Ministry of Health, Labour and Welfare

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インフルエンザ

今冬のインフルエンザ総合対策について(平成17年度)

照会先 厚生労働省健康局結核感染症課
電話
代表 03(5253)1111
夜間直通 03(3595)2263
担当者 金成(内線4609)
田村(内線2380)

平成17年12月27日

インフルエンザの流行状況について
(今年もインフルエンザ流行シーズン入り)

 平成17年第49週(12月5日〜12月11日)の感染症発生動向調査では、インフルエンザの定点あたり報告数が0.91(報告数4,289人)となり、第50週(12月12日〜12月18日)の速報値では報告数が1.88(報告数8,822人)となっており、流行の目安としている1.0を上回りましたので、インフルエンザ流行シーズンに入ったものと考えられます。

 流行シーズンに入った時期としては例年より早く(ここ10年で平成8〜9年のシーズンについで二番目に早い)、昨シーズンと比べると6週ほど早くなっております。

 ついては、以下の予防対策を改めて国民に周知したいので、報道機関の皆様方にも御協力をお願いいたします。

 インフルエンザは、インフルエンザにかかった人の咳、くしゃみ、つばなどの飛沫と共に放出されたウイルスを、鼻腔や気管など気道に吸入することによって感染します。インフルエンザが流行してきましたので、できるだけ人混みは避けましょう。特に年末年始は人混みに出る機会が増えるので注意が必要です。

 空気が乾燥すると、咽頭粘膜の防御機能が低下して、インフルエンザにかかりやすくなります。外出時には暖かくしてマスクを利用したり、室内では適温を保ち、加湿器などを使って適度な湿度を保ちましょう。常日ごろからバランスよく栄養や水分をとることも大切です。帰宅時のうがい、手洗いは、かぜの予防と併せておすすめします。


 なお、詳細については、インフルエンザホームページをご覧下さい。


 ○    インフルエンザホームページ
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/index.html

【参考:今シーズンの現段階での特徴】

AH3型のみならず、AH1型のインフルエンザウイルスの分離報告数も増加している。(IDWR第50週は来年1月6日(金)発行になります。)

 1. これまでの分離状況:AH1型31件、AH3型72件、B型0件
 2. 昨シーズンの分離状況:AH1型184件、AH3型2,513件、B型3,348件、他3件
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