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鳥厚生労働大臣政務官は、しょうけい館と昭和館の特別企画展を視察しました。

写真(2014年7月29日)

2014年7月29日
しょうけい館、昭和館(東京都千代田区)
しょうけい館で、複製の義手で字を書く体験をする鳥政務官。

 鳥政務官は、戦傷病者の労苦や戦中・戦後の暮らしについて理解を深めるため、しょうけい館と昭和館で開催中の特別企画展を視察しました。
 しょうけい館では、「義肢に血が通うまで―戦傷病者の社会復帰と労苦―」と題し、恩賞制度の一環として支給された義肢をはじめ、仕事で使用するための作業用義手、写真、史料など、貴重な資料が展示されています。鳥政務官は、受傷から救護・収容、野戦病院での様子、作業用義手をつけて社会復帰するまでの労苦について説明を受けました。また、複製の義手で字を書く、豆をつまむなどの体験もしました。
 続いて視察した昭和館では、空襲による被害を少なくするための準備や工夫、疎開制度、空襲の被害などを紹介する企画展「空襲とくらし〜そのとき、人々は…〜」を視察しました。当時の写真や実物資料を見ながら、「疎開で地方に行った方々の食事は、どうされていたのか」などの質問を積極的にしていました。
 当日は、どちらの企画展にも熱心に展示を見る小学生の姿が見られました。夏休み、ぜひ親子で出かけてみてはいかがでしょうか。 (社会・援護局 援護企画課)

※しょうけい館=戦傷病者やその妻などが経験した戦中・戦後の労苦を後の世代に伝えていくため、厚生労働省が平成18年3月に開設した施設です。
※昭和館=戦没者遺族をはじめ、国民が体験した戦中・戦後の労苦をのちの世代に伝えていくため、厚生労働省が平成11年3月に開設した施設です。

写真(2014年7月29日)
「横浜で発掘された焼夷弾を見ながら説明を受ける鳥政務官(昭和館にて)」


■夏の企画展「義肢に血が通うまで ― 戦傷病者の社会復帰と労苦 ―」

・開催期間 7月23日(水)〜9月15日(月)まで
※月曜休館(祝日または振替休日の場合は、その翌日)
・時間   AM 10:00〜PM 5:30 (入館はPM 5:00まで)
・場所    しょうけい館1階(東京都千代田区九段南1-5-13ツカキスクエア九段下
        地下鉄「九段下」駅6番出口から徒歩1分
・入場料  無料     


◇詳細はこちら
しょうけい館HP http://www.shokeikan.go.jp/

▼問い合わせ 03-3234-7821(同館学芸課)


■空襲とくらし 〜そのとき、人々は…〜

・開催期間 7月26日(土)〜8月31日(日)まで ※月曜休館(祝日または振替休日の場合は、その翌日)
・時間   AM 10:00〜PM 5:30 ※入館はPM 5まで
・場所    昭和館3階 特別企画展会場(東京都千代田区九段南1-6-1)
        地下鉄「九段下」駅4番出口から徒歩1分
・入場料  無料 ※常設展示室は有料
       ※小・中学生は、7月19日(土)〜8月31日(日)の期間、常設展示室も無料になります。

【イベント情報】

◇「戦中・戦後の体験を語り伝える会」
・8月10日(日) PM 2:00〜PM 4:00 (同館ニュースシアター)
※座席数60席。当日、PM 1:00から1階ロビーで整理券を配布。

◇「親子で学ぶ防空体験教室」
親子で一緒にバケツリレーの体験などを行います。
・8月30日(土)AM 11:00〜正午(同館3階会議室、2階ひろば)
※定員は、各回10組。対象は小学生で、必ず保護者が同伴してください。
※要電話予約

◇「展示解説」
・8月30日(土) PM 2:00〜 ※約45分(同館3階特別企画展会場)
※予約不要

◇詳細はこちら
昭和館HP http://www.showakan.go.jp/

▼問い合わせ・イベントの申込みは03-3222-2577(同館学芸部)へ

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