全国安全週間のスローガンを募集しています。

　全国安全週間は、厚生労働省と中央労働災害防止協会の主唱により、「産業界における自主的な労働災害活動を推進するとともに、広く一般の安全意識の高揚と安全活動の定着を図ること」を目的として、昭和3年から実施されており、平成24年度で85回を迎えます。毎年、7月1日から7月7日までを同週間として実施しています。

　日本の労働災害は長期的には減少してきましたが、平成23年は東日本大震災によって多くの方が死傷されました。平成23年の労働災害により亡くなられた方の数は、この震災を直接の原因とするものを除いて、938人(平成24年1月速報値)と、前年同期の速報値に比べて、179人、16．0％減少しました。その一方で労働災害による休業4日以上の死傷者の数は、震災を直接の原因とするかたを除いても、75,612人(同速報値)と、前年同期の速報値に比べて1,025人、1．4％増加し、平成22年に続き、2年連続で増加することが懸念されています。
　このような状況の中、真に安全な職場を築くには、「安全は何よりも最優先される」という考えに立ち返って、自社の安全活動が停滞していないかを企業全体で点検し、取組を一歩前に進めることが不可欠です。
　安全活動は日頃の繰り返しが大事です。この週間を、企業の安全活動を活性化させ、労働災害のない元気な職場を築いていく大事な機会としてください。

　この全国安全週間を実施するにあたって、広く国民のみなさまに改めて職場の安全の重要性について考えていただき、安全意識を高め、日頃の取組みの定着を図るために、本年もスローガンをインターネット等により広く一般から募集することとしました。
　採用されたスローガンは「全国安全週間」期間の実施に当たって、各種の広報活動、週間行事等の中で活用されます。

• 1　応募資格
  • どなたでも応募できます。
• 2　作品内容
  • 職場の安全意識の高揚と安全活動の定着、事業場の自主的安全活動の促進を図る内容のもの。
• 3　応募方法
  • はがき、ファクシミリ、電子メールで次の宛先へお送りください。
  • 作品は自作未発表のものに限ります。
  • ・はがきによる場合
    • 郵便番号 100-8916
    • 東京都千代田区霞が関1-2-2
    • 厚生労働省労働基準局安全衛生部安全課業務班　あて
  • ・ファクシミリによる場合
    • 03-3502-1598
    • 厚生労働省労働基準局安全衛生部安全課業務班　あて
  • ・電子メールによる場合
    • ANZEN2012@mhlw.go.jp
• 4　募集期限　平成24年2月22日(水)【当日消印有効】
• 5　発表方法　厚生労働省ホームページ等で発表します。
• 6　その他
  • (1)応募作品は、未発表で自作のものに限ります。なお、応募作品の版権は主唱者に帰属します。
  • (2)応募作品は、はがき、ファクシミリ、電子メールともに、1通につき1点とします。
    • [1]作者名[2]住所[3]電話番号[4]学校名又は勤務先を明記して下さい。
    • なお、作品についての簡単な説明を書いていただいてもかまいません。
  • (3)採用作品については、一部修正して使用することもあります。
  • (4)過去3年間のスローガン
    • 平成23年度 安全は 家族の願い 企業の礎　創ろう元気な日本！
    • 平成22年度 みんなで進めようリスクアセスメント　めざそう職場の安全・安心
    • 平成21年度 定着させよう「安全文化」　つみ取ろう職場の危険
    • (※平成20年度以前のスローガンは、中央労働災害防止協会のホームページのhttp://www.jisha.or.jp/slogan/result/slogan01.htmlをご覧下さい。)
• 7　問合せ先　厚生労働省労働基準局安全衛生部安全課業務班
  • 電話 03-5253-1111(内線5481)

(安全衛生部 安全課)

平成24年度全国安全週間 スローガン募集要領

　事業場における自主的安全活動の促進を図るため､7月1日から7月7日まで全国安全週間を展開している。
　平成24年度の同週間のスローガンについて、労働災害を減少させ、真に安全な産業現場を築いて行くため、「安全は何よりも最優先される」という考えに立ち返って、安全意識の高揚と事業場における自主的安全活動の促進を図る内容とするものを募集する。

　特に定めないものとし、ホームページ等を通じ広く募集をする。

　別添応募用紙（Word [29KB]、PDF [69KB]）の他、はがき、ファクシミリ及び電子メールによるものも受付ける。

　厚生労働省労働基準局安全衛生部安全課業務班

　平成24年2月22日(水)まで

　部内で選考し、スローガン採用作として1編を決定する。
　ただし、採用作品については、一部修正して使用することもある。

　平成24年度全国安全週間の実施に当って、各種の広報活動、週間行事の実施等に際し活用する。