1. | 若年者向けキャリア・コンサルティングの目的
若年者を安定的就業に導くために、働く意義の理解を進めることにより就業意欲を喚起し、将来を見据えた職業選択を自己決定できるように支援すること。
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2. | 若年者向けキャリア・コンサルティングの担い手
学校外の若年者就労支援施設等における相談・支援担当者、大学・短大・専門学校等の就職支援担当者等。
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3. | 若年者向けキャリア・コンサルティング実施に必要な能力
一般的に行われるキャリア・コンサルティングに必要な能力(標準レベル)を基に、若年者に対してキャリア・コンサルティングを行う場合に、更に必要となる点や強調すべき点を示した。
若年者向けキャリア・コンサルティング実施に必要な能力として特徴的なものは、(1)自己理解・仕事理解を深めるために有効なグループ・ワークを活用した支援ができること、(2)威圧的にならず、若年者が気楽に相談できる雰囲気作りに配慮することができること、(3)若年者は、簡易な方法による検査結果から短絡的に自分の方向を決定する傾向があるため、その結果だけを信用することは危険であると認識させることができること、などである。
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4. | 若年者向けキャリア・コンサルタント養成のためのモデルカリキュラム
一般のキャリア・コンサルタントが、若年者向けキャリア・コンサルティングを実施するために必要な能力を獲得するためのモデルカリキュラムを作成した。 |