組換えＤＮＡ技術応用食品及び添加物の安全性審査に関する薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会食品衛生バイオテクノロジー部会報告について

１　概要
　本日、薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会食品衛生バイオテクノロジー部会は、安全性審査を経た旨の公表がなされた遺伝子組換え品種同士を掛け合わせた品種６品種について、いずれも人の健康を損なうおそれがあると認められないと判断する旨の部会報告を行った。

２　今回審議された食品について
　平成１５年５月３０日付厚生労働省発食第０５３０００３号をもって諮問された食品６品種について審議した結果、人の健康を損なうおそれがあると認められないと判断された。

ア	対象品種	：	とうもろこし（ラウンドアップ・レディー・トウモロコシGA21系統とMON810を掛け合わせた品種）
ア	申請者	：	日本モンサント株式会社

イ	対象品種	：	とうもろこし（ラウンドアップ・レディー・トウモロコシNK603系統とMON810を掛け合わせた品種）
イ	申請者	：	日本モンサント株式会社

ウ	対象品種	：	とうもろこし（鞘翅目害虫抵抗性トウモロコシMON863系統とラウンドアップ・レディー・トウモロコシNK603系統を掛け合わせた品種）
ウ	申請者	：	日本モンサント株式会社

エ	対象品種	：	わた（鱗翅目害虫抵抗性ワタ15985系統とラウンドアップ・レディー・ワタ1445系統を掛け合わせた品種）
エ	申請者	：	日本モンサント株式会社

オ	対象品種	：	わた（ラウンドアップ・レディー・ワタ1445系統とインガード・ワタ531系統を掛け合わせた品種）
オ	申請者	：	日本モンサント株式会社

カ	対象品種	：	とうもろこし（T25とMON810を掛け合わせた品種）
カ	申請者	：	デュポン株式会社

３　今後の予定

(1) 　パブリック・コメントの募集

(2) 　(2) 薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会における審議

(3) 　厚生労働大臣への答申

４　その他
　安全性審査の手続告示について、食品安全委員会の設立に伴う改正を行うことにつき、事務局より報告があり、了承された。