フォトレポート

2015年12月3日
厚生労働省内講堂
第65回障害者自立更生等表彰式で、72名に厚生労働大臣表彰が贈られました。

　第65回障害者自立更生等表彰式に塩崎厚生労働大臣が出席しました。今年度、表彰されたのは、72名（自立更生者22名、更生援護功労者45名、身体障害者等社会参加促進功労者５名）です。
　同表彰は、障害者週間（12月3日〜９日）に毎年行っているもので、自身の障害を克服されて自立更生している方や障害者の社会参加促進に貢献している方などを対象としています。
　今回の表彰された方のなかで、最年長は90歳の方。また、更生援護功労者や、身体障害者等社会参加促進功労者の約６割が障害を持った方々です。
　表彰された72名のなかには、
・　一般企業で働いていたが視覚障害となり、就労の継続が困難に。その後、盲学校（専門学校）に通い、あん摩マッサージ師の資格を取得され開業された方
・　ご自身が障害を持ったことにより、ほかの障害や社会福祉分野にも関心が高まり、仕事をしながら支援活動を行っている方
・　先天性の障害を持ちながらも、たゆまぬ努力により一般企業で、懸命に働いている方
がおり、現在も活躍されています。
　塩崎大臣は、受賞者の方々の日ごろの努力に感謝と敬意を伝え、「厚生労働省といたしましても、障害のある方々の自立と社会参加、共生社会の実現に向けて、障害福祉施策の一層の充実に努めてまいりたいと考えております。引き続き、皆さまのご支援、ご協力を心からお願いを申し上げます」と話しました。
　今後も厚生労働省では、共生社会の実現に向けた取り組みを行っていきます。

（社会・援護局　障害保健福祉部企画課）

日ごろの努力に対して感謝の言葉を伝える塩崎大臣