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当時の様子をトリックアートの手法で再現。昭和館常設展示室がリニューアルオープンしました。

写真(2015年1月19日)

2015年1月19日
昭和館(東京都千代田区)
当時の様子をトリックアートの手法で再現。昭和館常設展示室がリニューアルオープンしました。

 戦中・戦後の労苦を知ってもらうための施設「昭和館」の常設展示が、2年ぶりにリニューアルしました。
 常設展示室がある7階エレベーターホールは、戦後の焼け野原の状態をトリックアートの手法で再現。国会議事堂周辺が終戦直後、どのような状態だったのかを視覚的に訴えます。また、全国の空襲被害状況について都道府県ごとに死者数や戦災概況図、写真など関連した情報を一つのモニターで閲覧できる大型タッチパネルモニターも新設されました。ほかにも、米つき体験コーナーの新設、約600点の展示資料のうち半数が入れ替えられ、一新した常設展示となりました。
「戦後70年を迎え、戦争の記憶が風化していくなか、いま一度当時の生活を多くの方に知っていただけたら」と同館職員。来館したことがある方もまだの方も、リニューアルをきっかけに足を運んでみては。
(社会・援護局 援護企画課)

◇昭和館では、資料の充実を図るため、昭和10年ごろから30年ごろまでの実物資料や映像・音響資料、図書・雑誌資料などの寄贈をお願いしています。ご寄贈いただける方は、ぜひ、昭和館までご一報いただけますよう、お願いいたします。※詳細は昭和館HPをご覧ください。

◇昭和館
・住所     東京都千代田区九段南1-6-1(地下鉄九段下駅4番出口から徒歩1分)
・開館時間  AM10〜PM5:30(入館はPM5まで)
・休館日    毎週月曜日(祝日または振替休日の場合、その翌日)
・入場料    小・中学生80円、高校・大学生150円、65歳以上270円、大人300円(団体割引あり)
・電話     03-3222-2577

写真(2015年1月19日)
配給された玄米を一升瓶と長い棒を用いて精米する「米つき」は、当時、子どもたちの仕事とされていました。
一升瓶につめられた玄米を精米するには、約4時間かかったそうです。

写真(2015年1月19日)
都道府県ごとに情報が集約された大型タッチパネルモニター。

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