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『医療的ケアが必要な子どもと家族が、安心して心地よく暮らすために』
−医療的ケア児と家族を支えるサービスの取組紹介−
(平成30年12月19日)
厚生労働省では、このたび、医療的ケアが必要な子どもと家族を支える取組について、報告書に取りまとめましたので、公表します。
現在、身体に気管切開部がある、人工呼吸器を装着しているなど日常生活を送る上で医療的なケアを必要とする子どもが増加しています。
今回の調査は、子どもとケアを担う家族を支える障害福祉サービス等を実施する3つの法人を対象として実施しました。
報告書では、サービス内容、子どもと家族がサービスを利用して生活する事例、家族と小児看護師のインタビューを掲載しています。
【取組のポイント】
- 1.障害児通所支援−自宅と学校以外で遊び、活動する場
- 同年代の友達との交流で子どもの世界が広がる
- 看護師が同行することで、土曜日や学校休暇中のイベントに参加するなどの外出が実現
- 2.訪問支援−自宅で安心して過ごすための居宅介護、訪問看護
- 入浴介助、医療機器の管理など日常を過ごすための支援を通じて、子どもと家族の生活を支える
- 24時間のオンコール体制、ケア児ときょうだい児の身支度など日常生活の介助を実施
- 3.相談支援−障害福祉等のサービスを利用するために計画を作成
- 保護者、児童発達支援管理責任者、看護師、保育士がアセスメントを実施
- 4.クラウドソーシング−医療的ケア児の親が就業する仕組み
- ケア児の親たちが時間と場所の制約を受けずに仕事し、報酬を得ることができる新たな取組
【調査先における主な取組】
1.障害児通所支援 自宅と学校以外で遊び、活動する場−児童発達支援・放課後等デイサービス− |
2.訪問支援 自宅で過ごすための支援−居宅介護・訪問看護− |
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友達、職員とのふれあいを丁寧にサポート〔No.1〕 |
保護者の声「子どもの世界が広がった」、「利用日は目が輝いている」〔No.3〕 |
訪問支援の事例を紹介〔No.3〕 |
家族、訪問看護師、ヘルパーと自宅で過ごすひととき〔No.3〕 |
3.相談支援 サービス等を利用するための手続き−計画相談支援・障害児相談支援− |
4.クラウドソーシング −医療的ケア児の親が就業する仕組み− |
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ケア児と家族のニーズに応じた利用計画を策定〔No.2〕 |
地域福祉の連携拠点で障害児相談支援を実施する事業所〔No.2〕 |
PCで受注する登録制・歩合制の業務〔No.1〕 |
ケア児を預けながら働く親、小児看護師のインタビューを掲載〔No.1〕 |
【報告書はこちら】
- 『医療的ケアが必要な子どもと家族が、安心して心地よく暮らすために−医療的ケア児と家族を支えるサービスの取組紹介−』(報告書概要) [454KB]
- 『医療的ケアが必要な子どもと家族が、安心して心地よく暮らすために−医療的ケア児と家族を支えるサービスの取組紹介−』(報告書全文) [8,625KB]
(分割版)
- 「第1 医療的ケア児の現状と支援体制」(表紙〜P16) [2,832KB]
- 「第2 サービスを提供する取組の例」
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