国民生活に身近な厚生労働行政について、国民の目線に立った行政を推進し、国民の理解を得、信頼回復を図ることが急務であることから、厚生労働行政全般を総点検し、その在り方を検討し、再構築を図ることを目的として、平成20年８月に「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」（以下「懇談会」という。）が内閣官房に設置されました。

この懇談会では、昨年5回にわたり議論を行い12月には「中間まとめ」を行い、「行政運営の在り方」を中心に具体的な提言などがなされました。

厚生労働省では、この「中間まとめ」での提言等を踏まえ、その具体化と実施の検討を行うため、事務次官を長とする「省内改革推進プロジェクトチーム」(PDF:94KB)を同月に設置しました。

このプロジェクトチームでは、「中間まとめ」で指摘された「行政運営の在り方」などに関する事項を踏まえ、改革推進項目を設定し、それぞれについて、迅速的かつ計画的に推進するため、「厚生労働省改革の工程表」(PDF:206KB)を作成し、今般公表しました。

厚生労働省としては、今後、この工程表に基づき改革を進めるとともに、逐次改定することも含めて自ら進捗状況を管理し、公開していくことにより透明性のある改革を進めることとしています。