フォトレポート

2014年2月13日
省内講堂
「ご遺骨をお迎えできたのは、遺骨収集帰還団の皆さまの献身的なご努力の賜」。硫黄島戦没者遺骨収集帰還特別派遣団解団式で挨拶する��鳥厚生労働政務官

　２月４日から10日間、遺骨収容作業を行っていた硫黄島戦没者遺骨収集帰還団の帰還にともない、遺骨引渡式と派遣団解団式が行われました。今回、送還されたご遺骨は181柱（平成24年度に実施された通常派遣で帰還されたご遺骨29柱、平成25年度に実施された通常派遣と特別派遣で帰還されたご遺骨152柱）です。
　当日、式典に参加した��鳥政務官は「長期間の遺骨収容、本当にお疲れさまでした。今回の遺骨収容は、非常に長い２カ所の地下壕のなか、高温、多湿という大変厳しい環境での作業であったとうかがっております。そうした困難な状況にもかかわらず、通年の派遣により収容された181柱のご遺骨をお迎えすることができましたのは、ひとえに遺骨収集帰還団の皆さまの献身的なご努力の賜であり、心から御礼申し上げます」と感謝の言葉を伝えました。
（社会・援護局援護企画課外事室）

◇硫黄島戦没者遺骨収集帰還の収容実施状況
・戦没者概数　　約21,900人
・遺骨帰還概数　10,299柱