ホーム > 報道・広報 > 国民参加の場 > 国民の皆様の声募集 > アフターサービス推進室活動報告書( Vol.3:2011年4月〜6月) > 2009年度「ソーシャル・スキル・トレーニング(SST)―ひとりで生活するために知っておく必要があること―」の参加者の声

表1:2009年度「ソーシャル・スキル・トレーニング(SST)―ひとりで生活するために知っておく必要があること―」の参加者の声

プログラム 内容 講師 参加者 参加者の声(冊子より抜粋)
第1回 開講式 開講のことば、激励のことば、アフターケア事業部の職員紹介、プログラムの説明   70 <参加児童>
・ほとんど電話に出たことがないので今日の実習はすごく役に立ちました
・聞くのがしんどかったけど覚えとけば役に立つことばっかりで有難かった
・社会ではこういうことをするんだなあと思いました
<施設職員>
・社会に出てみないと分からないことを体験させていただき、ありがとうございます
・講師として熱く語りかけてくださった4名様の気持ちを子どもたちが理解できるよう帰ってからも話をしていきたいと思います
・少ない時間の中で、できることは限られていますが、実習を取り入れることで身をもって体験でき、良い勉強になったと思います
ビジネスマナー 対人関係を構築するための基本的なマナーやあいさつ等、上司に信頼されるビジネスマナー、冠婚葬祭のマナー等を学ぶ 商業高等学校の商業科・総合学科の教員4名
第2回 薬育 薬の種類や薬を正しく使うために必要な知識についての講義や目薬の正しいさし方等を実習を交えて学ぶ。某企業の社内見学を行う 某企業の社員10名 64 <参加児童>
・社内見学をして僕もこういう仕事をしてみたいなと思いました
・みんな難しそうな事をしていて、大人になって自分は大丈夫かなって少し心配になった
・これで薬局がどんな所か分かった
・1人で暮らすために、とても重要なことだったので役に立った
<施設職員>
・今回のお話を通して、市販薬と通院の使い分けを施設でも子どもたちへ伝えていく必要性を感じました
・社会へ出る一歩の準備をさせてもらって子どもたちは幸せだと思いました
第3回 職業カウンセリング 自分にあった職業ってなんだろう?自分の性格の傾向と職業の適性を自己診断して考えよう 大阪府総合労働事務所、職業カウンセリングセンター技師1名 77 <参加児童>
・自分の将来を考えるいい機会だったのでよかった
・面接の前だったので、少し自信もつきました
・3年生なのですごく役だった
・初めて参加したけれど、思っていたよりも良いものだった
<施設職員>
・いろいろな職業を知る機会は少ないため、私自身、進路を決める時の選択肢が広がって子ども達にはきっかけ作りになったのではないかと思います
第4回 健康管理(思春期教育)/中華バイキングテーブルマナー 一人暮らしで体調を崩すと大変。健康で暮らすにはどういった点を気をつければいよいかや思春期の心と身体のメカニズムを学ぶ。健康保険証についても理解しよう 保健師 77 <参加児童>
・一言で健康管理と言われても、一つ一つ大変だと思った
・健康保険証について、これから生きていく上で大事なことだから聞けてとてもよかった
<施設職員>
・健康保険証の手続き方法や病院への受診の仕方などの説明が分かりやすくよかったと思います
・顔見知りでない人と隣り合わせになることは結婚式等でよく出てくると思います。上手にコミュニケーションをとるのも練習だと思いました
第5回 雇用主の方のお話 仕事をする上での心構えや社会のルール等を職場雇用主と施設出身の先輩から直接学ぶ 某企業の専務取締役、退所者(同社の工事長)2名 73 <参加児童>
・失敗談を聞けてとても勉強になりました
・先輩の体験が自分にも当てはまりそうで役に立った
・何度も失敗しながら最終的にはしっかり一人前になっている先輩のお話はとても参考になりました
<施設職員>
・同じ施設出身者として分かりやすく、子どもたちにとっては感じるものがあったようです
・自分自身の体験からくる言葉の重みがあったので、どのお話も印象的でした
第6回 食生活講習会 食べ物で健康に!偏りがちな働きながらの食生活。自分一人で健康を保つためのノウハウを昼食選びの実習も含めて学ぶ 短期大学非常勤講師・管理栄養士 78 <参加児童>
・将来、自分が一人暮らしするための簡単レシピなど、どれも印象に残るお話をありがとうございました
・毎日、施設の先生がご飯を作ってくれるので、レシピを見て作れるようにしようと思った
<施設職員>
・一人で暮らすと食事作りが面倒な時もあり、でもその時にどうすればよいかなど、先生が実際にされている事を教えて頂いて、皆も参考になったと思います
第7回 身近な法律の話、お金のやりくりの話 サラ金・ヤミ金被害等の実際の状況を聞いたり、法律をやさしく理解する。家計簿のつけ方の実習を行う 弁護士7名 80 <参加児童>
・もし、この講習を受けていなかったら、自分も劇の主人公のようになっていたかもしれないと思った(2名)
・文章だと分かりにくいけど、劇ならイメージしやすかった
・映像を見て、借金の恐ろしさを感じた
・一人暮らしをする前に、家庭を持つ前に、家計簿のつけ方を教えてもらってすごく勉強になった
・1か月の生活費ってもっと余裕があるものだと思っていたけど、現実は苦しいことが分かった
・もし、お金を使い過ぎてなくなってしまった時に、どうすればいいか聞きたかった
第8回 先輩の体験談/印鑑の取り扱いQ&A 実際に社会に出るとどうなの?施設を出て就職していった先輩の体験を聞き、質問もできるので、自立に向けてのイメージを具体化させる。
印鑑の種類・印鑑登録の方法や正しい印鑑の使用方法などを学ぶ
退所者1名、
ロータリークラブ司法書士1名
97 <参加児童>
・自分も自立して一人暮らしをしたら、誰もいなくて寂しくなるのかなあと思った
・仕事から帰ってきて、一人でご飯を食べるのはいやだなあと思った
・とても共感しました。実際に施設出身の先輩の話を聞けて、とてもためになりました
<施設職員>
・実際に仕事をしておられる生の声を、子どもたち、そして職員も聞くことにより、今後の目標等にも役立つと思いました
・実体験の話ということで、子どもたちにとても伝わったように思います
第9回 グループワーク/フランス料理テーブルマナー 講習を振り返り、自立に向けての思いを互いに共有する(第1回から8回の復習)。
フランス料理のコース料理でテーブルマナーを実習をまじえて学ぶ。
アフターケア事業部職員、ホテル飲料部職員 97 <参加児童>
・他の施設の子と仲良くなれるきっかけがあって良かったと思う
・最後なのですごく寂しいです(2名)
・いろいろなことを学べたことによって社会に出る自信になった
・今日でこのメンバーでこの講習会を受けることはもうないんやなあと思えば何か寂しい。またこのメンバーで電車に乗って来たいです
<施設職員>
・自分の思っていることを伝えるという作業は子どもたちにとっては不得意な分類に入るので、こういう機会を増やしてあげたらいいと思います
・来年度も是非子どもたちと一緒に私も参加させていただきたいです
閉講式 皆勤賞・精勤賞の贈呈、激励と祝金贈呈(財団法人毎日新聞大阪社会事業団)、祝品贈呈(大阪府、大阪市、堺市、アフターケア事業部)、激励のことば(大阪府)、激励公演   <参加児童>
・いつでも「ダルイ」とか「しんどい」とか言っているけど、今思うととても大事な事を教わっているんだなあと思った。こういう講習会もいると思う。施設の子は外の世界(社会)を知らないので良い勉強になった
・施設を出てからどういう事をしたら良いか、悪いかなどしっかり勉強できた
<施設職員>
・職員の立場として子どもたちにしっかり伝えたいことが詰まった講習でした
・一緒に職員も参加することで、どういった事を学んだのか分かるので、日常の生活でも声かけできたりしてよかったです
・受講した子どもたちが、その日の感想を話していたのを聞き、とても有意義なものだと感じました
*2009年度「ソーシャル・スキル・トレーニング(SST)〜ひとりで生活するために知っておく必要のあること〜」(社会福祉法人大阪児童福祉事業協会アフターケア事業部)児童配布用資料をもとに作成

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