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「厚生労働省が先頭に立って、ゲノム医療の実現に積極的に取り組まなければならない」。第1回ゲノム医療実現推進本部で挨拶する塩崎厚生労働大臣

写真(2015年9月7日)

2015年9月7日
省議室
「厚生労働省が先頭に立って、ゲノム医療の実現に積極的に取り組まなければならない」。第1回ゲノム医療実現推進本部で挨拶する塩崎厚生労働大臣

 ゲノム医療は、一人ひとりのゲノム情報(遺伝子情報)を調べて、その結果をもとに、より効率的・効果的に疾患の診断、治療、予防をする医療です。今回、その実用化を推進するため、第1回ゲノム医療実現推進本部を設置し、初会合を行いました。
 塩崎大臣は、冒頭の挨拶で「ゲノム医療は、これまでの医療のあり方を大きく変えるものである。医療や創薬を所管する厚生労働省が先頭に立って、ゲノム医療の実現に積極的に取り組まなければならない。国民の健康を守るという大きな目的のために、ゲノム医療の実現への流れがしっかりとしたものになるように尽力をお願いしたい」と伝えました。
 当日は、ゲノム医療をめぐる現状と課題として、遺伝子検査の品質・精度の確保や検査結果を患者などに伝える体制が整備されていないこと、ゲノム医療の実用化に向けた取り組みが諸外国より遅れていることなどが挙げられました。
 今後、同本部では、ゲノム医療の実用化に向けた課題の整理と、取り組みについて検討を行っていきます。
(大臣官房厚生科学課)

◇ゲノム医療の実現で、期待される技術の例
  ・疾患の診断(原因遺伝子を特定し、治療方針の決定)
  ・個別化医療(特定の遺伝子を持った疾患に対する分子標的薬※による治療)
   ※疾患に関連する特定の生体分子を標的とした医薬品
  ・治療薬の使い分け(特定の遺伝子を持った患者に生じる副作用の軽減や適切な治療薬の選択)
  ・遺伝子治療(特定の遺伝子を外部から導入する治療)
  ・疾病の予防(疾患の発症の予防や遅延)

◇当日の資料はこちら
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000097716.html

写真(2015年9月7日)
会合の様子

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