(1) | 目標既設定型(夢追い型+やむを得ず型) 「一定の目標を持ちながらも、フリーターとなっている者」〔考えられる施策対応〕
・ | キャリア・コンサルティング=無理な目標設定でないか、本人の適性、本人の目標へ向けての努力をチェック、次のステップへ誘導する。 |
・ | 企業委託訓練、トライアル雇用、デュアルシステム等の実践的訓練により、目標への結びつけになるステップを作る。 |
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(2) | 職業探索型 「自分の適職が何であるかを探索ないし不安に思い、フリーターとなっている者」 〔考えられる施策対応〕
・ | キャリア・コンサルティング=自らの志向、適性、能力と見合った分野を考えるための体験や知識の習得を行い、目標の絞り込みを行うように誘導する。 |
・ | インターンシップ、ジョブシャドウイング、ヤングジョブスポットにおける自主的活動等を通じた実体験を実施する。 | |
(3) | 組織不信等モラトリアム型 「企業や組織に対する不信感を持つか、性に合わないと感じる等により、当面フリーターを続けたいと思っている者。」
〔考えられる施策対応〕
・ | キャリア・コンサルティング=自らの志向、適性、能力と見合った分野を考えるための体験や知識の習得を行うように誘導する。 |
・ | ボランティア、企業、SOHO等の実体験機会の拡大を促進する。 | |
(4) | 能力不足型 「能力の不足により、フリーターや無業者になっている者(長期的にフリーターを続けることによって年齢の割には職業能力が身に付いてない者を含む。)」
〔考えられる施策対応〕
・ | キャリア・コンサルティング=自らの志向、適性、能力と見合った分野を考えるための体験や知識を習得するとともに、必要な能力開発を行うように誘導する。 |
・ | 目標設定、日本版デュアルシステム等による実践的訓練 | |
(5) | 意欲欠如型(主として無業者) 「働く意欲の欠如(家庭に入りたいと思っている者を含む。)により、フリーターや無業者になっている者」
〔考えられる施策対応〕
・ | 他人とのコミュニケーションの自信がない等によりハローワーク等の従来の支援機関の利用を躊躇しやすい者の支援窓口として、ヤングジョブスポット等を整備する。 |
・ | 基礎的能力の付与、補習教育、プレ訓練(マナー、社会性訓練) |
・ | キャリア・コンサルティング=自らの志向、適性、能力と見合った分野を考えるための体験や知識の習得を行うように誘導する。 |
・ | ボランティア、企業、SOHO等の実体験を実施する。 | |