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戦没者慰霊事業:北太平洋戦没者の碑

北太平洋戦没者の碑

北太平洋戦没者の碑

1 竣工年月日

昭和62年7月1日

2 建立地及び面積

建立地 アメリカ合衆国アラスカ州アッツ島(アリューシャン列島)
面 積 約600m2

3 地域(近海を含む)

アリューシャン列島(戦没者概数:5,500名)

4 碑の概要

慰霊碑は、菊竹清訓氏の設計による。

同碑は、周りを山に囲まれながら、東北に湖を臨み、東南は湾に面した景観が著しく優れた地の戦場となった丘の上に位置している。敷地面積は600m2で碑はその中心に配置され高さ約6m、形態は三角錐の集合体による三次元的構成であり、厳冬にも耐えうるようチタン材を使用した碑がコンクリート基礎の上に固定されている。

また、碑文は太陽の光を受けて虹色に輝き、素材の特質を生かす工夫が施されている。

碑文は、齋藤十朗厚生大臣(当時)の揮毫によるものである。

5 碑文

「さきの大戦において北太平洋の諸島及び海域で戦没した人々をしのび平和への思いをこめてこの碑を建立する」

6 維持管理状況

厚生労働省がアメリカ合衆国魚類・野生生物局に委託して、慰霊碑の掃除、良好な保全、巡回などを行っている。

7 備考

慰霊碑が建立されているアッツ島は、アメリカ合衆国沿岸警備の施設があり、渡航するためには許可が必要である。なお、遺族等は国等が主催する慰霊巡拝等により渡航している。


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