認定看護師の活動
看護職員メッセージ
第一病棟
入所者さんの生活の場であるメープルケアセンターに対し、病棟は当園の病院機能を担
っています。治療が必要な入所者さんを速やかに受け入れ、早期回復を目指しています。
患者さんの貴重な時間を大切に、センターと協働しながら早く居室に戻れるように、医療
ときめ細やかな看護を提供しています。また、病棟での生活も快適に、そして楽しめるよ
うに季節感あふれる展示装飾を工夫し、患者さん個人に合わせた催しを行っています。
第1メープルケアセンター1F
当センターは、看護師と介護員が連携して入所者の全身状態の観察と日常生活の援助を
行っています。個々の持てる力を引き出し、生活の質が向上するよう支援しています。毎
日の「笑いヨガ」では、入所者の身体機能の改善やストレス緩和などの健康効果を自覚し
ていただけるよう取り組んでいます。その他にも、季節に合わせた様々な行事を通して入
所者が笑い合う機会を作り、生きがいをもった生活につながる支援を大切にしています。
第1メープルケアセンター2F
平均年齢は88.2歳で、ハンセン病後遺症による兎眼(全盲)胼胝、神経障害や四肢の変形などの悪化と高齢化に伴うADLや認知面の低下があり、入所者のほとんどに生活支援が必要となり、個々に合わせ細やかなケアを行っています。入所者の思いを聞き取り叶えるために計画を立案し、季節感など味わえるようレクリェーション等の充実を図り満足向上に務めています。差別や偏見など受けた苦痛や苦悩の理解に努め支援しています。
第1メープルケアセンター3F・治療棟
入所者は超高齢であり、不自由度が高く、多くの入所者が見守りや介助が必要となっています。入所者の安全とその人らしく生活が送れるように日々務めています。一人ひとりの生活史を把握し、これからの人生をどのように過ごしたいか、入所者の想いに寄り添える看護・介護を日々実践しています。また看護師、介助員が協働し四季折々の行事を計画し日々の生活を大事にした関わりを行っています。
ライフサポート室
ライフサポート室は、入所者一人ひとりの意向を尊重した生活支援体制を推進するため、令和5年4月に新設されました。日常生活の支援だけでなく、入所者がどのように年を重ね、どのような医療や支援を受けたいかの意思決定を支援しています。入所者の尊厳を守り、その人らしく生きられるよう、入所者を取り巻く全ての職員が互いの専門性を理解・尊重して連携・補完し合いながら入所者に関わることが出来る体制作りを組織期横断的に推進しています。