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(別紙6)

安全性の審査を経た旨の公表がなされたT25及び
MON810を掛け合わせた品種に係る報告書


 安全性の審査を経た旨の公表がなされたとうもろこしT25とMON810を、伝統的な育種の手法を用いて掛け合わせたものである。
 本調査会においては、掛け合わせる前のT25とMON810については、それぞれ安全性の審査の手続は既に終了しており、いずれも人の健康を損なうおそれがあると認められないと判断されていることを踏まえ、申請者から提出された資料に基づき、以下の項目について検討・確認した。
 (1)  とうもろこしT25とMON810を掛け合わせた品種については、組換えDNA技術により新たに獲得された、除草剤(グルホシネート)耐性、鱗翅目害虫(アワノメイガ等)抵抗性のそれぞれの性質がいずれも変化していないことが確認された。
 (2)  掛け合わせた品種は、いずれもデント種のとうもろこし(Zea mays L.)同士の掛け合わせであり、亜種間で掛け合わせたものではない。
 (3)  掛け合わせた品種についても、摂取量、食用部位、加工法等については変更ないと考えられる。
 以上の結果から、とうもろこしT25とMON810の掛け合わせ品種については、人の健康を損なうおそれがあると認められないと判断される。

品種 性質 申請者
とうもろこし(T25とMON810を掛け合わせた品種) 除草剤(グルホシネート)耐性
鱗翅目害虫抵抗性
デュポン株式会社


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