厚生労働省では、現在、保健医療情報システムの将来構想について、本分野の専門家からなる「保健医療情報システム検討会」を本年3月に設置し、第1回を3月28日に開催し、その議事録についてホームページに掲載したところであります。
つきましては、保健医療情報システムの将来構想等について、広く国民の御意見を募集します。
電子メール又は郵送にて、下記の宛先で6月29日まで受け付けます。(議事録を読まれての御意見もお寄せ下さい。)
寄せられた御意見につきましては、検討会において紹介し、今後の検討の参考とさせていただきたいと考えております。
【提出先】
sysken@mhlw.go.jpまでお寄せ下さい。(メールの題名は「保健医療情報システムの将来構想に関する意見」として下さい。)また、可能な範囲で、性別、年齢、職業につきまして、ご記入願います。
○ 郵送の場合
〒100-8916
東京都千代田区霞が関1-2-2
厚生労働省医政局 研究開発振興課 医療技術情報推進室 宛
御意見の他、可能な範囲で、性別、年齢、職業につきまして、ご記入願います。
【目的】
平成6年7月「保健医療情報システム検討会中間報告」において21世紀初頭の保健医療情報システムのあり方に関する提言がなされたが、その後の情報処理技術の目覚ましい発展、インターネットの普及、コンピュータ処理能力の向上による情報のマルチメディア化により、医療分野においても診療情報の電子化、遠隔医療の実施など情報システムの応用が進んでいる。
一方、保健医療分野において、急速に発展する情報処理技術の取り入れと有効活用に関し不十分な点も認められ、これらの原因として制度面、運用面での対応の遅れが指摘されている。
このような現状を踏まえ、保健医療サービスの効果的かつ効率的な提供に必要な社会基盤としての保健医療情報システムについて、そのあるべき姿及び開発普及方針について検討し、その推進のための戦略的グランドデザインを策定することを目的として、本分野の専門家からなる検討会を設置する。