ホーム > フォトレポート > フォトレポート(平成25年) > 「信頼回復のためにお力をかしていただきたい」。高血圧治療薬の臨床研究事案に関する検討委員会の初会合で挨拶する田村厚生労働大臣。

フォトレポート

「信頼回復のためにお力をかしていただきたい」。高血圧治療薬の臨床研究事案に関する検討委員会の初会合で挨拶する田村厚生労働大臣。

写真(2013年8月9日)

2013年8月9日
省内講堂
「信頼回復のためにお力をかしていただきたい」。高血圧治療薬の臨床研究事案に関する検討委員会の初会合で挨拶する田村厚生労働大臣。

 高血圧症治療薬の臨床研究について、研究結果の信頼性や研究者の利益相反行為の疑いなどから、社会問題化していることを踏まえて、この事案の状況把握、必要な対応などを検討する組織を定め、再発防止を図ることを目的に「高血圧治療薬の臨床研究事案に関する検討委員会(委員長・森嶌昭夫 名古屋大学名誉教授)」の初会合が行われました。当日は、医師や臨床研究コーディネーターなどの有識者からなる委員をはじめ、田村厚生労働大臣、担当局長などが参加しました。
 田村大臣は、「臨床論文の内容が違っていたら、医師の処方行動もかわります。結果として患者のかたにとってみれば、大変な混乱と不信感、不安を抱く、大変大きな問題だと思います。一方で、閣議決定をいたしました日本再興戦略のなかにおきまして、その革新的な医療技術、この実用化をあげておりますけれども、そのもとになります臨床研究が、信頼性がないということなりますと大変大きな問題です」と話し、この検討会で9月末をひとつ目途に原因分析、対応、さらには再発防止策をまとめていただきたいとご協力をお願いしました。あわせて、関係者の方々のヒアリングも含めて、真実を調べていただければと伝えました。
 田村大臣は、「われわれも(検討会で)いただきました結果をもとに、きびしく対応してまいりたいというふうに思っております。いずれにいたしましても臨床研究が不信を持たれているということは日本にとって大変大きな問題でございます。この信頼回復に力をお貸しいただけますよう、心からお願い申し上げて、冒頭のご挨拶とかえさせていただきます」と話しました。
(医政局・研究開発振興課)

◇当日の資料
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000014834.html

写真(2013年8月9日)

会場の様子

※ 高血圧治療薬の臨床研究事案に関する検討委員会は、平成25年10月8日に中間とりまとめを行いました。
  詳細はこちら https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000024913.html

※ 高血圧治療薬の臨床研究事案に関する検討委員会は、平成26年3月27日に最終会合を終え、4月11日に報告書をとりまとめました。
  詳細はこちら https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000043367.html

ホーム > フォトレポート > フォトレポート(平成25年) > 「信頼回復のためにお力をかしていただきたい」。高血圧治療薬の臨床研究事案に関する検討委員会の初会合で挨拶する田村厚生労働大臣。

ページの先頭へ戻る