Labour Standards Information
Q (19)石綿を扱う作業に従事していたことがあり心配です。どこへ相談したらよいでしょうか。
A 石綿による健康への影響などについて知りたい場合は、保健所、各都道府県産業保健推進センターまたは労災病院までご相談ください。(都道府県産業推進センターリスト:http://www.rofuku.go.jp/sanpo/)
なお、日常生活で、次のような症状が出てきたときは、上記の窓口に相談されるか、最寄りの医師の診察を受けましょう。
・ 息切れがひどくなった場合
・ せきやたんが以前に比べて増えた場合やたんの色が変わった場合
・ たんに血液が混ざった場合
・ 顔色が悪いと注意された場合や爪の色が紫色に見える場合
・ 顔がはれぼったい場合、手足がむくむ場合や体重が急に増えた場合
・ はげしい動悸がする場合
・ かぜをひいて、なかなか治らない場合
・ 微熱が続く場合
・ 高熱が出た場合
・ 寝床に横になると息が苦しい場合
・ 食欲がなくなった場合や急にやせた場合
・ やたらに眠い場合
今健康に支障がない場合でも、石綿による健康障害は、潜伏期間が数十年と長い場合があります。石綿にばく露するような作業に従事されていたのであれば、1年に1回は胸部レントゲン撮影等による健康診断を受診されることをお勧めします。