厚生労働省

  • 文字サイズの変更
  • 小
  • 中
  • 大

定例事務次官記者会見概要

(H21.1.15(木)14:00〜14:04 省内会見場)

【広報室】

《次官会議等について》

(次官)

本日の次官会議でありますが、厚生労働省の案件は、1件政令案がかかっております。「薬事法施行令の一部を改正する政令案」でありまして、中身は、白血病に使用される医薬品としてダサチニブ及びニロチニブという商品が製造販売、承認されることになりましたが、この医薬品につきまして医薬関係者以外の一般人を対象とする広告を制限するというものであります。

私からは以上ですが、御質問がありましたらどうぞ。

《質疑》

(記者)

雇用関係なのですけれども、与党の方でも雇用対策のPTができて議論が進んでいるわけですけれども、今、政治の場でこういった検討がなされていることについての次官の認識と今後どういう方向で検討されるべきかお願いします。

(次官)

アメリカに端を発した今回の全世界的な経済の動向は、なかなか先が見通せない。いろんなものを読みましても、どこで反転するのかなかなか見通せないという感じがしております。我が国にも様々な形で影響がありますが、雇用対策について先を見越しながら考えていくということは大変大事なことだと思っております。まずは、昨年に決定し、あるいは補正予算に計上し、更には来年度予算に計上しているというようなものについても、これはこれでやっていく必要があると思います。決めていることは進めていかなくてはいけません。先程言いましたように、先がまだどこまでかという問題がありますので、より幅広く先を見ながらいろんな対策を考えるということが大事なことだと思っております。与党の方でもそういうPTができまして、野党サイドでも議論されています。あるいは、経済界と労働界の間でも話が持たれるという状況でありますので、出てくる議論に対して省としてどういう対応をしたら良いか考えていきたいと思っております。まずは、私どもとしては、今提案していることについて実現を図るのが第一というスタンスであります。

(了)


トップへ