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「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」の改訂について

「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」の改訂について

平成21年3月23日

メンタルヘルス不調により休業した労働者に対する職場復帰支援については、事業場向けマニュアルとして、平成16 年に作成された「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」(以下、「手引き」という。)の活用を周知してきましたが、今般、別添(PDF:298KB)のとおり手引きが改訂されましたので、お知らせします。

なお、改訂版における主な改正点は下記のとおりです。

1 休業前の段階

円滑な職場復帰を行うためには、職場復帰支援プログラムの策定や関連規程の整備等により、休業の開始から通常業務への復帰までの流れを明確にすることが重要であることから、これらを基本的考え方として示したこと。

策定された職場復帰支援プログラム等については、労働者、管理監督者等に周知すること。

2 病気休業開始及び休業中の段階

休業中の労働者が不安に感じていることに関して十分な情報提供や相談対応を行うこと。

職場復帰支援に関する事業場外資源や地域にある公的制度等を利用する方法もあることから、これらについての情報を提供することも考えられること。

3 職場復帰の決定までの段階

主治医による職場復帰の判断は、職場で求められる業務遂行能力まで回復しているか否かの判断とは限らないこと。

より円滑な職場復帰を図る観点から、主治医に対し、あらかじめ職場で必要とされる業務遂行能力の内容や勤務制度等に関する情報提供を行うこと。

職場復帰前に「試し出勤制度」を導入する場合は、その人事労務管理上の位置づけ等について事業場であらかじめルールを定めておくこと。

4 職場復帰後の段階

心の健康問題を抱えている労働者への対応はケースごとに柔軟に行う必要があることを踏まえ、主治医との連携を図ること。

職場復帰した労働者や当該者を支援する管理監督者、同僚労働者のストレス軽減を図るため、職場環境等の改善や、職場復帰支援への理解を高めるために教育研修を行うこと。

照会先

:労働基準局安全衛生部労働衛生課健康班(内線:5492)

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