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2011年世界保健デーについて

2011年世界保健デーについて

厚生労働省大臣官房国際課
平成23年 3月31日

薬剤耐性の脅威−今動かなければ明日は手遅れに
Combat Drug Resistance - No Action Today, No Cure Tomorrow.

抗菌薬耐性は、新しい問題ではないのですが、さらに危険な問題となってきています。多くの国では対策をとっています。しかし、抗菌剤のない時代に逆戻りしないようにするためには、さらに緊急かつ強固な努力が必要です。

2011年の世界保健デーに、世界保健機関(WHO)は、抗菌薬耐性の問題と闘うために、全ての国に対して抗菌薬耐性の拡大を食い止める行動を提唱する予定です。

WHOは全ての関係者に対し、薬剤耐性と闘うための行動を考え、行動し、責任をもつよう呼びかけます。

● 政策立案・計画者

● 国民、患者

● 医療関係者、薬剤処方者

● 薬剤師、調剤師

● 医薬業界

■抗菌剤とは?

抗菌剤とは、微生物(バクテリア、菌類、寄生虫、ウィルスが含まれます)によって引き起こされる感染の治療に用いる薬剤です。抗菌剤の発見は、人類の歴史上、保健衛生の向上にとって最も重要な出来事でした。病原性微生物によってもたらされる苦痛を70年以上にわたり和らげ、何十億人もの命を救ってきました。

■抗菌薬耐性とは?

抗菌薬耐性とは、バクテリア、ウィルス、菌類、寄生虫などの微生物が変化して、これらの微生物が引き起こす感染の治療に用いられる薬剤が効力を失うことをいいます。抗菌薬耐性は医薬品の不適切な使用(例えば、規定量以下の薬剤投与や処方された治療薬の服用の途中終了)によって助長されます。また低品質の薬剤や処方の誤り、感染防止策の甘さも薬剤耐性の発達や拡大を助長します。

■世界保健デーや上記のキャンペーンに関する詳細な情報は、WHOウェブサイトをご覧ください。

http://www.who.int/world-health-day/2011/en/index.html(世界保健デーの詳細・英語)

http://www.who.or.jp/whd2011j.html(キャンペーンの詳細・日本語)

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