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薬剤科のご案内

業務は薬剤師4名で行っています。患者様が、処方されたお薬を安全にかつ安心して服用していただく為に治療棟と病棟及びセンターとは密接に情報交換を行っています。
 薬剤科の業務は、調剤業務を中心にしておりますが、平成21年8月より服薬コンプライアンスを充実させるため、希望される患者様を対象とした服薬指導を始めました。その他、無菌調製や医薬品情報の提供も積極的に行っています。
 

①調剤業務
オーダーリングにより医師によって発行された処方箋をもとに、正確な調剤を日々心掛けています。嚥下の難しい患者様には錠剤の粉砕、数種の錠剤を正確に服用していただくため錠剤の一包化も行っています。注射薬は患者様一人一人の個人別セットにより、取り間違えを防止したり、医薬品の安全性や配合変化等のチェックを行ったりすることで安全な薬物治療に貢献しています。

②服薬指導
園内の患者様に服薬指導を行っています。薬剤と飲食物の飲み合わせや副作用のチェック、服用上の注意点の説明や、コンプライアンス向上のために患者様からの訴えなどを伺い、それぞれの患者様にとってよりよい薬物治療を行っていただくために必要な情報の提供をさせて頂きます。

③無菌調製
高カロリー輸液(IVH)や200ml以上の輸液の混合は安全キャビネットを用いて混合操作を無菌的に行うことにより、注射剤の適正使用と事故の防止に努めています。

④医薬品情報の提供
医師、看護師より質問があった際には、医薬品の用法、用量、副作用や相互作用等の提供をしています。また、医薬品を適正に使用していただくために患者様だけでなく園内の他部門のスタッフへも薬品の情報を提しています。

⑤薬品管理
医薬品は、温度や湿度、光などの様々な外的な要因によって影響を受けやすいため、それぞれの薬品に適した環境の下で管理を行っています。