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車座ふるさとトークin 鹿児島県鹿児島市

写真(2016年8月31日)

2016年8月31日(水)
鹿児島労働局西千石庁舎 会議室
「車座ふるさとトークin 鹿児島県鹿児島市」で、地元の方々と意見交換する橋本厚生労働副大臣

 橋本厚生労働副大臣は「車座ふるさとトーク(※1)」に出席し、地元に住む方々をはじめ、鹿児島障害者職業能力開発校(以下「鹿児島校」)やハローワーク職員と「障害者の職業能力開発」をテーマに意見交換を行いました。
 鹿児島校の卒業生からは「一度社会人を経験してから障害を負ったため、再び社会に飛び込むのは不安があったが、鹿児島校での訓練生活がたいへん良い経験になった」「たいへん良い施設なのに、なかなか知られていないので、障害のある人が普段行くようなリハビリ施設や病院などでもっと周知してほしい」「電話対応など社会人になって一番はじめに携わる仕事に関する実践的な訓練があればよい」などの意見が出されました。
 同校の卒業生を雇用する事業主からは「わからないことに対しては、休憩することも忘れて取り組んでいる。これが発達障害というものなのかと感じるくらいで、フォークリフトなどの免許を取得したり、きつい仕事であっても手を抜いたりしない。非常にいい人が来てくれたと思っている」との意見の一方で「発達障害といっても、それが障害によるものなのか、それとも個人の性格によるものなのか分からず、どうやって職場の皆に理解してもらうか試行錯誤している。受け入れる側に対してもっと“発達障害というもの”について知ることができる場(勉強会のようなもの)があるとありがたい」などの意見も出されました。
 在校生からは「自分が社会に出るとき、どのように自分の障害を伝えたらよいのか。今は同じ境遇の仲間と一緒に話し合ったりしているが、できればもっと同じ境遇の人と出会う機会があったり、自分の障害についての伝え方を教えてくれる人がいるとありがたい」などの意見が出されました。
 橋本厚生労働副大臣は「障害のある方・ない方、御高齢の方、子育て中の方など、それぞれの方が様々な事情を抱えている。そういう方も皆一緒に働いたり、いろいろなところで活躍できる一億総活躍社会の実現を目指しているところ。中でも障害のある方の雇用に向けた取組は重要であり、職業訓練は、障害のある方に御活躍をいただくための政策の大きな柱だ。今日の車座ふるさとトークでは、職業訓練について、より周知が必要であることなどの課題もうかがえたので、今後に活かしたい」と、障害者職業訓練の意義を確認した上で、課題を踏まえた今後の改善に意欲を示しました。
(職業能力開発局能力開発課)
(大臣官房総務課 広報室)

*厚生労働省ホームページでは、今回の鹿児島障害者職業能力開発校をはじめとして、障害者の方を対象とした職業訓練についてご紹介しています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/shokugyounouryoku/training_worke/syougai/index.html

(※1)「車座ふるさとトーク」:大臣、副大臣、政務官が地域に赴き、現場の方々と少人数で車座の対話を行い、生の声をつぶさに聞いて、政策にいかす安倍内閣の取組

写真(2016年8月31日)
「一億総活躍社会を目指す上で障害のある方々の活躍は非常に重要」と説明する橋本厚生労働副大臣

写真(2016年8月31日)
和やかな雰囲気の中行われた「車座ふるさとトーク」

写真(2016年8月31日)
橋本厚生労働副大臣と「車座ふるさとトーク」に参加した方々

写真(2016年8月31日)
鹿児島障害者職業能力開発校の訓練の様子を視察する橋本厚生労働副大臣

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