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「山本厚生労働副大臣は、地域包括ケアシステムや妊娠・出産包括的支援モデル事業など、先進的な取り組みを行っている和光市を視察しました。」

写真(2014年9月25日)

2014年9月25日
まちかど相談室、わこう助産院、おやこ広場もくれんハウス(すべて埼玉県和光市)
「利用者の皆さんと一緒にゲームをしながら話しをうかがう山本副大臣。」

 山本副大臣は、地域包括ケアシステム※1や妊娠・出産包括的支援モデル事業※2を構築する取り組みについて話しをうかがうため、和光市を視察しました。和光市では、「地域包括ケアシステム」として、高齢化の進行が著しい団地の住民に対する支援・交流拠点の整備を、また、「妊娠・出産包括的支援モデル事業」として、妊娠・出産から子育てまでの切れ目ない支援を行うための取り組みや基盤づくりの整備などを独自に行っています。
 地域包括ケアシステムの一環である「まちかど相談室」は、団地内にある店舗の空いたスペースを活用して、高齢者などの孤立予防、世代間の交流を図ろうと今年の4月に開設されました。ここでは、管理栄養士や保健師、看護師などによる栄養・健康相談を受ける事業をはじめ、さまざまな事業が行われています。
 当日は、利用者の皆さんとゲームを楽しみながら、「毎日、来られているのですか」と質問するなど、積極的に話しをうかがっていました。
(老健局 振興課)

※1 地域包括ケアシステム:市町村や都道府県が、地域の自主性や主体性に基づき、また、地域の特性に応じて作り上げていく地域の包括的な支援・サービス提供体制のこと。
※2 妊娠・出産包括的支援モデル事業:今年度からはじまった事業で、核家族化が進んだ現代において、妊娠・出産・育児というライフステージで孤立しやすくなってしまった母親やその家族に対するサポートをメインとする国家事業のこと。
2015年から本格的に始動する予定。

写真(2014年9月25日)
場所
「わこう助産院(埼玉県和光市)」

 また、今月から妊娠・出産包括的支援モデル事業の一環として「わこう版 ネウボラ」をスタートしたわこう助産院も視察しました。フィンランド語で「アドバイスの場」という意味のネウボラ。わこう助産院では母子手帳の交付から、産後ケア事業、産前・産後のサポート事業などを行っています。
 「両親が近くに住んでいないので、何か困ったことがあっても頼ることができません。でも、ここではアドバイスしてもらえるので、とても助かっています」と利用者の声を聞いた山本副大臣は、「すばらしい施設ですね」と話しました。
(雇用均等・児童家庭局 母子保健課)

写真(2014年9月25日)
場所
「おやこ広場 もくれんハウス(埼玉県和光市)」

 同じく、妊娠・出産包括的支援モデル事業の一環である「おやこ広場 もくれんハウス」は、親子が気軽に集まれる場所として開設されました。スタッフは、保育士や子育て経験者などで、仲間づくりのサポート、情報提供、相談など子育てを支えるためのさまざまな取り組みを行っています。ここでは、開設にいたるまでの経緯やホームスタート事業などの説明を受けました。
 山本副大臣は、「今、子育てをしているなかで、こんなことに困っているとかありますか」と質問し、その声に熱心に耳を傾けていました。

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