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資料4

救命救急センターの充実段階の評価方法について

 「救急医療対策事業等の現況調について(平成14年9月20日厚生労働省医政局指導課長通知)」による調査の回答結果等に基づき、別添「救命救急センターの評価項目及び配点」に基づく配点を行い、その合計点数の区分に応じ、次表のとおりの「充実段階」として評価する。
16点以上充実段階A
10点以上15点以下充実段階B
 9点以下充実段階C

 上記の充実段階に関わらず、下記内容のすべてを満たす救命救急センターについては、「充実段階A」として評価する。
・ 重症患者数750人以上
かつ
・ 在院日数7日以内
かつ
・ 病床利用率75%以上
かつ
・ 診療点数12,000点以上
かつ
・ 院外患者受入率55%以上


救命救急センターの評価項目及び配点


1 二次医療圏における救急医療関係者協議会への参加状況
  ・ 参加していない △1点

2 併設(母体)病院内におけるセンター機能の評価委員会の設置状況
  ・ 有 1点
  ・ 無 0点
   ※ 単独センターにおいては、センター内設置で加点

3 空床確保の責任体制
  ・ 併設(母体)病院で確保 2点
  ・ センターで確保 0点
   ※ 単独センターにおいては、センター確保で加点

4 空床確保数
  ・ 5床以上 3点
  ・ 4床 2点
  ・ 3床 1点
  ・ 特に確保に努めていない。0〜2床 0点
   ※ 確保病床数に幅がある場合は、平均、端数切り上げ

5 センター担当医師の勤務体制
  ・ 救急医による専任チーム体制 又は
 救急医を核とし各診療科との協力で専任チーム体制


 3点
  ・ 救急医を核とした各診療科との当直体制 2点
  ・ その他 0点

6 救急専用電話の有無
  ・ 有 1点
  ・ 無 0点

7 救急専用電話の対応体制
  ・ センター専任医、その他の医師  1点
  ・ 上記以外 △1点

8 「受け入れ不可」の判断体制
  ・ 病院長、センター長、センター専任医以外 △1点

9 救急救命士に対する指示体制
  ・ 救急専用電話により、必ず医師が即応以外 △1点

10 診療データの集計・分析
  ・ 傷病別患者数(入院、外来、月別)

 >

  
  ・ 重傷度分類患者数(入院、外来、月別) 1点 〔全て揃って〕
  ・ 外傷患者の各種スコア  
  ・ その他  0点

11 救急医療についても検討する倫理委員会の設置状況
  ・ 有 1点
  ・ 無 0点

12 深夜帯におけるセンターの医師数
  ・ 5人以上 3点
  ・ 4人 2点
  ・ 3人 1点
  ・ 2人以下 0点

13 深夜帯におけるセンター以外の医師数
  ・ 2人以下 △1点

14 センター病床の稼働率
 (1) 集中治療病室のみ
  ・ 60%未満 △1点
 (2) 集中治療病室以外
  ・ 70%未満 △1点

15 重症傷病者数
  ・ 1,000人以上 3点
  ・ 750人以上、1,000人未満 2点
  ・ 500人以上、750人未満 1点
  ・ 500人未満 0点
   ※ 30床未満のセンターのみ、患者数を30床換算する。

16 専任医師数
  ・ 5人以上 3点
  ・ 5人未満 0点

17 平均在院日数
 





センター病床
40床以上の場合






  ・ 7日以内 3点
  ・ 7日超、11日以内 2点 3点
  ・ 11日超、14日以内 1点 2点
  ・ 14日超 0点 1点
 
 ただし、適用に当たっては、
14(2)が80%以上であること。

18 センター患者1人当たり平均入院診療点数
 



センター病床40床
以上の場合




 
  ・ 10,000点以上 7,000点以上 2点
  ・ 10,000点未満 7,000点未満 0点
 
 ただし、適用に当たっては、
14(2)が80%以上であること。

19 救命救急士の研修受け入れ実績
  ・ 250人日以上 3点
  ・ 150人日以上、250人日未満 2点
  ・ 100人日以上、150人日未満 1点
  ・ 100人日未満 0点


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