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障害者の生活状況に関する調査結果の概要について
(主な項目の説明)

 以下は、年金を受給していない者を、受給している者と比較したものである。

項目 身体障害者 精神障害者
同居の状況
同居の状況について、
 ・ 同居していない(ひとり暮らし)の率はどちらも概ね2割である(年金無21.8%:年金有17.3%)が、
 ・ 配偶者と同居している率が低い(無20.3%:有38.8%)ほか、
 ・ 親と同居している率がやや高い(無46.6%:有40.2%)。
→表P3、図P3
同居の状況について、
 ・ 家族と同居している率(年金無75.5%:年金有71.2%)もひとり暮らししている率(無18.7%:有20.6%)も大差はない。
→表P3、図P3
就労の状況
本人が生計中心者である場合の就労の状況について、
 ・ 自営業者である率が低い(無11.3%:有21.2%)ほか、
 ・ 働いていない者の率が高い(無32.3%:有20.7%)。
→表P4,図P4
就労の状況について、
 ・ 仕事をしていない者の率は大差ない(無77.4%:有82.8%)が、
 ・ ふつうの会社で仕事をしている率は高い(無14.9%:有5.8%)。
→表P5、図P5
経済の状況
所得について、
 ・ 比較的低い所得階層に年収が分布している。ただし、障害年金を受給していない者の中に生計中心者である常用雇用の者も5割弱いることなどから、年収300万円を超える者も2割程度(無20.3%:有29.7%)いる。
→表P6、図P7
経済維持の方法について、
 ・ 家族などのサポートにより維持している者がやや多い(無60.9%:有53.1%)ほか、
 ・ 生活保護を受給している者が多い(無8.6%:有2.8%)。
→表P6、図P8
家族などのサポートにより経済を維持している者がその家族がいなくなった場合の経済基盤について、
 ・ 自分の貯蓄や年金と答えた者がかなり少ない(無31.9%:有70.6%)ほか、
 ・ 生活保護を受けると答えた者がかなり多い(無27.7%:有10.1%)。
→表P6、図P9
年金を受給していない者については、任意加入だった学生等や未納・未加入の者が5割強いたほか、受給していない理由について年金の障害等級に該当しなかった者が35%いた。
→表P7、図P9
所得について、
 ・ 比較的低い所得階層に月収が分布している。ただし、月収20万円を超える者の割合は高い(無11.4%:有2.3%)。
→表P10、図P11
定期的な収入について、
 ・ 勤め先の給料のある者の率が高い(無14.4%:有7.6%)が、
 ・ 生活保護を受けている者の率もやや高い(無17.3%:有12.6%)ほか
 ・ 定期的な収入がない者の率も高い(無27.1%:有1.3%)。
→表P10、図P11









年金を受給していない者については、その理由について無回答の者が多かったほか、「知らなかった」、「よく理由はわからない」「対象疾病でない」などが多く、任意加入だった学生等や未納・未加入の者は回答者のうち1割強にとどまっている。
→表P10、図P12
必要な情報
不安や悩み
必要な情報については、総じて年金を受給していない者の方が低くなっているが、「年金」(無46.2%:有40.1%)及び「就職」(無37.9%:有32.5%)の項目については高くなっている。
不安や悩みについても、総じて年金を受給していない者の方が低くなっているが、「働く場がないこと」(無33.3%:有25.7%)、「家計が苦しい」(無37.6%:有22.4%)及び「年金」(無42.7%:有15.9%)の項目については高くなっている。
→表P13、図P13,14
不安や悩みについては、総じて年金を受給していない者の方が低くなっている。
→表P14、図P14


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