（※１）（１）の調査以降、平成２０年８月２５日及び平成２１年１月１６日にも元患者の方へのお知らせ状況等について再度調査を行っており、（３）回答施設数以降はそれらの結果を反映したものである。

(平成１６年公表施設のうち、所在地等が不明であった施設を除いた医療機関)

（３）回答施設数

（１）投与の年月について回答があった医療機関数と元患者数

（２）上記以外に、過去に投与の事実をお知らせしたという記録が残されているが、現在では投与の年月は特定できないとする回答があった医療機関数と元患者数

（３）（１）と（２）の合計

（※２）厚生労働省ホームページ「Ｃ型肝炎ウイルス検査受診の呼びかけ（フィブリノゲン製剤納入先医療機関名の再公表について）」の公表医療機関等リスト上の該当医療機関の「備考」欄に、「フィブリノゲン製剤を投与されたことが判明した元患者の方がいるとの報告あり。」と記載した。

（４）元患者の方への投与の事実のお知らせの状況

		元患者数
お知らせした		７，４１４人 （56％）（※３）
お知らせしていない		５，７２７人 （44％）
理 由	投与後に原疾患等により死亡	１，９５７人 （15％）
	連絡先が不明又は連絡がつかない	２，２０８人 （17％）
	肝炎ウイルス検査の結果が陰性	４１７人 ( 3％)
	今後お知らせする予定である	２０４人 ( 2％)
	その他（未記入含む）	９４１人 （ 7％）
合計		１３，１４１人

（※３）元患者の方に一人でも投与の事実をお知らせした医療機関は７９０施設であった。

（５）診療録等の保管状況

平成６年以前の診療録等が次のいずれかにより保管されている施設数
(括弧内は調査対象施設数に対する割合）

	２，０５３施設（31％）（※４）
（内訳）（※５）
診療録（カルテ）	１，５２６施設（23％）
手術記録あるいは分娩記録	１，５９５施設（24％）
製剤使用簿	１３７施設（ 2％）
処方箋	１３９施設（ 2％）
輸液箋あるいは注射指示箋	２７１施設（ 4％）
レセプトの写し	８０施設（ 1％）
入院サマリーあるいは退院サマリー	２９１施設（ 4％）
その他の書類	２８９施設（ 4％）

今般、投与の事実が確認できた医療機関が新たに判明いたしましたので、当該医療機関の了解を得て、その名称等を以下の通り公表いたします。当該情報は、公表医療機関等リストにも付け加えております。

��	存続・廃院等	施設名	経営	所在地	部署名等	電話番号
6917	存続	東京都立　神経病院	都立	東京都府中市武蔵台２−６−１	医事係	042-323-5110

厚生労働省は、今回と同様に公表対象外の医療機関であってもフィブリノゲン製剤を使用した可能性があることをホームページ上で記載するとともに、そのような可能性に関する情報が寄せられた場合は報告するよう、都道府県等に依頼してまいりました。今回の医療機関については、当該医療機関の開設者である東京都による調査で判明いたしました。なお、田辺三菱製薬株式会社の納入記録から当該医療機関へ納入されたことは確認されず、また当該医療機関における納品書等の記録はすでに廃棄処分となっているため、当該医療機関がフィブリノゲン製剤を入手した経路については特定に至っておりません。また、今回投与の事実が確認された元患者の方に対しましては、すでに当該医療機関より投与の事実のお知らせが行われています。

厚生労働省は、今回東京都の調査によって判明した事実をその他の道府県等にお知らせし、改めて調査への協力を依頼いたします。また、公表医療機関以外の医療機関において同製剤が使用された可能性が否定できないことを引き続きお知らせするとともに、同製剤の投与を受けた可能性があると思われる方がC型肝炎ウイルスの血液検査を受けられるよう、引き続き呼びかけてまいります。