 4999.5 2551.8
ある 232 1563620 9721.3 9379.1 3526.2

　22−（1）−イ　FFP（千床当たりの使用量と，各病院の千床当たり使用量の平均，標準偏差）
　 副作用報告体制 施設数 FFP総使用量 千床当FFP総使用量
計(単位） 全件/全床x千 平均(単位） SD
a　　20-99床 ない 89 8253 1528.1 1573.7 2735.9
ある 527 55220 1836.4 1827.6 5799.7
b　100-199床 ない 64 16369 1830.0 1809.8 2207.4
ある 383 120604 2223.9 2220.2 4294.5
c　200-299床 ない 22 16600 3160.7 3212.8 3265.5
ある 222 142983 2646.5 2707.0 3467.2
d　300-499床 ない 23 18837 2300.3 2254.0 2055.0
ある 354 535375 4099.3 4051.3 3967.2
e　500床以上 ない 2 7435 4772.1 4273.9 2277.4
ある 232 1310080 8157.5 7541.8 5355.9

23.血液製剤による副作用や輸血後感染症の検査を行う等の追跡
　 全く実施せず 一部実施 全例実施 計
施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％
a　　20-99床 400 36.7 548 50.2 143 13.1 1091 100
b　100-199床 151 29.5 308 60.3 52 10.2 511 100
c　200-299床 58 22.4 172 66.4 29 11.2 259 100
d　300-499床 33 8.8 306 82.0 34 9.1 373 100
e　500床以上 5 2.2 192 82.8 35 15.1 232 100
合計 647 26.2 1526 61.9 293 11.9 2466 100

24.輸血療法に伴う事故やインシデントの報告体制
　　88.3％が「あり」と回答している

25.輸血療法に伴う事故の防止対策（複数回答可能）
　 院内で統一の
取り組みなし		 看護手順等に
盛り込み実施		 委員会で決定
(マニュアルなし)		 委員会で決定
(マニュアルあり)		 総施設数
施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％
a　　20-99床 209 18.3 509 44.6 78 6.8 384 33.7 1140
b　100-199床 60 11.2 186 34.8 39 7.3 273 51.2 534
c　200-299床 19 7.0 64 23.6 20 7.4 179 66.1 271
d　300-499床 21 5.4 54 13.8 36 9.2 299 76.5 391
e　500床以上 2 0.8 19 8.1 14 5.9 209 88.6 236
合計 311 12.1 832 32.3 187 7.3 1344 52.3 2572


IV．血液製剤の適正使用対策

26.血液製剤の適正使用の，病院の取り組み
　 医師個人に
任される		 レセプト減点に
なるもののみ		 病院全体で
取り組む		 計
施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％
a　　20-99床 727 66.2 147 13.4 224 20.4 1098 100
b　100-199床 274 53.7 70 13.7 166 32.5 510 100
c　200-299床 105 40.1 26 9.9 131 50.0 262 100
d　300-499床 109 28.8 39 10.3 230 60.8 378 100
e　500床以上 36 15.9 16 7.1 174 77.0 226 100
合計 1251 50.6 298 12.0 925 37.4 2474 100

26−（1）適正使用の病院の取り組みと血液製剤使用量との関連
　個々の医師に任されているに○なら「1 医師個人任せ」群，それ以外に○なら「2 それ以外」群とする

　26−（1）−ア　MAP（千床当たりの使用量と，各病院の千床当たり使用量の平均，標準偏差）
　 適正使用の
取り組み		 施設数 M・A・P総使用量 千床当M・A・P総使用量
計(単位） 全件/全床x千 平均(単位） SD
A　　20-99床 医師個人任せ 692 118570 3312.1 3284.7 3593.9
それ以外 356 81441 4073.1 4228.6 6884.0
B　100-199床 医師個人任せ 268 143093 3817.3 3760.7 3129.1
それ以外 230 151711 4664.9 4675.4 3992.5
C　200-299床 医師個人任せ 102 115774 4662.7 4707.4 3310.3
それ以外 154 188086 5019.9 5029.2 3551.3
D　300-499床 医師個人任せ 108 253422 6593.5 6508.1 4993.2
それ以外 267 624236 6278.0 6218.9 3414.0
E　500床以上 医師個人任せ 36 197375 8683.8 8503.2 3648.5
それ以外 189 1317007 9872.9 9515.6 3499.7

　26−（1）−イ．FFP（千床当たりの使用量と，各病院の千床当たり使用量の平均，標準偏差）
　 適正使用の
取り組み		 施設数 FFP総使用量 千床当FFP総使用量
計(単位） 全件/全床x千 平均(単位） SD
a　　20-99床 医師個人任せ 380 29493 1375.9 1388.8 2728.7
それ以外 232 34102 2450.7 2488.3 8184.8
b　100-199床 医師個人任せ 236 65443 1970.5 1925.5 3317.3
それ以外 210 69744 2337.9 2361.9 4730.8
c　200-299床 医師個人任せ 95 66379 2871.8 2932.8 3494.6
それ以外 149 93003 2564.3 2613.7 3393.8
d　300-499床 医師個人任せ 105 166566 4460.2 4367.7 5013.7
それ以外 265 378720 3835.1 3791.6 3398.9
e　500床以上 医師個人任せ 35 165492 7597.0 6968.1 5241.4
それ以外 190 1109360 8272.9 7656.0 5438.6

27.「安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律」（血液法，平成15年7月施行）の周知

　　87.4％が知っている．

28.「血液製剤の使用指針・輸血療法の実施に関する指針」（平成11年の厚生省通知）への対応
　 個々の医師に
任せる		 関連部門のみ
配備		 院内配布しているが
マニュアル無し		 マニュアル作成 計
施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％
a　　20-99床 456 41.8 114 10.4 304 27.9 217 19.9 1091 100
b　100-199床 170 33.1 59 11.5 138 26.8 147 28.6 514 100
c　200-299床 54 20.8 38 14.7 70 27.0 97 37.5 259 100
d　300-499床 53 13.9 39 10.2 97 25.4 193 50.5 382 100
e　500床以上 13 5.6 16 6.9 49 21.0 155 66.5 233 100
合計 746 30.1 266 10.7 658 26.5 809 32.6 2479 100
個々の医師(個々の医師に任せている)，関連部門(輸血関連部門には配備しているが，院内に周知はしていない)，院内配布(院内の医師，看護師に配布し周知しているがマニュアルはない)，マニュアル(院内に周知し院内の輸血療法マニュアルに取り込んで実施している)かについては，マニュアルまで作成して対応していると回答した施設が全体で32.6%である．逆に個々の医師に任せていると回答した施設が30.1%である

29.指針の，輸血後肝炎のフォローアップ体制
　 殆ど行わず 再来院者 半分程度 かなり行う 殆どに行う 合計
施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％
a　　20-99床 352 32.7 357 33.1 77 7.1 206 19.1 86 8.0 1078 100
b　100-199床 160 32.4 181 36.6 32 6.5 98 19.8 23 4.7 494 100
c　200-299床 88 34.8 96 37.9 18 7.1 40 15.8 11 4.3 253 100
d　300-499床 111 31.0 165 46.1 23 6.4 52 14.5 7 2.0 358 100
e　500床以上 60 26.3 111 48.7 20 8.8 32 14.0 5 2.2 228 100
合計 771 32 910 37.7 170 7.1 428 17.8 132 5.5 2411 100
「血液製剤の使用指針・輸血療法の実施に関する指針」（平成11年の厚生省通知）の「（輸血後肝炎の）感染の有無を見るためには，輸血後最低3ヶ月，できれば6ヶ月間程度定期的に肝機能と肝炎ウイルス関連マーカーの検査を行う必要がある」に対しての体制についての質問の5区分の内容は以下の通りである．
　　1．殆ど行わず：輸血後の検査はほとんど行っていない．
　　2．再来院者：再来院した患者など若干は行っている．
　　3．半分程度：半分程度は行っている．
　　4．かなり行う：かなりの患者に行っている．
　　5．殆どに行う：再来院をうながしてまでほとんどの患者に行っている．

30.貯血式自己血輸血の実施体制
　 実施せず 各診療科任せ なるべく集中 業務を集中 計
施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％
a　　20-99床 865 76.6 126 11.2 63 5.6 75 6.6 1129 100
b　100-199床 161 30.8 191 36.6 85 16.3 85 16.3 522 100
c　200-299床 30 11.3 128 48.1 56 21.1 52 19.5 266 100
d　300-499床 11 2.8 180 46.5 76 19.6 120 31.0 387 100
e　500床以上 2 0.9 63 27.2 41 17.7 126 54.3 232 100
合計 1069 42.2 688 27.1 321 12.7 458 18.1 2536 100

30−（1）貯血式自己血輸血の実施の有無と血液製剤使用量との関連
実施せずに○なら「1　実施せず」群，それ以外に○なら「2　実施している」群とする
　30−（1）−ア　MAP（千床当たりの使用量と，各病院の千床当たり使用量の平均，標準偏差）
　 貯血式
自己血輸血		 施設数 M・A・P総使用量 千床当M・A・P総使用量
計(単位） 全件/全床x千 平均(単位） SD
a　　20-99床 実施せず 827 138271 3278.4 3363.3 4363.9
実施している 253 68314 4454.2 4378.5 6406.8
b　100-199床 実施せず 155 60079 3009.7 3000.1 2449.3
実施している 353 240534 4667.3 4700.3 3838.0
c　200-299床 実施せず 28 14229 2103.3 2201.8 1982.6
実施している 232 292201 5178.6 5194.7 3451.2
d　300-499床 実施せず 11 7953 2096.8 2198.1 2062.6
実施している 373 890920 6495.0 6430.5 3898.6
e　500床以上 実施せず 2 164 113.5 132.4 87.0
実施している 229 1539133 9697.4 9343.1 3429.6

　30−（1）-イ　FFP（千床当たりの使用量と，各病院の千床当たり使用量の平均，標準偏差）
　 貯血式
自己血輸血		 施設数 FFP総使用量 千床当FFP総使用量
計(単位） 全件/全床x千 平均(単位） SD
a　　20-99床 実施せず 451 29921 1194.8 1273.0 2725.6
実施している 180 36089 3152.4 3152.3 9072.8
b　100-199床 実施せず 128 21293 1287.8 1281.0 1806.4
実施している 330 115966 2400.3 2431.6 4565.1
c　200-299床 実施せず 22 7552 1430.8 1465.4 1938.3
実施している 225 152372 2783.8 2838.6 3490.0
d　300-499床 実施せず 10 5012 1455.7 1496.1 2354.2
実施している 368 551770 4075.1 4022.3 3924.2
e　500床以上 実施せず 1 302 604.0 604.0 .
実施している 230 1296555 8133.2 7508.7 5368.3

31.貯血式自己血輸血用血液の保管管理体制
　 一括管理 採血診療科管理 計
施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％
a　　20-99床 208 75.6 67 24.4 275 100
b　100-199床 324 92.0 28 8.0 352 100
c　200-299床 219 92.0 19 8.0 238 100
d　300-499床 359 95.5 17 4.5 376 100
e　500床以上 229 99.1 2 0.9 231 100
合計 1339 91.0 133 9.0 1472 100

32.供血者からの院内採血（生血輸血）の実施
　 実施していない やむを得ない時のみ 日常的に実施 計
施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％ 施設数 ％
a　　20-99床 1074 95.3 53 4.7 0 0 1127 100
b　100-199床 469 89.5 55 10.5 0 0 524 100
c　200-299床 224 83.3 45 16.7 0 0 269 100
d　300-499床 283 72.8 105 27.0 1 0.3 389 100
e　500床以上 144 61.3 88 37.4 3 1.3 235 100
合計 2194 86.2 346 13.6 4 0.2 2544 100

32−（1）生血輸血実施の有無と血液製剤使用量との関連
実施していない○なら「1 実施せず」群，それ以外に○なら「2 実施している」群とする
　32−（1）−ア　MAP（千床当たりの使用量と，各病院の千床当たり使用量の平均，標準偏差）
　 生血輸血 施設数 M・A・P総使用量 千床当M・A・P総使用量
計(単位） 全件/全床x千 平均(単位） SD
a　　20-99床 実施せず 1029 188734 3453.8 3462.8 4408.3
実施している 48 18125 6348.5 6743.6 11103.5
b　100-199床 実施せず 455 256807 4021.3 3978.0 3239.8
実施している 55 43112 5479.4 5631.2 5335.8
c　200-299床 実施せず 218 251470 4716.0 4730.8 3547.7
実施している 45 58747 5552.1 5583.8 2780.4
d　300-499床 実施せず 281 623758 6109.3 6062.5 4008.2
実施している 105 278891 7012.4 6919.1 3583.1
e　500床以上 実施せず 143 926662 9392.1 9031.1 3439.9
実施している 91 642224 10117.6 9805.4 3667.8

　32−（1）−イ　FFP（千床当たりの使用量と，各病院の千床当たり使用量の平均，標準偏差）
　 生血輸血 施設数 FFP総使用量 千床当FFP総使用量
計(単位） 全件/全床x千 平均(単位） SD
a　　20-99床 実施せず 592 57904 1697.4 1696.1 5300.2
実施している 40 7901 3185.9 3364.7 6841.0
b　100-199床 実施せず 404 110905 1944.1 1922.4 3121.8
実施している 54 26133 3368.5 3493.8 7948.6
c　200-299床 実施せず 205 128974 2571.9 2619.8 3408.1
実施している 45 34877 3296.2 3344.0 3506.3
d　300-499床 実施せず 276 368196 3669.9 3635.7 3881.8
実施している 105 190738 4795.9 4724.7 3855.6
e　500床以上 実施せず 143 743378 7553.3 6972.0 4968.2
実施している 91 569618 8973.8 8306.0 5854.0


V．血液製剤の使用状況

33.平成14年の血液製剤の年間使用量及び廃棄量
33−（1）赤血球M・A・P「日赤」使用量
　 施設数 一般病床数（床） MAP総使用量（単位） 千床当MAP総使用量(単位）
計 全件/全床x千 平均 SD
a　　20-99床 1089 58,015 208,020 3585.6 3595.8 4918.6
b　100-199床 518 72,851 304,304 4177.1 4155.3 3541.6
c　200-299床 265 64,424 313,000 4858.4 4880.5 3426.4
d　300-499床 388 142,520 906,255 6358.8 6292.8 3906.4
e　500床以上 235 162,902 1,575,541 9671.7 9329.7 3535.4
計 2495 500,712 3,307,120 6604.8 4807.9 4575.8

　33−（1）−ア　赤血球M・A・P「日赤」使用量（100床区切り）
　 施設数 一般病床数（床） MAP使用量（単位） 千床当MAP使用量（単位）
計 全件/全床x千 平均 SD
a　20-99床 1089 58,015 208,020 3585.6 3595.8 4918.6
b　100-199床 518 72,851 304,304 4177.1 4155.3 3541.6
c　200-299床 265 64,424 313,000 4858.4 4880.5 3426.4
d　300-399床 268 90,067 530,041 5885.0 5898.7 3561.2
e　400-499床 120 52,453 376,214 7172.4 7172.9 4476.7
f　500-599床 96 51,699 413,936 8006.7 7983.5 3038.3
g　600-699床 58 37,323 349,742 9370.7 9343.8 3823.8
h　700-799床 26 19,218 190,440 9909.5 9908.9 2558.5
i　800-999床 30 26,310 300,760 11431.4 11477.5 3888.4
j　1000床以上 25 28,352 320,663 11310.1 11286.6 2853.2
計 2495 500,712 3,307,120 6604.8 4807.9 4575.8

33−（2）その他（白血球除去等）の赤血球製剤使用量
　 施設数 一般病床数
（床）		 その他の赤血球使用量
（単位）		 千床当その他の赤血球使用量
（単位）
計 全件/全床x千 平均 SD
A　　20-99床 83 5,102 2,201 431.4 557.6 1016.5
b　100-199床 119 17,434 4,743 272.1 266.4 512.2
c　200-299床 113 27,767 4,941 177.9 177.0 288.4
d　300-499床 194 72,640 14,727 202.7 205.1 328.8
e　500床以上 189 133,879 44,140 329.7 337.6 717.1
計 698 256,822 70,752 275.5 288.8 601.1

33−（3）赤血球製剤廃棄量
　 施設数 一般病床数
（床）		 赤血球製剤廃棄量(単位） 千床当赤血球廃棄量(単位）
計 全件/全床x千 平均 SD
A　　20-99床 739 40,982 12,731 310.6 302.3 725.0
b　100-199床 463 65,642 33,728 513.8 501.4 656.1
c　200-299床 252 61,282 33,713 550.1 555.2 566.5
d　300-499床 377 138,676 70,800 510.5 524.6 509.6
e　500床以上 230 158,748 49,053 309.0 312.9 332.8
計 2061 465,330 200,025 429.9 419.8 629.0

　33−（3）−ア　赤血球製剤使用量に対する廃棄量の割合
　 千床当MAP総使用量の平均(単位） 千床当赤血球製剤総廃棄量の平均(単位） 千床当平均使用量に対する廃棄量の割合（％）
a　　20-99床 3595.8 302.3 8.4
b　100-199床 4155.3 501.4 12.1
c　200-299床 4880.5 555.2 11.4
d　300-499床 6292.8 524.6 8.3
e　500床以上 9329.7 312.9 3.4
計 4807.9 419.8 8.7

33−（4）新鮮凍結血漿（FFP）使用量
　 施設数 一般病床数（床） FFP総使用量（単位） 千床当FFP総使用量（単位）
計 全件/全床x千 平均 SD
a　　20-99床 638 36,897 66,282 1796.4 1798.1 5396.3
b　100-199床 465 65,788 139,094 2114.3 2110.1 3997.2
c　200-299床 252 61,248 165,108 2695.7 2747.5 3416.6
d　300-499床 382 140,400 560,098 3989.3 3935.7 3895.0
e　500床以上 235 162,656 1,318,278 8104.7 7488.4 5346.3
計 1972 466,989 2,248,860 4815.7 3085.2 4920.6

33−(4)−ア　FFP使用量（100床区切り）
　 施設数 一般病床数
（床）		 FFP使用量（単位） 千床当FFP使用量（単位）
計 全件/全床x千 平均 SD
a　20-99床 638 36,897 66,282 1796.4 1798.1 5396.3
b　100-199床 465 65,788 139,094 2114.3 2110.1 3997.2
c　200-299床 252 61,248 165,108 2695.7 2747.5 3416.6
d　300-399床 263 88,387 321,359 3635.8 3650.6 3670.8
e　400-499床 119 52,013 238,739 4590.0 4565.6 4299.3
f　500-599床 96 51,699 290,641 5621.8 5582.5 3381.8
g　600-699床 59 38,022 256,133 6736.4 6716.8 5240.9
h　700-799床 26 19,218 178,115 9268.1 9211.5 5490.8
i　800-999床 29 25,365 270,390 10660.0 10534.6 5554.0
j　1000床以上 25 28,352 322,999 11392.5 11302.2 7353.6
計 1972 466,989 2,248,860 4815.7 3085.2 4920.6

33−（5）FFP廃棄量
　 施設数 一般病床数
（床）		 FFP廃棄量(単位） 千床当FFP廃棄量（単位）
計 全件/全床x千 平均 SD
a　　20-99床 622 34,842 1,456 41.8 41.4 119.4
b　100-199床 417 59,396 3,227 54.3 54.0 124.2
c　200-299床 238 57,803 2,794 48.3 49.3 97.4
d　300-499床 364 134,106 6,796 50.7 51.0 75.9
e　500床以上 226 156,068 15,472 99.1 86.2 189.7
計 1867 442,215 29,745 67.3 52.5 122.6

33−（6）血小板製剤（PC）総使用量
　 施設数 一般病床数
（床）		 PC総使用量（単位） 千床当PC総使用量(単位）
計 全件/全床x千 平均 SD
a　　20-99床 576 33,525 104,947 3130.4 3183.0 13597.5
b　100-199床 443 63,103 220,191 3489.4 3548.5 7310.3
c　200-299床 256 62,211 338,602 5442.8 5471.3 15533.6
d　300-499床 384 141,033 1,266,352 8979.1 8885.2 10993.8
e　500床以上 235 162,656 3,593,304 22091.4 20918.6 16286.7
計 1894 462,528 5,523,396 11941.8 6934.4 13809.0

33−(6)−ア　PC総使用量（100床区切り）
　 施設数 一般病床数
（床）		 PC使用量（単位） 千床当PC使用量（単位）
計 全件/全床x千 平均 SD
a　20-99床 576 33,525 104,947 3130.4 3183.0 13597.5
b　100-199床 443 63,103 220,191 3489.4 3548.5 7310.3
c　200-299床 256 62,211 338,602 5442.8 5471.3 15533.6
d　300-399床 265 89,070 752,526 8448.7 8417.8 11037.9
e　400-499床 119 51,963 513,826 9888.3 9926.1 10868.9
f　500-599床 96 51,699 835,558 16162.0 16108.4 12543.2
g　600-699床 59 38,022 818,497 21526.9 21350.7 23543.6
h　700-799床 26 19,218 446,755 23246.7 23227.6 11481.8
i　800-999床 29 25,365 714,790 28180.2 28100.0 12105.4
j　1000床以上 25 28,352 777,704 27430.3 27637.9 10368.2
計 1894 462,528 5,523,396 11941.8 6934.4 13809.0

33−（7）PC廃棄量
　 施設数 一般病床数
（床）		 PC廃棄量(単位） 千床当PC廃棄量(単位）
計 全件/全床x千 平均 SD
a　　20-99床 584 32,618 480 14.7 13.6 73.6
b　100-199床 401 57,021 2,554 44.8 42.3 266.5
c　200-299床 233 56,684 3,003 53.0 54.8 246.5
d　300-499床 353 130,141 8,610 66.2 67.0 111.1
e　500床以上 227 156,574 26,545 169.5 155.8 204.5
計 1798 433,038 41,192 95.1 53.8 187.1

　本調査による平成14年の血液製剤の年間使用量及び廃棄量調査の結果，赤血球M・A・P「日赤」使用量の合計は，331万単位で，平成14年の全国総供給量564万単位の59%に相当した．千床当たりでは6604.8で平均使用量は4807.9単位(1単位は200mL由来)であった．また500床以上の病院で47.6%を使用していた
　新鮮凍結血漿使用量の合計は225万単位で，平成14年の全国総供給量346万単位の65%に相当した．千床当たりでは4815.7で平均使用量は3085.2単位(1単位は200mL由来)であった．また，500床以上の病院で58.6%を使用していた
　血小板製剤使用量の合計は552万単位で，平成14年の全国総供給量795万単位の69%に相当した．千床当たりでは11941.8で平均使用量は6934.4単位(1単位は200mL由来)であった．また500床以上の病院で65.1%使用していた


VI．血漿分画製剤の使用状況
34.アルブミン製剤
34−（1）加熱人血漿たん白の使用量
　 施設数 一般病床数
（床）		 加熱人血漿たん白使用量（ｇ） 千床当血漿たん白使用量（ｇ）
計 全件/全床x千 平均 SD
a　　20-99床 159 9,556 79,314 8300.0 9121.1 13932.7
b　100-199床 144 20,654 161,326 7810.9 8093.5 12218.7
c　200-299床 94 22,777 281,017 12337.8 12423.2 16474.1
d　300-499床 164 60,864 729,566 11986.8 11759.8 12065.8
e　500床以上 125 88,334 1,963,012 22222.6 20996.7 19114.6
　 686 202,185 3,214,235 15897.5 12152.6 15280.3

34−（2）人血清アルブミンの使用量
　 施設数 一般病床数
（床）		 血清アルブミン使用量（ｇ） 千床当血清アルブミン使用量（ｇ）
計 全件/全床x千 平均 SD
a　　20 99床 946 51,556 1,496,209 29021.0 30165.9 45757.5
b　100199床 504 71,219 2,349,531 32990.2 33018.5 42055.3
c　200299床 262 63,542 2,401,816 37798.9 38271.8 36087.7
d　300499床 385 141,564 5,978,461 42231.5 41935.3 36425.3
e　500床以上 229 159,280 10,284,088 64566.1 61539.3 41777.3
計 2326 487,161 22,510,104 46206.7 36733.9 43081.6
アルブミン製剤の平成14年の使用量について，加熱人血漿たん白使用量は千床当たりでは15897.5で平均使用量は，12152.6ｇであった．
人血清アルブミン使用量は千床当たりでは46206.7で平均使用量は36733.9gであった

35.靜注用免疫グロブリン製剤の使用量
　 施設数 一般病床数
（床）		 免疫グロブリン使用量（ｇ） 千床当免疫グロブリン使用量（ｇ）
計 全件/全床x千 平均 SD
a　　20-99床 709 40,147 110,283 2747.0 2828.5 4565.5
b　100-199床 469 66,429 168,784 2540.8 2568.6 2721.6
c　200-299床 255 61,897 192,689 3113.1 3123.2 2995.7
d　300-499床 368 135,304 499,459 3691.4 3675.9 2950.7
e　500床以上 229 158,875 1,055,068 6640.9 6328.9 4223.5
計 2030 462,652 2,026,283 4379.7 3354.0 3866.3
靜注用免疫グロブリン製剤の平成14年の使用量は千床当たりでは4379.7で平均使用量は3354.0gであった


VII．外科系診療科の年間使用量
36.赤血球製剤の年間使用量
36−（1）　同種血（日赤の血液）
　 施設数 一般病床数
（床）		 外科系同種血使用量(単位) 千床当外科系同種血使用量(単位）
計 全件/全床x千 平均 SD
a　　20-99床 474 26,605 64,942 2441.0 2476.1 3038.1
b　100-199床 313 44,729 123,545 2762.1 2766.2 3542.3
c　200-299床 191 46,624 122,781 2633.4 2643.4 2066.3
d　300-499床 279 102,950 354,552 3443.9 3394.5 3492.4
e　500床以上 184 129,224 742,648 5747.0 5505.9 3704.3
計 1441 350,132 1,408,468 4022.7 3126.0 3368.7
外科系診療科の赤血球製剤（同種血）の千床当たりの使用量は4022.7で，千床当たり平均使用量は3126.0単位であった

36−（2）貯血式自己血輸血
　 施設数 一般病床数
（床）		 外科系自己血輸血(単位） 千床当外科系自己血輸血(単位）
計 全件/全床x千 平均 SD
a　　20-99床 126 7,617 6,715 881.6 965.8 2017.5
b　100-199床 178 26,095 10,336 396.1 404.9 581.0
c　200-299床 139 34,203 12,538 366.6 365.8 502.4
d　300-499床 268 99,543 45,164 453.7 449.4 523.1
e　500床以上 200 140,705 111,415 791.8 786.2 610.5
計 911 308,163 186,168 604.1 573.3 934.2
貯血式自己血輸血の千床当たりの使用量は全体で604.1で千床当たり平均使用量は573.3単位であった

36−（3）赤血球製剤全体に占める貯血式自己血の割合
　 施設数 同種血＋自己血
（単位）		 同種血
(単位）		 自己血
(単位）		 自己血% 自己血%の平均±SD
平均 SD
a　　20-99床 91 18,838 14,721 4,117 21.9 30.2 27.8
b　100-199床 146 83,065 74,187 8,878 10.7 16.7 20.4
c　200-299床 121 92,988 83,252 9,736 10.5 12.7 14.6
d　300-499床 235 339,825 301,866 37,959 11.2 12.6 11.8
e　500床以上 178 837,721 735,787 101,934 12.2 14.0 10.2
計 771 1,372,437 1,209,813 162,624 11.8 15.8 17.3

37.新鮮凍結血漿（FFP）使用量
37−（1）同種血（日赤の血液）
　 施設数 一般病床数
（床）		 FFP同種血（単位） 千床当FFP同種血（単位）
計 全件/全床x千 平均 SD
a　　20-99床 293 17,511 30,309 1730.9 1712.6 6099.5
b　100-199床 264 37,987 69,029 1817.2 1844.0 4569.1
c　200-299床 184 44,886 79,827 1778.4 1802.3 2253.7
d　300-499床 265 97,810 232,824 2380.4 2347.1 2874.5
e　500床以上 177 124,205 697,235 5613.6 5154.3 4608.3
計 1183 322,399 1,109,224 3440.5 2412.9 4583.5
外科系診療科の新鮮凍結血漿（FFP同種血）の千床当たりの使用量は3440.5単位で，千床当たり平均使用量は2412.9単位であった

37−（2）貯血式自己FFP
　 施設数 一般病床数
（床）		 FFP貯血式(単位） 千床当FFP貯血式(単位）
計 全件/全床x千 平均 SD
a　　20-99床 14 774 1,238 1599.5 1422.9 2042.2
b　100-199床 19 2,918 1,084 371.5 371.2 628.7
c　200-299床 9 2,256 292 129.4 134.0 155.4
d　300-499床 35 12,926 6,570 508.3 552.8 823.3
e　500床以上 65 49,925 26,958 540.0 567.4 718.8
計 142 68,799 36,142 525.3 594.4 961.0
外科系診療科で貯血式自己FFPを実施している病院は142と少なかった．貯血式自己FFPの千床当たりの使用量は525.3単位で，千床当たり平均使用量は594.4単位であった

37−（3）FFP全体に占める貯血式自己血の割合
　 施設数 FFP同種＋自己
（単位）		 FFP同種血
(単位）		 FFP自己血
(単位）		 自己血% 自己FFP%の平均±SD
平均 SD
a　　20-99床 8 6,092 5,649 443 7.3 37.7 35.1
b　100-199床 14 11,653 10,656 997 8.6 20.8 29.1
c　200-299床 6 4,401 4,145 256 5.8 11.9 9.1
d　300-499床 28 33,863 29,667 4,196 12.4 16.0 20.0
e　500床以上 57 309,821 286,750 23,071 7.4 11.8 15.9
計 113 365,830 336,867 28,963 7.9 15.8 21.1

38.手術で使用するフィブリン糊の使用量
38−（1）市販製品（ティシール，ベリプラスト，ボルヒール）
　 施設数 一般病床数
（床）		 市販製品（ml） 千床当市販製品（ml）
計 全件/全床x千 平均 SD
a　　20-99床 264 17,460 12,052 690.3 743.2 1597.9
b　100-199床 359 52,016 34,174 657.0 663.0 1635.0
c　200-299床 237 57,660 38,293 664.1 678.0 921.4
d　300-499床 366 135,143 124,928 924.4 905.3 869.4
e　500床以上 218 151,605 286,157 1887.5 1764.7 1452.0
計 1444 413,884 495,603 1197.4 907.9 1383.9

38−（2）タココンブ9.5×4.8cm
　 施設数 一般病床数
（床）		 タココンブ9.5×4.8cm（枚） 千床当タココンブ（枚）
計 全件/全床x千 平均 SD
a　　20-99床 41 2,839 170 59.9 74.0 90.2
b　100-199床 109 16,560 1,130 68.2 71.5 118.2
c　200-299床 112 27,561 1,403 50.9 52.0 77.4
d　300-499床 279 103,987 6,926 66.6 65.0 69.1
e　500床以上 193 135,270 16,436 121.5 114.6 97.8
計 734 286,217 26,065 91.1 77.5 90.8

38−（3）自己フィブリン糊
　 施設数 一般病床数
（床）		 自己フィブリン糊（単位） 千床当自己フィブリン糊（単位）
計 全件/全床x千 平均 SD
a　　20-99床 1 50 100 2000.0 2000.0 -
b　100-199床 0 0 - - - -
c　200-299床 1 240 16 66.7 66.7 -
d　300-499床 7 2,392 746 311.9 322.7 339.5
e　500床以上 24 18,802 4,574 243.3 272.4 471.0
計 33 21,484 5,436 253.0 329.2 522.3
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